2017年07月02日 14:00
暑い夏。冷凍室を開こうとすると、子どもから感じる熱い視線が…。そう、アイスです。冷たくて甘いアイスは、大好きな子どもも多いです。でも、あまり早くあげたら体調不良や虫歯になってしまうかも。 一体アイスはいつから食べさせていいのでしょうか。子どもにアイスを食べさせるときの注意点について調査してみました。
暑くなってくると食べたくなるのがアイス。まず思うのは「アイスはいつから食べられるの?」ということですよね。食べる時期としてはアイスは離乳食後期の生後9ヵ月を過ぎたくらいから食べても大丈夫だと言われているようです。
でも、気をつけなければ体調不良やアレルギー、しつけの面でトラブルが起こってしまうこともあります。
アイスを子どもに楽しく美味しく食べさせるために、注意すべきポイントを確認しておきましょう。
アイスを子どもにあげるときには、食べる時期やあげる量、アイスの選び方に注意が必要になります。
アイスは冷たいので、子どものお腹が冷えてしまう原因に。お腹が緩いときには控えるほうが無難です。体温調節が苦手な赤ちゃんのサポートをするかたちで暑い時期に少量を限定してあげるようにするとGOOD。
また、熱が出ているときでも、お薬を飲ませるためにお薬をアイスに混ぜてちょっとだけ食べさせているというママもいます。その場合、子どもの様子をしっかり見ていてあげましょう。
赤ちゃんは、一度おいしいものを覚えると、そこからグレードを下げてくれないものです。冷たくて甘いアイスはおいしすぎるので要注意。「夏バテみたいだから食欲がわくかと思ってアイスを食べさせてみた」という人は、下手をすると薄味の離乳食自体を食べてくれなくなることもありますし、アイスがないと癇癪を起こすようになってしまうこともあります。
糖分が高い食べ物のあげすぎは虫歯や肥満のもとにもなりますので、まずは少量だけあげて様子を見るようにしましょう。
口の中で溶けてしまうアイスは、いつからでも食べられそうですよね。でも使われている材料には、アレルギーを起こしてしまったり赤ちゃんの病気を誘因してしまうものもあります。
バニラアイスには卵や牛乳が使われていますし、そのほかの市販のアイスにはアーモンドやナッツ類、小麦などアレルギーのもとになってしまうものもあります。また、ハチミツや黒糖には乳児ボツリヌス症の原因となるボツリヌス菌が含まれている可能性もありますので、注意が必要です。
『離乳食の進み具合でアイスを選ぶようにする』というのも重要ですが、まずは手作りアイスをあげるというのもアリです。
バニラアイスのように卵や牛乳を使ったものではなくて果汁で作ったシャーベットや豆乳アイスは簡単に作れるノンアレルギーアイスですので、手作りアイスを考えているという方はぜひ試してみてください。また子どもがアレルギーの可能性がある場合、アイスのデビュー自体遅らせることも視野に入れておきましょう。
いろいろ注意点を調べてはみたものの、みんな実際にはどれくらいにアイスデビューしているのでしょうか。
離乳食後期や1才なった頃からアイスを食べさせ始めたご家庭もあれば、幼稚園のおやつで出てくるまであげなかったご家庭もあるようです。
家庭の方針などもあると思います。周りのママ友にも相談をしながら決めてみてくださいね。
もうすぐ1才で、赤ちゃんにアイスをいつからあげるか考えているのママは、ピジョンから発売されている「1才から食べられる手作りアイスの素」もオススメ。はじめにこのアイスを食べさせてあげてもいいかもしれませんね。
出典:ベビーザらス