ビジーボードを手作りするのは危ない?安全に自作できるポイントとおすすめ5選

赤ちゃんがすくすくと成長し、手を伸ばしてさまざまなものに触れようとしている姿を見ていると、そろそろ何かおもちゃを与えてみたいと感じるママも多いのではないでしょうか。最近では行動範囲が狭い赤ちゃんでも手を伸ばすだけでさまざまなものに触れることができる、手作りのビジーボードが人気を集めています。 そこで、今回はビジーボードを手作りする際に生じる危険性と安全に自作できるポイント、市販のおすすめビジーボード5選をご紹介します。この記事を参考にして、子どもの成長や興味に合った最適なビジーボードを手に入れてくださいね。

ママたちに大人気!ビジーボードとは?

出典:楽天市場

ママたちから人気を博しているビジーボードとは、穴がたくさん空いたデザインボード(有孔ボード)に、子どもが触れて楽しめるアイテムをつけた知育おもちゃです。このビジーボードは、年齢や興味に合わせておもちゃの組み合わせを変えられる他にも、多くの魅力が詰まっています。

そこで、ここではビジーボードがママたちに選ばれる理由やその魅力について解説します。

ビジーボードがママたちに選ばれる理由

アルファベット

 

ビジーボードは、さまざまな機能を一つにまとめた多機能なおもちゃです。数字やアルファベットの学習、色や形の認識、手指の発達を促すパズルやギア、ボタンの開閉など遊びながら触覚、視覚、聴覚などの感覚を育てていくことができます。こうした一つのおもちゃから幅広い教育効果が得られることが、ママたちにビジーボードが選ばれる理由になっています。

また、持ち運びが便利で場所も取らないことから、外出時に活躍するおもちゃとしてもママたちに喜ばれています。

家族みんなで楽しめる!ビジーボードの魅力

多くのママたちから注目されているビジーボードには教育的な効果だけでなく、家族みんなで楽しめることも魅力です。

まず、ビジーボードで遊んでいる子どもの姿を通して、成長を直接感じることができます。例えば、子どもが試行錯誤しながらボタンやジッパーの開閉ができた姿を家族みんなで褒めてあげましょう。そうすることで子どもは肯定感を高め、意欲的に遊んでくれます。さらにママや兄姉が一緒に遊ぶことで、それぞれのアイテムの使い方を見て学ぶこともできるでしょう。また、こうした家族みんなでビジーボードを楽しむ中で、子どもの成長や興味に合わせたおもちゃの必要な組み合わせも把握できます。

子どもの成長に合わせて自作もできる

ビジーボードは市販の製品だけでなく、自分で自作することも可能です。子どもの成長や興味に合わせて必要なアイテムを選ぶことができ、親子のコミュニケーションを促進することにも役立ちます。

ビジーボードを自作する際には木材やプラスチック、布などの素材が必要です。また、ビーズやボタン、数字やアルファベットのパーツなど、さまざまなアクセサリーも用意しましょう。その際に子どもと一緒に必要なアイテムを選び、製作するのもおすすめです。

ビジーボードを手作りする際の安全性と注意点

赤ちゃんから楽しむことができるビジーボードは子どもが直接手に触れて遊ぶため、誤飲やケガなどには細心の注意が必要です。特に自作をする場合は、丈夫で安全な素材を選び、小さな部品や飛び出しやすいパーツがないかなどをしっかりと確認することが大切です。

そこで、ここではビジーボードを手作りする際の危険性や注意点、安全に自作するためのポイント、さらにおすすめの100均アイテムまでご紹介します。

ビジーボードを自作する際の危険性とは?

ビジーボードを自作することで、子どもの成長や興味に合わせたオリジナルの知育おもちゃを製作することができます。しかし、その製作過程には次に挙げる3つの危険性があることを理解して、適切な対策を講じる必要があります。

1. 飲み込みや窒息の危険

小さな部品や付属品は子どもが誤って飲み込み、窒息する可能性があります。

2. 刺し傷や切り傷につながる危険性

ビジーボードの製作には木材や金属部品を使用することがあります。これらの素材は鋭利な端があるものも多く、子どもの手を切ってしまうなど刺し傷や切り傷が生じる危険性があります。

3. 有害性のある材料

特に塗料や接着剤などの材料には、子どもにとって有害な可能性のある化学物質が含まれていることがあります。

ビジーボードを安全に自作するためのポイント

有孔ボード

 

愛情を込めて自作したビジーボードでも、安全性に配慮されたものでなければ子どもの誤飲やケガにつながる可能性があります。そうならないためには、次に挙げる3つのポイントをおさえておきましょう。

1. 安全な素材の選択

できるだけ子どもに無害で、安全に触れることができるものを選びましょう。特に塗料や接着剤には注意が必要です。しっかり乾燥しているかを確認するようにしましょう。

2. 小さな部品は必要最低限に取り入れる

誤飲や窒息するリスクを避けるため、取り外し可能な小さな部品はなるべく使用しないようにしましょう。取り付ける場合は、全ての部品がしっかりと固定されているかを必ずチェックしましょう。

3. 鋭利な端や突起の処理をする

木材や金属などに鋭利な端や突起している部分がある場合は、その部分をカットや研磨をして滑らかにしておきましょう。これにより、子どもがケガするリスクを軽減することができます。

また、定期的に安全チェックを行うことも大切です。固定部分が緩んでいないか、劣化や損傷がないかを確認しましょう。

自作に活用できる!おすすめの100均アイテムを紹介

ファスナー

 

