天才・藤井聡太棋士を育てたモンテッソーリ教育は、家庭でもできる?

「子どもの頭を良くしたい」というのは誰しもが考えること。実は今、そんな”頭が良くなる”と話題の教育があるのです!それが、『モンテッソーリ教育』。なんでも、史上最年少で七段に昇段した天才棋士・藤井聡太さんがこの教育を受けていたのだとか。更に、モンテッソーリ教育は、Amazonの創設者やGoogle共同創設者なども影響を受けているといわれています。今回はそんな『モンテッソーリ教育』はどんなものなのかリサーチしてみました!

モンテッソーリ教育とは?

モンテッソーリ教育とは、簡単にいうと子どもが「自分で自分を教育する」という考え方に基づいて興味がある物事にとことん取り組ませてあげるという教育方法のこと。

イタリアのマリア・モンテッソーリ医学博士が提唱した教育方法で、子どもに合った環境をつくってあげることで、子どもは自主的に1つひとつのものごとに集中して取り組むようになり、それぞれの子どもがもつ能力を開花させることができると考えられています。

モンテッソーリ教育ってそんなに凄いの?

このモンテッソーリ教育が日本で注目されたきっかけは、天才棋士・藤井聡太さんが受けた教育だということでしたが、実はこの教育で育ったり影響を受けた人物には「世界的に活躍している人」や「天才」が多いのです。

ちょっと調べてみると、

・サーゲイ・ブリン氏:Google創業者
・ラリー・ペイジ氏:Google創業者
・マーク・ザッカーバーグ:Facebook創業者
・ビル・ゲイツ:Microsoft創業者
・ジェフ・ベゾス氏:amazon創業者
・ジミー・ウェルズ:Wikipedia創業者
・ピーター・ドラッカー:経営学者(「マネジメント」の産みの親)
・ウィル・ライト氏:天才ゲームクリエイター(シムシティなど)
・ガブリエル・ガルシア・マルケス:作家・小説家
・ジャクリーン・ケネディ・オナシス:元アメリカ大統領夫人
・ウィリアム王子:イギリス王室王子
・ジョージ王子:イギリス王室王子

経済でも政治でも錚々たるメンツですよね。

モンテッソーリ教育を受けた人の中には、ほかにも学者やゲームクリエイター、小説家など、「興味を活かした仕事」をしている人も多いよう。

これは「子どもの教育にぜひ取り入れたい!」と思うのも当たり前かもしれませんね。

モンテッソーリ教育は、家庭教育にも取り入れられる!

モンテッソーリ教育では、親や先生などの大人がするのは、「成長したい」と考えている子どものサポート。要求を組み取りながら自由に学ばせてあげることが大事なのだそう。

そんなモンテッソーリ教育は幼児のうちからの教育が大事。幼稚園や塾などで行っているところもありますが、次のことに気をつければ家庭教育にも取り入れることができます。

①子どもを常によく観察する

まずは「子どもが何に興味を持っているのか」を注意深く観察することが大事です。「この子は何をしているのだろう?」と不可解に思えるような行動も、子どもが何かに興味を持っている証拠。

そういったものに子どもの成長のヒントが隠されていることもありますので、注意深く観察してみましょう。

②「敏感期」を見極める

モンテッソーリ教育で重要になるのが「敏感期」。敏感期とは「何かに強く反応を見せる時期」のこと。

例えば、「お友達と遊んでいる時におもちゃやお菓子を独り占めする」、「右足からじゃないと靴を履きたくない」、寝る時に「〇〇がないと寝られない」、「ずっと真似っこされる」など、一見”困った”と思えるようなことが子どもにとっては大事なことも。

