紙コップでおもちゃを作ろう!簡単・楽しいアイデア10選

子どもと手作りのおもちゃで遊びたい、一緒に作れる簡単なおもちゃでおうち時間を楽しみたい。そんな風に考えるママは多いでしょう。けれども「手作りおもちゃって難しそう」と感じている方もいますよね。 そこでおすすめなのが、紙コップを使った簡単製作。 おうちにある材料で作れるおもちゃも多く、作りたい時に簡単に始められるのが紙コップ製作の魅力です。 今回は親子で楽しめる、簡単な紙コップおもちゃのアイデア10選をご紹介します。子どもとおもちゃ作りを楽しんでみたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

紙コップでおもちゃ製作するメリットは?

 

おもちゃ製作の材料として、保育園や幼稚園でも活用されている紙コップ。紙コップを使った製作は子どもが扱いやすいだけでなく、ママやパパにとってもたくさんの魅力があります。まずは、紙コップでおもちゃを製作するメリットについてご紹介していきましょう。

材料を手軽に用意できる

紙コップは来客用やアウトドア・ピクニックに使うなどの理由で、自宅に常備している方も多いアイテムです。そのため、紙コップで製作をやりたいと思い立ったら、すぐに材料として準備できます。また100円ショップでも豊富な種類の紙コップが売られているので、手軽に用意できてコスパがいい点も魅力のひとつです。

簡単な作り方が多い

紙コップを主な材料としているおもちゃ製作は、基本的に簡単に作ることができます。低年齢向けや保育の現場向けにアレンジされているものも多く、小さな子どもでも親子で一緒におもちゃ作りを楽しめます。材料を揃えるのも手軽なので、失敗しても何度でも作り直しがしやすい点もポイント。

遊びの中で子どもの創造性を育める

シンプルな紙コップで製作をすると、絵を描いたり色を塗ったり、重ねたり切ったりと子どもの創造性を育みやすいです。紙コップはまとめて売られているものが多く、ストックがたくさんあるので、親としても気兼ねなく自由に工作をさせてあげられます。親子で楽しく遊びながら、子どもの感性や創造性に刺激を与えられるのも紙コップ製作をするメリットのひとつだと言えるでしょう。

紙コップでおもちゃを作る際に用意した方がいいもの

紙コップでおもちゃを作る際に用意した方がいいものは、以下の5つです。

  • セロハンテープ
  • ハサミ
  • のり
  • 輪ゴム
  • クレヨン

基本的な工作の材料が揃っていれば、紙コップ製作を充分に楽しめます。クレヨンは絵を描いたり色を塗ったりするのに使いますが、シールなどを貼って飾りつけをしてもOK。ハサミを使えない年齢の場合は、ママやパパがサポートしてあげましょう。

紙コップで作る簡単おもちゃ10選

それではここから、紙コップを使った簡単なおもちゃの作り方を解説していきます。定番のおもちゃからちょっぴり変わったおもちゃまで、おすすめの作り方を10個集めてみました。どれも思い立ったらすぐに作れるようなものを選んでいるので、作ってみたいおもちゃがあったら親子で一緒に楽しんでみてください。

思い立ったらすぐ作れる「紙コップロケット」

<用意するもの>

  • 紙コップ2つ
  • 輪ゴム2本
  • のり
  • ハサミ
  • 画用紙
  • ペン
  • 定規

紙コップと輪ゴム、のりなど家にある材料で簡単に作れる紙コップロケットです。紙コップ4ヶ所に等間隔に切り込みを入れ、2本つなげた輪ゴムをひっかければ完成。輪ゴムをかけるところは少し難しいかもしれませんが、慣れれば自分でもできるようになります。ロケットや動物など子どもが好きなように飾りつけができるので、親子で時間を忘れて楽しめますよ。

出典:Youtube

自由な飾りつけを楽しむ「紙コップけん玉」

<用意するもの>

  • 紙コップ2個
  • ひも
  • 折り紙
  • ハサミ
  • テープ
  • のり
  • 飾りつけ用のシールなど

好きなように飾りつけした紙コップを2つくっつけて、紙の玉をひもでつなげるだけの簡単工作です。飾りつけをするのがメインの工作なので、絵を描いたり色を塗ったりするのが好きな子にもおすすめ。シールやマスキングテープを貼って、カラフルな飾りつけを楽しみましょう。完成後は何度も遊べるおもちゃになるので、子どもの満足度も高いです。

出典:Youtube

ゴムでくるくる!紙コップが飛ぶおもちゃ

<用意するもの>

  • 紙コップ2個
  • セロハンテープ
  • ビニールテープ
  • 輪ゴム3本

2つくっつけた紙コップにつないだゴムをくるくる巻きつけると、紙コップが飛行機のように飛んでいくおもちゃです。作り方はとても簡単なので、年齢に関係なく誰でも気軽に作って一緒に遊べます。動画ではデザインのあるかわいい紙コップを使用していますが、子どもに絵を描いてもらうのもおすすめ。親子で一緒に飛ばして遊ぶのも楽しそうですね。

出典:Youtube

イベントにも活躍する「紙コップクラッカー」

<用意するもの>

  • 紙コップ
  • ボールペン
  • ハサミ
  • えんぴつ
  • 割りばし
  • 輪ゴム
  • アルミホイル
  • コットンボールや切った折り紙など(クラッカーの中に入れるもの)

紙コップの中に入れたコットンボールや、カットした折り紙がポンっと飛んでいくクラッカーです。

紙コップの底にボールペンで穴を開け、8等分の切り込みを入れてえんぴつなどに巻き付けて丸くします。2㎝ほどに切った割りばしに輪ゴムを結び、紙コップに開けた穴に通します。輪ゴムにアルミホイルを通し、一緒に丸めればクラッカーの本体が完成。パーツが少し細かいので、割りばしのカットなど親のサポートは必須です。ちょっとしたイベントやお祝いごとなどの際に、みんなでクラッカーを作って盛り上げましょう。

