ファミレスのお子様ランチは何歳からOK?食べさせる際の注意点は?

ファミレスで子供に大人気のメニューと言えば、お子様ランチ。かわいい見た目に子供が大好きなメニューやお菓子、おもちゃがついてくるので、子供にとってはとても魅力的です。でも「何歳から食べさせて大丈夫?」と気になるママも多いのではないでしょうか?今回は、ファミレスのキッズメニューを食べられる年齢と食べるときの注意点をまとめました。

ファミレスで子どもに大人気のメニューと言えば、お子様ランチ。かわいい見た目に子どもが大好きなメニューやお菓子、おもちゃがついてくるので、子どもにとってはとても魅力的です。でも「何歳から食べさせて大丈夫?」と気になるママも多いのではないでしょうか?今回はこれから子どものファミレスデビューを迎えるママやパパに向けて、お子様セットやキッズメニューを食べられる年齢や、頼む時の注意点をまとめてみました。

お子様セットやキッズプレートは、ファミレスのお得&人気メニュー

子どもが離乳食を卒業すると、家族で外食などもしやすくなってきます。小さな子どもとの外食で便利な飲食店は、やはりファミレスです。お子様セットやキッズプレートなどが豊富で、お子様ランチが用意されているお店も多いです。おかずが子どもの好きなメニューになっていたり、ご飯がかわいいデザインで盛りつけられていたりすることもあれば、デザートやおもちゃがついているものもあります。だからキッズメニューは、子どもたちも大好き!普段偏食したり小食だったりという子どもも楽しい気分で食べてくれます。また、子どもの好きそうなメニューをまとめて注文できるので、ママやパパにとってもお得なメニューです。

食べさせていいのか心配…。お子様ランチは何歳から?

子どもとの外食で、お子様ランチを食べさせてもいいのか心配になってしまうママやパパもいるでしょう。ファミレスのキッズメニューやお子様ランチは、何歳くらいから食べられるのでしょうか?お子様ランチが食べられる時期に明確な決まりはありませんが、離乳食を完了して”ある程度大人と同じモノが食べられるようになったら”がひとつの目安と言えます。

子どもだけでは量が食べ切れないうちは、まだ大人用のメニューを頼んで一緒にシェアして食べるのが無駄もなく経済的です。キッズメニューと言っても、おかずの味つけは大人と同じか若干薄めというお店がほとんど。唐揚げやフライのような脂っこいメニューもあれば、ポテトなどにしっかりとお塩がふられていることもあります。

早ければ1歳半くらいから食べているという子どももいますが、「量が多くて食べきれない」「塩分の摂り過ぎが不安」などの理由から、子どもが幼稚園に通うようになってからデビューしている家庭もあります。

このように子どものお子様ランチデビューの時期は家庭によってまちまちですが、2~3歳くらいで食べ始めたという家庭が多いようです。2~3歳くらいというと、ちょうど「○○がしたい」などと主張をはじめる時期。メニューに載っている好きなご飯やデザイン、キャラクターなどを見て「これ食べたい」と言われてからデビューをする、というケースも多いようです。ちなみに、大抵のファミレスでは幼児向けのメニューとして、3歳を目安にキッズメニューを作っているそうですよ。

【初めてのお子様セット】メニューを頼む時の注意点

お子様セットやキッズメニューを初めて頼む時には、まずメニューで子どもが食べられる内容になっているか、また食べられないものが入っていないかをしっかりと確認することが大切です。メニューをチェックする際に、注意するべきポイントについて解説します。

アレルギーの食材がないかメニューで確認

メニューを頼む前にチェックしておくべきなのが、そのメニューが子どもの食物アレルギーに引っかからないかということ。小麦や卵、牛乳、エビなどはキッズメニューでもよく使われる食品です。ファミレスではこういった食材を使っているかどうかをメニューに記載してあることも多く、ホームページでも確認することができます。子どものアレルギーについてしっかりと把握したうえで、チェックしてから頼むようにしましょう。

子どもにちょうどいい量になっているか確認

キッズメニューは写真で見ると手頃なサイズに思えますが、実際に手元に届くと「2~3歳では食べきれなさそう…。」と思うほどの量があることも。初めてお子様ランチやキッズプレートを注文する時には、子どもが食べられる量にするように気をつけてあげましょう。また食べきれなかった時にサポートできるように、ママやパパは”ちょっと少なめ”のメニューをオーダーしておくと残さずにすみますよ。

幼児向けなのか小学生向けなのか確認

キッズメニューと言っても、お店によっては対象としている年齢が異なる場合もあります。お子様ランチは3歳を目安に作られているところが多いですが、中には小学生向けのメニューをラインナップしているお店も。キッズメニューの注文は小学生以下と指定されているお店も多いので、対象の年齢をしっかりとチェックすることも大切です。中には幼児用のメニューと小学生用のメニューを分けているお店もあるので、自分の子どもの年齢や好みに合ったメニューを選ぶようにしましょう。

