妊娠初期症状の特徴11選!おりものの変化、腹痛、頭痛、腰痛はある?チェックしよう!

赤ちゃんを待ち望んでいるママの中には、「妊娠しているかどうか早めにわかれば良いのに。」と思っている方も多いはず。妊娠しているかどうか早めにわかれば、運動や食事など赤ちゃんのことを考えた生活を送ることができ、健康な赤ちゃんを産みやすくなります。 そこで気になるのが、「妊娠したらどんな初期症状が出るのか?」ではないでしょうか。 今回は、妊娠初期の症状について、一般的な特徴を11個まとめて解説してみました。

妊娠初期症状はいつから出る?

妊娠初期症状は、「もしかして妊娠したかも?」という時に、人によって現れる症状で、つわりなどがあります。

症状が現れる期間もばらつきがあり、次回の生理予定の1週間前くらい(妊娠3週)から症状が現れるという方もいれば、生理予定日を過ぎて1~2週間(妊娠5~6週)経ってから症状が現れる方もいます。

妊娠初期症状には、安定期を迎えるころに落ち着くという場合もあれば、妊娠中期や後期にマイナートラブルとなり、再び悩まされてしまうという場合もあります。

なんだか辛いイメージのある妊娠初期症状ですが、早めに気づくことができれば赤ちゃんのことを考えた生活を送ることができ、健康な赤ちゃんを産みやすくなります。

妊娠初期の症状の特徴を11個チェックしよう

妊娠初期症状には、どのようなものがあるのでしょうか?

一般的な妊娠初期症状の特徴を、11種類ご紹介するのでチェックしてみてください。

 特徴①:生理ではない出血がある

生理予定日の1週間くらい前に、まれに「生理ではないのに出血する」という症状が見られます。

これは、受精卵が着床する時に、まれに子宮壁を傷つけてしまい、出血するために起こります。

血の色は鮮血や茶色、ピンクなど、様々で、おりものに混ざって排出されるということもあります。

出血する際は、少量だという特徴があります。

もしも生理でもないのに大量の血が出た場合は、不正出血が疑われます。

速やかに病院で診察を受けるようにしましょう。

特徴②:基礎体温が高くなる

妊娠中は、基本的に体温は生理中や生理後よりも0.3℃ほど高くなる症状が出ます。

そのため、生理予定日になっても基礎体温が下がらない場合は、妊娠している可能性があります。

また、生理の1週間ほど前に、高温期にも関わらず1日くらい0.3℃ほど基礎体温が下がる「インプランテーションディップ」という症状が現れることがあります。

インプランテーションディップは全員に現れるわけではありませんが、基礎体温をつけていて、不自然に体温が低くなっている場合は、妊娠している可能性があります。

特徴③:おりものが水っぽくなる

敏感な方の中には、おりものの変化に気がつくという方もいます。

通常、生理前はおりものはサラッとしていて量は少なくなりますが、妊娠すると水っぽいおりものに変化し、量も多くなります。

おりものが水っぽくなり量が多くなるのは、ホルモンバランスの変化から起こるものです。

かなり気がつきにくい変化であるため、他の妊娠初期症状とあわせて判断しましょう。

特徴④:吐き気や気持ち悪さがある

最もメジャーな妊娠初期症状が、気持ち悪くなったり吐き気がしたりという「つわり」です。

つわりには、主に次のような症状があげられます。

  • 吐きつわり:食べ物や飲み物を飲むと気分が悪くなる
  • よだれつわり:自分の唾液が増え、飲み込むのが辛くなる
  • 食べつわり:何も食べていない状態だと気分が悪くなる
  • 匂いつわり:米が炊ける匂いなど、特定の匂いを嗅ぐと気分が悪くなる