出典:Youtube

親子で一緒に作りたい「がしがしハンド」

<用意するもの>

  • 紙コップ2個
  • ハサミ
  • ストロー
  • ホチキス
  • カッター

カットした紙コップとストローで、マジックハンドのようなおもちゃを作ることができます。片方の紙コップを指の形になるようにカットし、がしっと掴めるように折り目をつけます。先に切り込みを入れたストローを、紙コップの底にホチキスでつけます。もう片方の紙コップの底に穴を開け、ストローを通せば完成です。

紙コップを指の形に切り取るところや、ホチキス、カッターを使うところは子どもには少し難しいので、大人がサポートしてあげましょう。UFOキャッチャー遊びなど、さまざまな応用も楽しめますよ。

出典:Youtube

動きがかわいい「とことこペンギン」

<用意するもの>

  • 紙コップ(水色や青)
  • 画用紙
  • 両面テープ
  • ペン
  • 単三電池
  • 輪ゴム
  • セロハンテープ

ペンギンのように飾りつけをした紙コップに、輪ゴムと電池をくっつけます。輪ゴムをくるくると回転させてテーブルの上に置くと…、ペンギンが歩いているかのようなかわいい動きが楽しめる簡単工作です。電池を使用するので、子どもが口に入れないよう取り扱いには注意が必要。

出典:Youtube

紙コップとビー玉で作る「コマ」

<用意するもの>

  • 紙コップ
  • ハサミ
  • ペン
  • ビー玉
  • セロハンテープ

紙コップに8等分の切り込みを入れ、太陽のように広げて好きな絵を描きます。裏側にセロハンテープでビー玉を貼れば、おどろくほどよく回るコマの完成。できるだけカラフルに絵を描いた方が、回った時にキレイに見えますよ。

出典:Youtube

赤ちゃんと一緒に遊べる「紙コップパペット」

<用意するもの>

  • 紙コップ
  • ハサミ
  • ペン

紙コップをつぶして半分にカットし、広げれば後ろに持ち手があるパペットになります。動物やキャラクターの絵を描いてママやパパが作れば、赤ちゃんとも一緒に遊べる紙コップおもちゃです。3歳くらいの子どもであれば、一人でも作ることができます。

出典:Youtube

口がパクパク!「紙コップのティラノサウルス」

<用意するもの>

・紙コップ 2個

・たこ糸

・ティラノサウルスのパーツ

・はさみ

・キリorつまようじ

・セロハンテープ

・ビニールテープ

しっぽを引っ張ると口がパクパク動くティラノサウルスです。

カットした2つの紙コップを組み合わせて、たこ糸でつなげて、ティラノサウルスのパーツを貼り付けたら完成。恐竜好きな子どもたちには大人気間違いなし!パーツを変えればちがった種類の恐竜もできますよ。

出典:Youtube

吹いたら回る!「紙コップの吹きコマ」

<用意するもの>

・紙コップ

・ストロー 4本

・紙

・ボタン

息を吹き込むと回るコマです。

紙コップを半分の高さぐらいに切り、側面にストローが通る大きささの穴を均等に4箇所、また底の中心にストローより少し大きな穴を開けます。曲がるストローを4本用意し、紙コップの側面の穴から差し込み、テープなどで固定し、曲がる部分を少し曲げます。コップの飲み口を貼って塞ぎ、中心に出っ張りを作ったら完成。

ストローをカラフルにしたり、柄を描いてもかわいく仕上がります。

 

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紙コップでおもちゃを作る際の注意点

紙コップで作るおもちゃはどれも簡単な作り方のものが多いですが、子どもだけに任せてしまうと危険な点もあります。紙コップ製作をする際に、一緒に楽しむ保護者や大人が気をつけなければいけない注意点を3つご紹介します。こちらを意識して、子どもをサポートしてあげてください。

ハサミやカッターは大人と一緒に使用する

おもちゃ製作でハサミやカッターを使う場合は、必ず大人と一緒に使うようにしましょう。低年齢の子どもにハサミを持たせる場合は、絶対に目を離さないようにしてください。またカッターは小学校低学年でも扱いが難しい道具なので、必要であれば大人が代わりにやってあげるのがおすすめです。

細かいパーツを使う際は誤飲に注意

紙コップ自体は大きいので、小さい子どもにそのまま与えても危険が及ぶことはほとんどありません。ただし飾りつけや中に入れる材料として、ビーズなどの細かいパーツを使う際は注意が必要です。誤って飲み込んだり鼻の中に入れてしまったりするケースもあるので、細かいパーツは使用するまで手の届かないところで保管するようにしましょう。

手を出し過ぎない

紙コップを使った製作は、子どもが自分でどんどん先へと進みたくなるくらい簡単なものも多いです。子どもが間違えそうになるとついつい手を出したくなる気持ちもわかりますが、あえて手を出し過ぎないようにすることが大切です。失敗もひとつの学びになるので、アイデアを活かしたり、独創性を育んだりするためにも、3歳以降からは子ども主体で作れるように意識してみましょう。

まとめ

紙コップを使ったおもちゃ作りは、子ども自身が楽しんでどんどん手を動かしたくなる魅力に溢れています。材料も手軽に用意でき、親子の時間を楽しむ方法としてもおすすめです。おうち時間に何をしたらいいかと悩んだ時は、ぜひ紙コップ製作で楽しいひと時を過ごしてみてください。


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