陣痛の痛み軽減はコツが必要!先輩ママが行ってきた“いきみ逃し”の方法は?

出産が近づいてくると、「陣痛がこわい」というママも増えてきますよね。そんな時には、先輩ママたちがどうやって陣痛を乗り越えたかを調べておくと安心するものです。そこで、今回はみんながどのように陣痛を乗り越えているのか、本当に痛みを軽減するのに効果的な方法についてリサーチしてみました!


陣痛の痛みといきみ逃し

お腹全体がギューッと締め付けられるような陣痛は間隔が狭まっていくにつれてどんどん痛みも大きくなり、1~2分間隔になってくると痛みに加えて便意をもよおしているときのように「出してしまいたい」という感覚になってきます。

しかし、そう思ってもぐっと我慢していきまないようにしなければなりません。
実はこのときはまだ子宮口も7cm程度しか開いておらず、子宮が全開になって子宮口が柔らかくなるまでは赤ちゃんが出ていく出口も狭い状態になっています。無理に押し出そうとするのは母子ともによくありません。

子宮口や子宮頸管が切れてしまい産後に椅子に座れないほどの痛みに襲われることもありますし、赤ちゃんも低酸素状態になりやすく、苦しい思いをさせてしまうことになります。また、出産時のいきみによって、出産後しばらくの間頭の形が変わってしまったという話もよく聞きます。

また、いきむことで力が入り、子宮口が開きづらくなるとも言われています。結果、お産が長引いてしまうこともあるようです。

そこで必要になるのがいきみ逃し。陣痛の痛みに耐えながらいきみたい気持ちを逃してあげることが大事になのです。

それでは、先輩ママはそんな陣痛の痛みやいきみたい気持ちをどのように軽減させたりいきみ逃しをしていたのでしょうか?リサーチしてみました。


陣痛の痛みの軽減方法1「呼吸法」

陣痛の痛みを流すためによく言われるのが、呼吸法です。口をすぼめ、ゆっくりと長ーく息を吐き出すことで、お腹の赤ちゃんにも十分に酸素を届けることができ、ママも呼吸法に集中することでリラックスできます。

マタニティヨガや母親学級、病院で事前に教えてもらえる方法ですので、この方法で乗り越えたという先輩ママはとても多いです。

ヒッヒッフーという呼吸のラマーズ法もありますが「そんなに何度も吸っていられない」「過呼吸気味になる」という先輩ママの意見もあるようです。人間の身体は息を吐くと自然と息を吸えるようになっていますので、吐くことだけに集中しましょう。

助産師さんや旦那さんに手を握ってもらって「息を吐いて」と声を掛けてもらうと頑張れそうな気もしますね。

出典:twitter

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陣痛の痛みの軽減方法2「マッサージ」

腰やおしり、尾てい骨をぐっと押してマッサージすることで陣痛が楽になることもあります。

助産師さんがしてくれる病院もあるようですが、病院や時期によってはバタバタしていることも多くて身内だけで対処しなければならないことも多いです。

出産経験者の話では、陣痛の波が来たときに渾身の力を込めたマッサージをするのが良いそう。ほかにも腰をさするのも有効なのだとか。自分でする場合にはテニスボールで押すと力が入ると言いますよ。

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陣痛の痛みの軽減方法3「股や肛門を押す」

股や肛門を押す方法は、陣痛の痛みというよりもいきみ流しとして有名な方法です。

はじめて聞く人はふざけているように感じるかもしれませんが、この方法は助産師さんからも指導される本当に効果があるいきみ流しの方法です。

人に押してもらったほうが効果的で、手で押すよりもテニスボールなどで押すほうが、押す方も押される方も気持ちが楽です。

1人で陣痛の痛みに耐えている場合は、正座やあぐらで座り、かかとで肛門を押すのがおすすめです。

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そのほかの陣痛の軽減やいきみ逃し方法

先輩ママたちが実際に行った陣痛の痛みを軽減させたりいきみを逃す方法はいかがでしたか?

ほかにも、「好きなことや楽しいことを考える」「動く」「叫ぶ」といった方法で我慢をしたという先輩ママもいます。

また、怖がったり嫌なものだと思わずに「もうすぐ赤ちゃんに会える」「赤ちゃんが生まれたらあんなことやこんなことをしよう」などとプラスに考えることで痛みも軽減されて陣痛も乗り越えやすくなると言われています。

陣痛は、必ず乗り越えられますし、いざとなったらお医者さんも助けてくれます。一大仕事ではありますが、なるべく気負わずリラックスして出産に臨むようにしたいですね。