【初めてのお子様ランチ】食べる前に気をつけたい注意点

初めてのお子様ランチがテーブルに到着したら、子どもはもちろんママやパパもワクワクしてテンションが上がってしまうケースは多いです。子どもに与える前に使われている食材や適正な量、味の濃さなどに注意して、大人がしっかりとチェックしたうえで子どもに食べさせるようにしましょう。

食材の大きさの調整をしておく

食べにくい大きいサイズや噛み切りにくいおかずは、子どもに食べさせる前に小さめにカットしてください。ボイルや茹で野菜もカットしておくことでモグモグと噛みやすく、胃への負担も少なくできます。テーブルにあるフォークやお箸を使ってもいいですが、お願いすればナイフやフォークなどを借してくれるお店も多いです。また、子どもの外食用にフードカッターを持ち歩くのもおすすめです。

味つけや熱さは大丈夫?

子どもは濃い味のものに慣れてしまうと、薄めの味のものを食べなくなってしまいます。それを防ぐためには、なるべく濃い味つけの食事を与えないのが1番です。キッズメニューにも「子どもにしては味つけが濃いかも」というものもありますので、子どもが食べる前に大人が一口味見をするようにしましょう。濃い味つけのものは省くこともできますし、ラーメンやスープなどは水で薄めたりチャーハンなどは白米を混ぜたりして、子どもにちょうどよい味つけに調節することもできます。また揚げ物やスープなどは、できたてでとアツアツということも。こういった場合にも大人がきちんと味見しておくことで、火傷を防止できます。

揚げ物の量は調整する

揚げ物を食べ過ぎると、子どもの未熟な消化器官にダメージを与えてしまうことも考えられます。胸焼けや嘔吐にもつながりますので、食べ過ぎは厳禁です。子どもの手元に届いてしまうと食べたい気持ちをセーブするのは難しいので、子どもに出す前に量を調節してあげるようにしましょう。また、揚げ物の場合は衣を半分くらいはがしてから食べさせるのもおすすめ。これだけでも、カロリーを大幅に下げられます。ポテトや唐揚げなどは、紙ナプキンで1度脂を拭きとってからあげるようにするのもおすすめです。

お菓子やデザートに注意!

イラスト:赤星ポテ子

お子様ランチは子どもにとっては好きな食べ物ばかりが並んでいる夢のようなメニューです。特にお菓子やゼリーなどのデザートがついていると、それが一番好きという子どもも多いでしょう。そのため、ママやパパが気をつけないと、真っ先にお菓子やデザートを食べてしまってメインのご飯を残してしまうかもしれません。お子様ランチやおまけつきのキッズメニューを頼む場合は、「デザートは最後!」とできるようなママやパパの工夫も必要ですよ。

お子様ランチやキッズメニューがないお店では何を頼む?

ファミリーレストランの多くは、キッズメニューやお子様ランチがメニューにラインナップされています。けれども中には、キッズメニューが用意されていないお店もあるでしょう。特別なキッズメニューがないお店で、幼児におすすめのメニューをいくつかご紹介します。

親のメニューをとり分ける

キッズメニューがないお店で、一番多い選択肢が親からのとり分けです。定食などを頼んで子ども用に少し分けたり、大盛のメニューを頼んで子どもと半分にしたり、上手に大人用のメニューを活用するママやパパは多いです。ただし中には大盛のとり分けを禁止しているお店もあるので、注文の際には必ず確認するようにしましょう。

ミニサイズのメニューを選ぶ

キッズメニューは用意されていないお店でも、セットで頼むミニ丼などが用意されている場合は多いです。小さな子どもであれば、ミニ丼サイズでも充分な食事になります。子どもが食べやすい親子丼やそぼろ丼などがおすすめです。

うどん

離乳食期から食べやすいうどんは、キッズメニューがないお店でも子どもが食べやすいメニューのひとつです。切ったり潰したりすれば、低月齢の時期でも食べられますし、味の濃さの調節もしやすいため幼児用のメニューとしてもぴったりです。

パンケーキ

キッズメニューがないお店でも、スイーツのメニューとしてパンケーキがあるお店は多いです。子どもに食べさせるなら、あまり味のついていないプレーンなパンケーキのオーダーがおすすめ。生クリームなどが乗っている場合は、別添えにしてもらったり最初からトッピングなしでオーダーするのもひとつの方法です。

キッズメニューは、”たまに楽しむ”が正解

お子様ランチやキッズメニューは、外食ということで味つけが濃いこともありますし、添加物が気になるという人もいます。でも、月に数回というような「たまに楽しむ」という場合には、あまり神経質にならないという家庭の方も多く、よい息抜きにもなるでしょう。

ファミレスのお子様セットやキッズメニューは、年々メニューが増えたり豪華になったりと充実傾向にあります。子どものファミレスデビューの前に人気ファミレスチェーンのお子様メニューをチェックして、子どもが食べられそうなメニューのお店を探してみてください。

 

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