子供・家族と楽しめるボードゲーム。先輩ママが盛り上がるゲームや選び方を実体験から紹介!

雨の日や寒い日暑い日。どこかお出かけするもちょっと。今日はお家で大人しく過ごしましょう!という日ありますよね。でも一日中部屋に閉じこもっていると、子供が飽きてきて「一緒に遊んでー!」攻撃が…。そんな時におすすめなのが家族みんなで楽しめるボードゲーム。ボードゲームは、ゲームのルールを理解するのがまだ難しい小さい子供でも遊べ、みんなで楽しめるものがたくさんあるんです♪今回は、トモママの先輩ママが実際に子供と遊んだ中からおすすめのボードゲームをご紹介!


ボードゲームでコミュニケーション能力を養う

ゲームというとついついテレビゲームや携帯アプリをさせてしまいがちですが、デジタルゲームばかりさせてて子供の成長に影響はないのかしら??と思っている親御さんも多いと思います。

そこでオススメなのはボードゲームです。ボードゲームは知育にも最適で、親子や友達とのコミュニケーション能力を育てる遊びとしても注目されています。

勝負の相手が生身の人間である必要性

ボードゲームの一番の魅力は相手が人間であるということ。同じゲームでも機械を相手にするのと親兄妹や友達が相手とでは大分感情の揺れ幅が異なり、人間相手にはその気持ちは何倍にも膨れ上がります。

負けた時に学ぶ

特に自分が負けた時に感じる「悔しい」「悲しい」「怒り」などの負の感情に対して、感情をどうやってコントロールしたらいいのか学ぶとてもいい機会になります。

最初は負けて「つまらない!」「もうやらない!」と拗ねてしまう子供もいるかもしれません。そんな時は、周りの状況に目を配るよう大人が声をかけてあげてください。

「ほら、お父さんは結構カードが溜まってきたね」「お兄ちゃんはちょっと苦戦中なのかな?」そんなちょっとした声掛けで今まで自分しか見えてなかった状況が違ったものに見えてくるはずです。

同じルールで一緒に楽しんでいるんだ、みんながいないとゲームはできない、一人じゃできないんだ!と子供が感じ取ってくれれば、癇癪(かんしゃく)も起こしにくくなります。

勝つ喜びを見いだせた時、「勝つって面白い!」と気付けるはずです。
自分が考えて出した行動が結果に結びつく喜びを得る、とてもいい経験になるでしょう。

自然と身につく理解力・想像力・洞察力・決断力

ボードゲームでは、ルールを知り、どうやって勝利するのか、相手の顔や声の調子、自分の置かれた状況、次の手など様々な事を考えなければなりません。

ゲームをする中で、このような理解力・想像力・洞察力・決断力が自然と養われていきます。良い意味での「空気の読める」賢い大人に育つためにとても大切な部分です。

子供の理解力をみてボードゲームを選びましょう

小さい子供にあまりにも複雑なルールを押し付けても理解できないのは当たり前です。単純なルールのものか、少し考えが必要なものか、子供の発育に合わせて選ぶようにしましょう。

小さい子供や癇癪(かんしゃく)を起こしやすい子供には、過度な仕返しや、他のプレイヤーへの攻撃手段があるゲームは避けたほうがよいでしょう。
みんなが理解し楽しめかがボードゲームを選ぶ一番の前提です。

 


入門編ボードゲーム(3歳ぐらい〜大人まで)

ここからは、おすすめのボードゲームをママのプレイ体験談も交えながらご紹介。まずは、子供のボードゲゲームデビューにおすすめの3アイテムです。

「ゲーム ワニに乗る?」

こちらはまさに単純明快!とてもシンプルなルール。ワニの背中に様々な形をした動物たちを順番に積み上げていき、崩してしまったらその動物を引き取ります。手元の動物がなくなったら勝ちです。

動物の形が実に様々で、細長かったり、つるつると滑りやすかったり。何も考えずに積んでいくとすぐに崩れちゃいました。

「一つ置く」「二つ置く」「土台にする」「人に押し付ける」など、サイコロの目に書かれた指示に従ってゲームを進めていくのですが、まだルールが理解できにくい子供と遊ぶ場合は、順番に1つずつ動物を載せていくだけでも楽しめます。