ビジーボードを自作する際には、手軽に手に入る100均アイテムが大変便利です。ここでは、ビジーボード作りにおすすめの100均アイテムをご紹介します。

・フェルト生地

フェルト生地は柔らかな素材で、タッチ感覚を刺激するのに最適です。さまざまな色や形状を切り出してビジーボードに取り付けてみましょう。

・ステッカー

子どもが大好きなキャラクターのステッカーや、数字やアルファベットのステッカーを貼ってビジーボードをより魅力的に彩りましょう。

・カラフルなボタンや紐

ボタンや紐は、子どもの手先の動きを促します。さまざまな色や素材を選ぶことで、視覚やタッチ感覚を育てることができます。

・ジッパーバッグ

ジッパーの開閉ができるバッグを取り付けるのも、手先の練習に役立ちます。中に小さなおもちゃを入れると、開閉の楽しさを倍増させることができます。

こうしてビジーボードを自作することは、子どもの成長や興味に合わせてママ自身が材料をカスタマイズできる楽しみがあります。しかし、自作する時間が取れない場合や安全性が心配な場合は、市販のビジーボードも検討してみましょう。

市販もあり!おすすめのビジーボード5選

子どもの成長と遊びを融合させるビジーボードは、知育おもちゃの中でも多くのママたちから注目されています。しかし、市場には数多くのタイプがあり、どれを選ぶか迷うことも少なくありません。そこで、ここでは厳選したおすすめのビジーボード5選をご紹介します。

布製ビジーボード

絵本をモチーフにして作られた布製のビジーボードは、素材が柔らかいので赤ちゃんの知育おもちゃとして最適です。種類もカラフルな色彩の時計、カレンダー、果物、数字認識、花ボタンなどがあり、色や形の認識や指先を使う練習に役立ちます。また、洗濯も可能なので、常におもちゃを清潔に保つことができます。

出典:楽天市場

バッグ型ビジーボード

ボダンの留め外し、チャックの開閉など指先遊びがいっぱいのビジーボードで、日常スキルを遊びながら学ぶことができます。他にも色、形、数値、アルファベットなどもあり、絵本としても活用できるので親子で楽しめます。また、折りたためばバッグにもなるので、外出時にも持ち運びが便利なものをお探しの方におすすめです。

出典:楽天市場

リュック型ビジーボード

主に衣服に付いているボタンやジッパー、バックルなどの留め具が付いているリュック型のビジーボードです。遊びを通してつなぐ、はずすを繰り返しながら指先を使うことで脳の活性化に繋げていきます。また、リュックの中には、お気に入りのおもちゃやお菓子なども入れることができるので、コンパクトに持ち運びしたい方におすすめです。

出典:楽天市場

木製ビジーボード

高品質の天然木で作られたビジーボードは、丁寧な手作りによって鋭いコーナーやエッジがなく安全性にも配慮しています。遊びを通してロックやスイッチの練習ができる他にも、ハンドルやギア、迷路などもあり、子どもの好奇心を満たしてくれます。天然木のぬくもりや安全性を大切にしたい方におすすめです。

出典:楽天市場

多機能幼児ビジーボード

スイッチやプラグ、ロック解除の他にも、紐やスナップボタン、マジックテープ、ジッパーなどの多機能性を兼ね揃えたビジーボードです。内外両面で使用できるため、子どもの興味に合わせたアイテムを開いて遊ぶことができます。日常スキルや遊びなど多機能なアイテムが満載のビジーボードをお探しの方におすすめです。

出典:楽天市場

ビジーボードを手作りか市販にするか迷ったら?

日々成長していく子どものためにビジーボードを準備したいと考えてはいても、手作りにするか、市販のものを購入するかを迷うママも多いことでしょう。ここでは、手作りと市販のビジーボードが持つメリットとデメリットについて分かりやすく解説します。

手作りビジーボードのメリットとデメリット

手作りビジーボードの最大の魅力は、一点物として赤ちゃんや子どもの成長や興味に合わせてアイテムをカスタマイズできることです。また、製作を子どもと一緒に楽しむことで、親子の絆を深めることにも繋がります。 しかし、手作りには時間と労力が必要です。また、適切な素材を選び、安全に作るための知識や技術も必要となります。

市販のビジーボードのメリットとデメリット

市販のビジーボードの最大のメリットは、その利便性です。専門的な知識や技術がなくても、安心して赤ちゃんや子どもに与えることができます。また、市販されている多くのビジーボードは安全性が確認されており、一定の品質が保証されています。一方で、子どもの成長や興味に合わせることが難しい場合や手作りよりも高額になることがあります。

これらを踏まえて、DIYに自信があり、またそれに時間を割くことができるなら手作りがおすすめです。また、利便性や安全性を重視したい場合は、市販のビジーボードが良いでしょう。

まとめ

ビジーボードは赤ちゃんや子どもの成長に貢献し、好奇心を満たしてくれるものではありますが、手作りをするか市販のものを購入するかの選択は容易ではありません。しかし、最高のビジーボードとは、子どもが使いたがるもの、そして使うことで楽しみながら学べるものです。最終的にはママの状況や子どもの成長と興味などを考慮して、最適な選択を行うようにしましょう。この記事が、子育てを頑張っている多くのママたち、そして赤ちゃんや子どもの笑顔につながるビジーボードと出会える一助となれば幸いです。ぜひ、参考にして最高のベビーボードを見つけてくださいね。


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