特徴⑤:眠気や身体のだるさを感じる

妊娠初期には、夜きちんと寝ていても無性に眠さやだるさを感じてしまう「眠りつわり」という症状が出ることがあります。

仕事中にもかかわらず眠気を感じてしまい、思わぬミスをしてしまったり、通常であれば寝ない場面でも寝てしまったりということがあります。

このような眠い症状が現れた場合は、無理に起きようとせず寝てしまうのが一番です。

仕事中の場合は、上司に妊娠の可能性を伝え、早退や仮眠の許可を得ると良いでしょう。

特徴⑥:情緒不安定になる

妊娠するとホルモンバランスが変化するため、精神面に影響することがあります。

涙もろくなったり落ち着かない気持ちになったり、ちょっとしたことでイライラしてしまったり…。

中には、外出するのが極端に億劫(おっくう)になってしまうという方もいます。

情緒不安定になった時は、なるべくストレスを溜めないように、人と話したり趣味や自分のために時間を使うのがおすすめです。

あまりに長く続くようであれば、マタニティブルーかもしれません。

無理をせず、産婦人科の先生や地域の保険医さんに相談してみましょう。

特徴⑦:頭痛が出る

妊娠すると、頭痛に悩まされるという方もいます。

頭痛の原因は、血管拡張効果のあるエストロゲンという女性ホルモンの分泌が増えるためです。

ずっしりとした痛みが続く偏頭痛と同時に、気分が悪くなってしまったり、吐き気を感じてしまったりという場合もあります。

特徴⑧:お腹が痛む

妊娠すると、生理予定日の1週間前くらいに、子宮周りに痛みの症状が出る方もいます。

これは、「着床痛」と呼ばれ、着床時にまれに起こる症状です。

それ以外にも、生理予定日後も子宮を引っ張るような痛みがあることもあります。

下腹部にこういった引っ張るような痛みの症状が出るのは、妊娠準備がはじまった証拠です。

また、女性ホルモンのプロゲステロンの分泌が増えることで、下腹部痛以外にも消化器系に異常が現れることがあります。

キリキリとした胃痛や胸焼け、便秘や下痢のほかに、頻尿などの症状に悩まされやすくなります。

特徴⑨:胸に張りや痛みが出る

妊娠中は、胸の張りや痛みを感じる方は少なくありません。

胸の張りや痛みは、産後に授乳するために、乳首や乳腺が発達することが原因で起こります。

生理前にも張りや痛みがあるという方もいるかと思いますが、妊娠していない場合は、生理がくるとホルモンバランスが変化するため、胸に違和感を感じることことはありません。

そのため、生理予定日を過ぎても胸に張りや痛みを感じる場合は、妊娠初期症状を疑った方が良いかもしれません。

特徴⑩:腰痛が出る

腰痛は、妊娠後期に赤ちゃんの重みで起こりやすいマイナートラブルがですが、妊娠初期にも腰痛が出る場合があります。

妊娠初期に腰痛になる原因は、女性ホルモンの変化によるものです。

リラキシンという女性ホルモンによって骨盤周りの筋肉が緩むため、腰痛になりやすくなります。

妊娠初期は腰への負担が増える時期ですので、無理に重いものを持ち上げたりせず、ものを拾う時にも膝を曲げて拾うなど、なるべく腰に負担をかけないよう気をつけましょう。

特徴⑪:食べ物や匂いの好みが変化する

妊娠初期の症状には、そこまで好きではなかったものを無性に食べたくなったり、今まで気にならなかった電車や車の匂いがどうしても受け入れられなくなってしまったりということもあります。

多くの妊婦さんが経験していることではありますが、実は原因はよくわかっていません。

子どもが成長した時の食の好みが、妊娠中のママの食の好みと同じになるなど、不思議なことも多いです。

妊娠初期症状による味覚や嗅覚の変化は、産後には戻るという場合が大半です。

匂いなどで気持ち悪くなってしまう場合は、周りの人たちに伝え、なるべく嗅がずにすむように対策しましょう。

妊娠初期症状が辛い場合

妊娠初期の症状は、精子が着床した後に女性ホルモンの量が増え、バランスが変わるために現れると考えられています。

気がまぎれる方法を探す

症状によっては「辛すぎる」と感じる方もいると思いますが、身体が赤ちゃんを育てる準備をしているためだと、思ってなるべく我慢したいところ。

「友人と話をしたり、出かけたりしている間は気が紛れて楽になる!」という方もいますので、試してみてはいかがでしょうか?

辛すぎる場合は産婦人科へ

いくら我慢したいとは言っても、「食べ物が全く食べられない」「水が飲めない」など、明らかに我慢できる範囲を超えてしまう場合もあります。

妊娠初期症状が辛すぎる場合は、産婦人科で診断してもらうようにしましょう。

産婦人科では、点滴を打つなどの対応してくれます。

妊娠検査時や、検診時に相談してみることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

妊娠初期に出る症状について、11個の特徴を解説しながらお伝えしました。

症状が辛い場合は、すぐに産婦人科に相談するようにしましょう。

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