手先の器用さが求められるゲームです。早い子では三歳ぐらいから一緒に楽しめますよ。

形も色もとても可愛らしいので、ただインテリアとして飾ってもいいですね。

出典:amazon.co.jp 

「スティッキー」

ご幼少期に愛子様が遊ばれていてたのがこちらの「スティッキー」。3色のスティックを木製のリングで束ねてテーブルに立たせ、1本ずつ棒を抜いていって倒したら負けというゲームです。付属品のサイコロを振って、出た目の色のスティックを抜いていきます。

自由に棒を引けるわけではないところが、エキサイトするポイント。「また赤がでたー!」「倒れそう!!」と聞こえてきますよ。

そして、大人だから強いだろうと思うなかれ。案外子どもの方が上手に棒を引き抜けたりして、勝負の行方がまったくわからないので、家族みんなで盛り上がれます。

ゲームのセットは、子供では難しいので、パパ、ママが手伝ってあげてくださいね。

 

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「フィッシュミー (缶入りゲーム) 」

ルールは簡単!缶に入った魚を釣り竿で釣るゲームです。

サイコロを振って、出た色の魚を釣ります。缶に釣り竿の先がくっついてしまったら出番終了!誰かが6匹釣り上げたら、皆で釣った魚を並べて一番長い列を作った人が勝ちです。

ルールだけ聞くと簡単そうですよね?
でも、そうはいかなかったです。釣り竿の先端に超強力な磁石が付いていて、お魚のチップはその磁石にくっ付いて、釣れるのですが、釣り竿の磁石が強力過ぎて、ちょっとでも気を抜くと缶に磁石がくっついてしまうのです!

手元が狂ったり、取りにくい色の魚が出たりすると余計なところにくっ付いてしまう磁石。

「ペト!」と缶にくっ付いてしまった時は思わず叫んでしまいます。

持ち運びにも便利ですので、出かけた先に携帯しやすいのもいいですよ♪

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初級編ボードゲーム(4歳ぐらい〜大人まで)

子供がルールを理解してボードゲームで遊べるようになったら、もう1歩複雑なゲームで遊んでみましょう。

イチゴリラ

トランプの神経衰弱のようなゲームですが、大きく違うのが絵柄によって見つけなければならない枚数が違うこと!「にんじん」なら2枚、「サンタ」なら3枚、「ヨット」なら4枚、「ゴリラ」なら5枚といったようにそれぞれ見つける枚数決まっています。

また、紛らわしい絵柄が混ざっているのも面白いです。「ゴリラ」と思ったら「悟空」だ!「ヨット」じゃなくて「三角定規」だったー!!等、大人の悔しがる様に子どもは大喜びです。

人が間違えるのをほくそ笑みながら「自分なら取れる!」という期待感が高まりつつも、けっきょく間違って他の人のアシストをしてしまったりと、なかなかドラマチック。

子どものほうが意外と場所を覚えていたりしてなかなか勝敗が見えません。大人のちょっとした頭の体操にもいいゲームです。

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イライラしないで!

ドイツで知らない人はいないとまで言われている国民的ゲーム。なんとドイツでは公園にボードのマス目が書いてあったりもします。

このゲームは自分の持ち手の駒4つを、自分の目的地(スタート地点)に早く入れるのを競うゲーム。サイコロを振って出た目の数だけコマを前に進めます。

一見、ルールは単純なすごろくのように思えますが、サイコロを振って「6」の目が出ないと駒を場に置くことができず、駒がスタートするまでに一苦労。一転、6を出せば続けてサイコロを振ることができるので一気に逆転のチャンスもありです!

さらに、周回中に相手の駒と同マスにとまった場合は、相手を「場」から追い出すことが出来ます。これがプレー中のイライラポイント!自分があと少しでゴールなのに、後ろから他のプレイヤーが追いかけてきていて、追い出されそうになるとハラハラドキドキ!

シンプルなゲーム盤からは想像できないほど興奮。子どもの単なるすごろくは大人が飽きてしまいがちですよね。このすごろくは老若男女飽きませんよ!

出典:amazon.co.jp