バンボはいつから?赤ちゃんに合わせて使えるベビーチェアのおすすめ5選

ベビーチェアといえば有名なバンボですが、「いつからいつまで使えるの?」や「どんなときに使えるのかな……」と疑問に感じるママやパパもいるでしょう。バンボはお座りの補助や離乳食の椅子として活躍する育児アイテム。せっかく選ぶならば、安全性や機能性をしっかり把握しておきたいですよね。この記事では、バンボがいつからいつまで使えるのか、そもそもバンボとはどのような椅子なのかを解説します。 さらに、バンボ以外のおすすめのベビーチェアを5つご紹介します。子どもやご家庭の生活スタイルに合わせたベビーチェアを選びたいと思っていても、選び方がわからず悩んでしまう方も少なくありません。保育士がベビーチェアの選び方についてもわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


PR

バンボはいつからいつまで使える?

 

バンボの公式サイトの情報によると、初めてのお座りに使える「ベビーソファ」の対象月齢は首がすわる時期から14ヶ月頃で、適応体重は10㎏までです。また、赤ちゃんの成長に合わせて長く使える「マルチシート」の対象月齢は、支えなしで座れるようになる6ヶ月頃から3歳頃で、適応体重は15㎏までとなっています。

しかし、ベビーソファの対象月齢は首がすわる時期と定められているものの、赤ちゃんによっては体を支えられず前のめりになってしまうことがあります。姿勢が崩れてしまうときは、使用時期を遅らせるとよいでしょう。

また、対象月齢であっても赤ちゃんの成長にともない座ることを嫌がったり、体が収まらなくなったりして使用できなくなることもあります。バンボは赤ちゃんにフィットする形状であるため、時期によっては太もも部分が引っかかったり足まわりが狭く感じたりすることもあるでしょう。赤ちゃんがハイハイを始めると足まわりがすっきりして座りやすくなる場合もありますので、また使い始めることを検討してみてくださいね。

バンボとは?

Bumbo(バンボ)とは、南アフリカ共和国で生まれたブランドです。世界中のママやパパに愛され、現在は130以上の国と地域で販売されています。バンボブランドといえば、腰がすわる前から使用できるベビーソファが有名です。ベビーソファは、「孫を安心して座らせてあげられる椅子を作ろう」というおじいちゃんの愛情が形となって誕生しました。

安全性や機能性に優れたベビーチェア

バンボの素材はポリウレタン製で、弾力があり感触が柔らかいことが大きな特徴です。赤ちゃんを包み込むような形とゾウの足のようなどっしり感があり、赤ちゃんがひっくり返りにくい設計となっています。さらに、椅子自体の高さが低いため赤ちゃんが不安定になりにくいことも特徴。見た目はコロンとしたかわいらしい形で、カラーバリエーションも豊富です。

さまざまなシーンで使える育児便利アイテム

バンボを使用することで、じっとしていることが難しい赤ちゃんでも短時間座ることができます。たとえば、ママやパパが洗濯・料理・掃除などの家事をしているときや、赤ちゃんの髪を結ぶとき・散髪や爪切りのときにも活躍します。ベビーソファは、オプションのプレートレイを使用して食事用チェアとして使用可能。マルチシートの場合は、収納できる専用トレイがもともとついています。

バンボはポリウレタン製で水拭きや薄めた洗剤液でサッと拭けるため、お手入れしやすいところも人気の理由。さらに、ベビーソファは1.2㎏と軽量なため、室内や外出先への持ち運びに適しています。

バンボを使用するときの注意点

バンボは、短い時間で赤ちゃんが座ることを想定して作られたものです。ずっと同じ姿勢でいることは赤ちゃんにとって良くないため、長い時間使用することは避けましょう。バンボを使用するときは、赤ちゃんから目を離さないようにすることが重要です。赤ちゃんが苦しそうにしている・頭が落ち込んでいる・前のめりになっているときは危険ですので使用をやめてください。

