2024年04月08日 00:00
暑い季節になると、親子で水遊びをしたくなりますよね。ただ水に触れるだけでも十分ですが、水遊びをより楽しむため、手作りのおもちゃを用意するのはいかがでしょうか?今回は身近なアイテムを使って作れる、水遊び用のおもちゃを集めました。0〜5歳まで年齢ごとにおすすめの手作りおもちゃを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
水遊び用のおもちゃを手作りする前の事前準備として、材料を用意しておく必要があります。水に強く、簡単に加工できる身近なアイテムを以下にまとめました。水遊びが本格的にはじまる7月頃よりも前に、準備しておくとスムーズにおもちゃ作りをはじめられますよ。
水遊びの定番アイテムといえば、ペットボトル。そのままでももちろんおもちゃとして使えますが、穴を開けるなどひと手間加えるとさらに遊びの幅が広がります。フタも一緒に取っておいてくださいね。
牛乳パックも、家庭で日常的に手に入りやすいアイテムの1つ。ハサミでも切れるため、ペットボトルよりも簡単に加工できます。パックの形を活かしたおもちゃのほか、切り取ってまったく別のものを作るのもおもしろいですよ。
プリンやゼリーなどが入ったプラスチックカップやカットがしやすいトレートレイも、おもちゃ作りにぴったりです。またマヨネーズやケチャップなどの空き容器もそのまま水鉄砲として遊べるので、捨てずに取っておきましょう。
水をたっぷり吸収するスポンジは、アレンジ次第で水遊び用のおもちゃとしても活躍します。触り心地がやわらかいため、月齢の低い赤ちゃんでも持ったりしやすいですよ。
ペットボトルなどおもちゃのベースとなる材料のほかに、切る・貼る・飾りつけるといった材料を加工するための道具も必要です。
<水遊び用のおもちゃを手作りする際にあるとよい道具>
また子どもと一緒におもちゃを作る場合は、安全に配慮した道具も用意してあげましょう。ペットボトルや牛乳パックの加工は子どもには難しいかもしれませんが、テープのカットや飾り付けをお願いすると親子で楽しみながらおもちゃを作れます。
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出典:楽天市場
子どもの小さな手でもハサミを開けるよう、持ち手部分にスプリングがついているのが特徴です。刃先は丸くなっているので、ケガの心配も少ないですよ。
水遊び用のおもちゃを手作りする際は、カッターやハサミの取り扱いに注意しましょう。子どもと一緒に作業をする場合は、ハサミなどで手を切ってしまうのを防ぐため、子どもから目を離さないように。さらに月齢の小さい赤ちゃんがいる家庭では、寝ている間におもちゃ作りを進めるのがおすすめです。
また0〜1歳の赤ちゃんに向けたおもちゃを作るときは、材料の切り口でケガをしないよう工夫します。特にペットボトル・牛乳パックは切り口が鋭くなるので、ビニールテープで保護してから赤ちゃんに渡すようにしてくださいね。
子どもの年齢ごとに、手先の器用さやできる動きは変化していきます。手作りのおもちゃにも子どもの成長に合わせた要素を盛り込むことで、いつも以上に水遊びが楽しくなりますよ。この章では、年齢によるおもちゃ作りのポイントや作り方をご紹介します。
まずは、0〜1歳頃の赤ちゃんにおすすめな水遊び用の手作りおもちゃです。0〜1歳頃の赤ちゃんは、まだ手先がうまく使えません。そのため水に浮かべる・水を流す・握るといった、遊び方がシンプルなおもちゃを作ってあげましょう。また、小さなパーツがあると、誤って口に入れてしまう可能性があります。遊んでいる最中にパーツがわかれてしまわないよう、パーツの数や大きさにも注意が必要です。
プラスチックコップのシャワー
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出典:YouTube
プラスチックコップの底面に穴を複数開けて、ビニール紐の持ち手をつけるだけで完成します。ペットボトルでも同じように作れますが、プラスチックコップの方が軽くて柔らかいため、月齢の低い赤ちゃんにはおすすめです。透明のコップを使えばイラストも描けるので、赤ちゃんの好きなキャラクターなどをデザインするとより興味をも持ってくれますよ。
<用意するもの>
スポンジボール
手づくり玩具★【超簡単】スポンジふわふわボールの作り方
出典:YouTube
スポンジと輪ゴムのみで作れる、スポンジボール。作り方は厚さ2cmほどのスポンジに切り込みを入れて、輪ゴムで縛るだけとシンプルです。色の違うスポンジを組み合わせたり、大きめサイズのスポンジで作ってみたりと、いろいろなアレンジができます。スポンジの柔らかい感触を手で感じるのはもちろん、水を含ませてぎゅっと搾るのもおもしろいですよ。
<用意するもの>
お風呂に浮かべるラッコのおもちゃ
【工作遊び061】ぷかぷかラッコの作り方 牛乳パック お風呂で浮かせて遊べる手作りおもちゃ
出典:YouTube
まるでラッコが貝を叩いているかのような、見た目がかわいいおもちゃです。ラッコの体は牛乳パック、貝の部分はペットボトルのフタ2つで作ります。貝の部分を上から押すと、カチカチとした音が出せるのも魅力。水に浮かべるほか、室内でカスタネットとして使うこともできるので、ぜひ試してみてください。
