2017年07月22日 10:00
暑くなると注意したいのが赤ちゃんの水分補給。汗っかきな赤ちゃんは、水分もたくさん必要になります。でも、飲みすぎだったり冷たすぎだったりすると、赤ちゃんの身体に負担になってしまうこともあります。そんな赤ちゃんの水分補給のポイントとは?お水を飲みたがらない子の水分補給のコツと併せてチェックしておきましょう!
大人よりも体温が高く汗っかきな赤ちゃんは脱水症状になりやすく、熱中症にもなりやすいと言われています。そのため、こまめに水分補給が必要になります。水分不足になるとおしっこの回数が少なくなったり臭いがきつくなったりします。そういった場合にはすぐに水分補給をしてあげなければなりません。
しかし、2歳くらいまでの離乳食期の赤ちゃんはまだ消化器官も未熟なこともあって、間違った水分補給をしてしまうと赤ちゃんの身体に負担になってしまうこともあります。
まずは、赤ちゃんが快適に過ごせるように、「いつ」「何を」「どれくらい」飲ませればよいのかを確認しましょう!
赤ちゃんの水分補給に気を付けなければならない場面は、体内の水分が大量に失われる「沐浴やお風呂に入った後」や「外出後」です。また、夏の暑い時期には「外出中」にも赤ちゃんの様子を見ながら水分補給をするようにしましょう。外出中の場合、涼しいところで飲ませてあげてくださいね。
ほかにも、体調が悪いときにも水分補給は重要になります。「発熱がある場合」には汗をたくさんかきますのでこまめな水分補給が必要になります。「咳や鼻水が酷い場合」にも、水分補給をすることで痰や鼻水のキレをよくして楽にしてあげることができるそうです。
ほかにも、「汗を大量にかく」ことや「泣く」ことでも水分は失われます。赤ちゃんは水分補給をすることで落ち着くということもありますので何か飲ませてあげるようにしましょう。
赤ちゃんの水分補給でいいと言われているのは母乳やミルクです。赤ちゃんがアレルギーになってしまう心配もなく、ママのためにもゴクゴク飲んでもらいたいものです。でも、外出中は中々あげられないこともありますし、離乳を考えている場合にはほかの飲み物にもちょっとずつ慣れさせたいですよね。
そんな時には、まずは「赤ちゃん用」として売られている飲み物をチェックしてみましょう。赤ちゃん用の飲み物にはお茶やお水、イオン水や果汁などのジュースがあります。ミルクと同じように粉を溶かすタイプのものもありますが、ペットボトルや紙パックのものは外出時に調達することができるので便利ですね。
そんな市販のお茶やお水、ジュースには、それぞれ飲めるようになる月齢があります。下記を参考にしてみてください。
注意したいのは、糖分が多いジュースは赤ちゃんが習慣的に甘いものを欲しがるようになって肥満や虫歯のモトとなってしまうこともあるということです。水分補給は必ずしもジュースでなくてもいいので、なるべく避けるようにしたほうがいいかもしれません。あげる場合も、お水で薄めてあげましょう。
そういった「赤ちゃん用」のもの以外にも、カフェインが入っていないお茶も経済的でおすすめです。
×NG→緑茶、紅茶、ウーロン茶
○OK→麦茶、コーン茶、玄米茶
飲ませてあげる時期は、病院の先生や先輩ママにも相談してみてくださいね。まとめて作って、スパウトなどに移してあげるとママも楽です。
「赤ちゃんがあまり水分を摂ってくれない」と心配するママは多いです。しかし、母乳やミルクが飲めていておしっこの量が減るなどの脱水症状が出ていなければそこまで心配することはないかもしれません。
例外として、風邪の時などには具合が悪いために飲めないということもあります。風邪をひいたら汗をかきますし咳や鼻水を楽にするためにも水分はなるべくとらせてあげたいところです。
その場合は、アクア水などのジュースをお湯で薄めるか、それでもだめならシャーベットにしてみると食べてくれることがあります。シャーベットはお薬が飲めない子にも効果的ですので試してみてください。
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