【ベビーソファを使用できない場所】

・椅子やテーブルの上、階段、縁側などの高い場所

・浴室、プール、斜面など滑りやすい場所

・ストーブのような火気の近く

・ブラインドやカーテンの側

ベビーソファは椅子の上では使用できませんが、マルチシートは大人椅子に取り付けて食事や遊ぶときに使用できます。

また、バンボは浴室では使用できませんので、バンボ以外のベビーバスチェアを使うことをおすすめします。もしもバンボをお風呂の時間に使用したいときは、脱衣所に赤ちゃんをバンボで座らせてあげて目を離さないように見守りましょう。

バンボのメリットとデメリット

ベビーチェアの中でも特に有名なバンボですが、使用することにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。バンボの使用を検討している方に向けてメリットとデメリットに焦点を当ててご説明します。

メリット

・赤ちゃんを安全に一定時間座らせてあげられる

・赤ちゃんがいつもと違う目線を楽しむことができるため気分転換になる

・絵本の読み聞かせがしやすい

デメリット

・対象月齢だとしても赤ちゃんによってはサイズが合わず、足が抜けにくくなることがある

・他のベビーチェアに比べて、対象年齢の幅が狭い

・無理に座らせると、脊椎の歪みの原因になることがある

ベビーチェアを選ぶ際のポイント3選

ローベビーチェア

 

バンボに興味を持っているママやパパの中には、他のベビーチェアと比較検討したいと考えている方もいるでしょう。とはいえ、ベビーチェアの種類は多く、「どのように選んだら良いの?」と悩んでしまいますよね。ここでは、ベビーチェアの選び方のポイントを3つご紹介します。

食卓の高さに合うタイプを選ぶ

ベビーチェアには大きくわけて、「ハイチェア」「ローチェア」「テーブルチェア」の3種類があります。それぞれ特徴が異なりますので、家庭の食卓に合わせて選択することをおすすめします。

【ハイチェア】

ハイチェアとは座面が高く設定された椅子のことで、ダイニングテーブルで食事をする家庭におすすめです。大人と子どもで同じ目線で食事ができるため、食事介助がしやすいでしょう。

ハイチェアは足置きや座面を調節できるため、対象月齢の幅は広い傾向があります。折りたためるものもありますが、多くの場合は木製でできているため重量があり持ち運びしづらいでしょう。

【ローチェア】

ローチェアとは背の低い椅子のことで、ローテーブルで食事をする家庭におすすめです。ローチェアは高さがないタイプですので、食事だけではなくお絵描きをするときや絵本を読むときなど気軽に使用でききます。高さ調整できるものもありますが、ハイチェアに比べて調節の幅が狭い傾向があります。

【テーブルチェア】

テーブルチェアとは、テーブルに直接取り付けられる椅子のことです。折りたたんでコンパクトになるものが多く、持ち運びしやすい椅子といえるでしょう。テーブルチェアには脚がないため、テーブルの下を掃除しやすいことがよい点です。一方で、脚がないため安全性には十分配慮する必要があります。

安全性を重視する

ベビーチェアを選ぶときは、赤ちゃんの落下やズレを防ぐベルトがついているか確認しましょう。たとえば、股ベルトがついていると赤ちゃんがずれ落ちにくくなります。特に、高い位置で使うハイチェアやテーブルチェアは安全性に配慮された製品を選びましょう。5点式ハーネスを採用しているものは、肩・腰回り・股下を固定できるのでより安全です。

使い方に合わせて素材を選ぶ

ベビーチェアは素材によって特性が異なりますので、家庭の使い方に合わせて選ぶことをおすすめします。たとえば、木製は長く使用できるナチュラルな雰囲気のものが多いですが、重さがあり持ち運びはしづらいでしょう。一方で、プラスチックは持ち運びやすい軽く素材ですが安定性や耐久性には注意が必要です。プラスチックの場合、汚れが染み込みづらくお手入れはしやすいでしょう。

ポリウレタンは赤ちゃんの体にフィットしやすくコンパクトで軽量という特性があります。しかし、体にフィットする形状のため使用できる期間が短い傾向にあります。

ベビーチェアのおすすめ5選

離乳食や遊ぶときに便利なベビーチェアですが、たくさんの種類から何を選んだらよいか迷う方も多いでしょう。ここでは、おすすめのベビーチェアを5つご紹介します。ハイチェア・ローチェア・テーブルチェアから特に使いやすい製品をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