<用意するもの>
次は、2〜3歳頃の子どもにおすすめな手作りの水遊びおもちゃをご紹介します。赤ちゃんの頃と比べて手や指先をある程度自由に動かせるようになるのが、2〜3歳頃です。できる遊びの幅がグッと広がるため、金魚すくいや水鉄砲といった少し凝ったおもちゃを作ってあげると喜びます。兄弟やお友だちと一緒に遊べるようになる時期でもあるので、喧嘩にならないようおもちゃは複数用意しておきましょう。
牛乳パックで金魚すくい
水遊び手作りおもちゃ!金魚すくいきんぎょがにげたでお風呂イヤイヤ撃退!夏祭りにも最適【保育園・幼稚園】
出典:YouTube
細切りにした牛乳パックを大きな輪っか状にし、水切りネットの中に入れて金魚すくいのポイを作ります。残りの牛乳パックで魚を作り、水の上に浮かせれば完成です。糸を垂らしてする魚釣りとは違い、水切りネットで魚をキャッチできるので子どもでも簡単に遊べます。マジックを使って、子どもに好きなイラストを描いてもらってくださいね。
<用意するもの>
ピューっと飛び出る水鉄砲
[あそび 手作り] かんたん 水鉄砲の作り方
出典:YouTube
マヨネーズとケチャップの空き容器で作る、水鉄砲です。ペットボトルよりも容器が柔らかいので、軽く押すだけで水が勢いよく噴射します。容器はどちらも透明なので、自分好みにデザインできるのもうれしいポイント。オリジナルの水鉄砲で、プールやお風呂での水遊びをより楽しめます。
<用意するもの>
タコさんのペットボトルシャワー
【保育園・幼稚園】水遊びの手作りおもちゃ4種類!【作り方・ねらい】
出典:YouTube
ビニールテープでかわいらしいタコさんを作った、ペットボトルのシャワーです。ペットボトルの表面に飾りつけをした後は、底面にキリで穴を開けるだけと短時間で完成します。フタの開閉で水の出す・止めるができるので、本物のシャワーのような感覚で遊べますよ。
<用意するもの>
次は4〜5歳頃の子どもにおすすめな手作りの水遊びおもちゃをご紹介します。4〜5歳頃では、自分のやりたい遊びなど好きなものがはっきりしてくる時期。クレヨンで絵を描いたり、テープを貼ったりなど、指先の動きもかなり上達してくるため、おもちゃで遊ぶだけでなく、作るところから親子で一緒に楽しんでください。
氷のクレヨン
【保育園・幼稚園】氷でお絵描き!?夏にピッタリの色水遊び❄
出典:YouTube
製氷トレイに絵の具を溶かした水を入れて凍らせるとだけで作れる、氷のクレヨン。絵の具を濃いめに溶かせば画用紙にも書けるため、自宅で手軽に色水遊びを楽しめます。氷が溶けていく様子や冷たさ、色を混ぜたときの変化を一緒に体験できるのもおもしろいポイントです。遊ぶ際は、子どもが氷を口に入れてしまわないよう、目を離さないでくださいね。
<用意するもの>
牛乳パックのプロペラ船
牛乳パックで船をつくってみよう おうちでできるかんたんな工作
出典:YouTube
横向きにした牛乳パックの上部を切り取って作る船です。船の後方に切り取った牛乳パックで作ったプロペラが付ついており、輪ゴムの力で回転させながら進みます。船の側面をビニールテープで補強した本格的な船なので、子どもも夢中になって遊んでくれますよ。ハサミでカットしたり、輪ゴムを巻いたりと作業工程が少し多いので、子どもにはできあがった船の飾りつけをお願いしましょう。
<用意するもの>
牛乳パックの水中メガネ
【製作時間5分】牛乳パックで水中めがね作り|保育士さんお役立ち♡製作物特集(保育ひろば)
出典:YouTube
上下をカットした牛乳パックに、レンズとしてサランラップを付けて作ります。水の中におもちゃを落として、水中メガネでのぞきながら宝探しをするのがおすすめです。またサランラップの部分をカラーセロハンに変えれば、色付きの水中メガネに。透明のレンズとは異なる見え方を楽しめます。
<用意するもの>
ブクブク!びっくりシャボン玉
【手作りおもちゃ】びっくりシャボン玉で大笑い!靴下とペットボトルでできるよ!手作りシャボン玉液の作り方も!stayhome
出典:YouTube
ペットボトルを加工すると、ブクブクと泡立つシャボン玉が作れるおもちゃに変身します。遊ぶ前の準備は、ペットボトルの底面をカッターでカットし、不要になったタオルや靴下をかぶせるのみ。また泡立ちをよくするため、水にグラニュー糖・中性洗剤を加えて、シャボン液も手作りしてくださいね。ペットボトルの底面にシャボン液を付着させて、飲み口からフーッと息を吹きかければどんどん泡が出てきますよ。いつもとは違うシャボン玉に、子どもたちも喜んでくれるでしょう。
<用意するもの>
今回は、身近なアイテムを使ってできる手作りおもちゃをご紹介しました。ペットボトルや牛乳パックのカットなど力の必要な作業はママ・パパ、子どもには飾り付けを担当してもらうことで親子で一緒に作る工程を楽しめます。子どもの年齢に合った手作りのおもちゃを水遊びに取り入れて、暑い時期を楽しく乗りきっていきましょう。
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