子どもの発達期には、その時期を逃せば育むことはできないものも多いので、機会は絶対につぶさないようにしてあげましょう。

③「敏感期」のこだわりを十分に満足させてあげる

敏感期は、子どもを大きく成長させるチャンス。「そんなことしないの!」と叱るのはNGで、そのこだわりをよく理解し、十分に満足させてあげるようにしましょう。

そのためには子どもがやってみたいと思う環境を適切に用意し、大人は子どものやる気をサポートしてあげることが大事になります。

モンテッソーリ教育を行うための注意

家庭教育にモンテッソーリ教育を取り入れるためには、次のような点に注意するようにしましょう。

子どもをとことん信じる

まずは、子どもが安心して気になることをどんどん勉強できるように、大人はしっかりと信頼してあげること。多少やんちゃをしていても「見守られている」という安心感は大事です。

日頃から笑顔でポジティブな言葉がけはもちろん、子どもにちゃんと向き合って対応してあげるようにしましょう。

清潔で危なくない空間を作る

子どもは思う存分勉強したくても、不潔だったり危険だったりする場所だと中々集中することはできません。子どものサポートの第一歩は、環境を整えること。清潔で快適な空間を保つようにしてあげましょう。

発達段階に応じて子どもをサポート

モンテッソーリ教育では、子どもの発達段階に応じたサポートが大事。0~3歳までは、無意識に知識を吸収する時期。

歩いたり物を掴んだり言葉を話したりし始めた子どもたちは、次第に歌ったり踊ったりお絵かきをしたりできるようになりますし、「こっちの方が大きい」といったような感覚を身に着けていくようになります。

そんな子供たちは、6歳までにはバラエティに富んだ情報を取捨選択できるようになり、文字や数も理解していきますし、日常生活に必要な知識なども覚えていきます。

こういった発達段階に応じて、その時その時の興味をとことんサポートしてあげるようにしたいですね。

子どもに「教えて」と言われるまで手を出さない

子どもが間違っていても「違うよ」と教えたりアドバイスや誘導をしたりするのは、実は子どものやる気をそいでしまうことにつながります。

大人がいうことだけを聞いていたら、自分で考える機会や経験をつぶしてしまうかも。つい口出ししてしまいそうになりますが、子どもに「教えてほしい」とサインを送られるまではジッと我慢するようにしましょう。

子どもに選ばせる

親が決めてさせるのではなく、子どもにどちらがよいか聞いて判断させて思った通りにやらせてみせましょう。失敗しても自分で学んで成長してくれます。

満足感も得られます。最初は2択から。大きくなるにつれて選択しをどんどん増やしてみましょう。親が見守りながら小さな判断を続けていくことで、子どもはいざという時の判断力を養うことができます。

子ども目線の説明を

子どもに説明する時には、話すかやってみせるかどちらかにしないと子どもは混乱してしまうことも。そのため、説明しながらデモンストレーションをするのはNG。

まずはやって見せて、それから説明するようにすると良いでしょう。また、大人の動きは早すぎるため、デモンストレーションを行う時には”ゆっくり”を心がけましょう。

自由=無法地帯ではない

子どもに「自由」に学ばせるモンテッソーリ教育ですが、「自由=無法地帯」ではありません。

自分が選んだことや決めたことには責任を持って最後まできちんとやり遂げるようにすることは大事ですし、ものを大切に扱う、目的に沿った使い方をする等も守らなくてはならないこと。

こういったルールは徹底させましょう。おもちゃのお片付けの場所を相談して決めるなど、ルールを一緒に作ると子どもも守りやすくなりますよ。

モンテッソーリ教育で「生きる力」を身につけさせてあげましょう!

モンテッソーリ教育の目標は、「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつづける姿勢を持った人間に育てる」ということ。

主体的に動くことができるようになり”指示待ち”になる傾向も少ないので、ダイレクトに『生きる力』を育むことができるような印象です。

心配なのは学力ですが、実際にモンテッソーリ教育を受けた子どもたちの学力は中学校受験が出来るほど優秀で、他の子ども達と比べて特に低くなってしまうということもないようです。

「好きこそものの上手なれ」という言葉もありますが、子どもが「やりたい」と思っていることを手助けすることで子どもは大きく成長できるのかもしれませんね。

藤井聡太棋士が受けたモンテッソーリ教育、ぜひ家庭の教育にも取り入れてみましょう!

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