タンスのゲン|ハイチェア

出典:Amazon.co.jp

タンスのゲンは本社を福岡県大川市に置き、家具やインテリアの開発や販売を行っている会社です。タンスのゲンのハイチェアは、座面の高さ11段階・足置きの高さ13段階・背もたれの奥行が4段階調節できます。対象年齢は7ヶ月~12歳と幅広く、デザインも長く使えるシンプルなものとなっています。座面と背もたれには柔らかいクッション入りで、座りやすいところが良いポイントです。

Beyond Junior|ハイチェア

出典:Amazon.co.jp

Beyond Juniorは、アメリカ合衆国テキサス州に拠点を置くベビー用品ブランド「Abiie」の製品です。座面と背もたれにクッションがついているので座りやすく、5点式ハーネスつきで安全に座ることができます。メーカー推奨年齢は腰がすわった時期から大人まで使用することが可能。食事用・ベビー用・ジュニア用・大人用と4通りなるので長く使えます。食事用として使用するときは、テーブルのカバーを丸洗いできるのでお手入れが楽なところがおすすめポイントです。

SmartAngel|ブースターチェア

出典: 楽天市場

SmartAngelは西松屋のプライベートブランドで、安全と機能性を追求した高品質な製品づくりにこだわっています。SmartAngelの高さ調整ブースターチェアがおすすめの理由は、床の上でも椅子の上でも使用可能なところです。ソフトで優しい座り心地のポリウレタン製のクッションを採用し、3点式ベルトで安全に赤ちゃんが座ることができます。対象月齢は、6ヶ月~36ヶ月(体重15㎏未満)で、成長に合わせて高さを3段階に調節できます。取手がついているので、気軽に持ち運びできるところも良い点です。

feedme|ブースターチェア

出典:楽天市場

Feedmeは、ベビー用品の総合メーカー「カトージ」のブースターチェアです。Feedmeの良いポイントは大人の椅子にも取り付けられるため、外食でも気軽に使えることです。コンパクトに折りたためるため持ち運びしやすく、床でもローチェアとして使用できるためそのときの状況に合わせた使い方ができます。さらに、椅子のテーブルを動かしたり外したりできるため子どもの乗せ降ろしがしやすい設計になっています。

使用対象年齢は6ヶ月~36ヶ月で、成長に合わせて座面の高さを4段階に調節可能。股ガードがあり子どもがずり落ちないような設計になっています。

KIMINO|テーブルチェア

出典:Amazon.co.jp

KIMINOテーブルチェアはどのような高さのテーブルにも取り付けられるところがおすすめポイントです。さらに、折りたたむとコンパクトになるため、家での食事以外にも外食・里帰り・旅行などのさまざまな場面で活躍します。

対象年齢は、約6ヶ月~3歳頃です。5点式ベルトで赤ちゃんが立ってしまうことを防ぐので、安心して食事を楽しめるでしょう。KIMINOテーブルチェアのカバーは、高品質のオックスフォード布で作られているため、赤ちゃんの肌に優しく速乾性もあります。カバーが汚れたときは、取り外して洗濯機で洗えるため清潔を保つことができます。

まとめ

バンボのベビーソファは、世界中で愛され続けるベビーチェアです。首がすわる時期の赤ちゃんを安心して座らせてあげられることができる育児アイテムですが、対象月齢の幅が狭いことやお風呂で使用できない点は知っておくべきでしょう。バンボのメリットとデメリットを理解した上で、赤ちゃんやご家庭のスタイルに合わせて選んでみてくださいね。

また、ボンバの他にもベビーチェアには高さを調節して長く使えるものや、コンパクトに折りたためるものなどいろいろあります。ママやパパが納得のいくベビーチェアを購入して、赤ちゃんとの時間を楽しんでみてくださいね。


あわせて読みたい

関連リンク:【2023年最新】育児に大活躍!おすすめハイローチェア7選