2018年01月18日 16:00
小さかったあの子もついに幼稚園や保育園に入園―――。そんな時にいただくのがお祝いです。親族や友人からお祝いをいただいて「自分以外にもこんなに子供の成長を見守ってくれている」ということに感激する親御さんも多いのでは?でも、入園祝いをいただいたら気になるのがお返しです。一般的には必要ないといわれていますが、感謝の気持ちを伝えたいという時もありますよね。今回はそんな入園内祝いのマナーについてまとめてみました!
何かと入り用な時にもらえるのが入園祝い。もらった時に嬉しい反面「お返しをしなきゃ」と慌ててしまっている人もいるかもしれませんね。
でも、実は入園祝いや入学祝いといった収入のない子供に当てたお祝いは、一般的にお返しは必要ありません。
入園祝いは大抵の場合は身内からいただくものなので、お返しをもらうよりも子供のために使って欲しいと思っている人が多いというのもあります。
それでも、お祝いをしてくれる気持ちは嬉しいものでもあり、素敵なプレゼントには何かお返しをしたくなってしまいますよね。また、職場の人間や友人などからお祝いをもらったら「お返しをしなきゃ気持ちが悪い」ということもあるかと思います。義理の部分がある人にはお返ししておいた方が無難というのもありますし・・・ (^^;)
そんな時には「内祝」として贈るのが通例です。そんなお返しをする際のマナーやどのようなものを贈ればよいかをまとめてみました。
まずは入園内祝いのマナーについてチェックしましょう。
一般的に内祝いはお祝いをいただいてから1ヶ月以内がベストだとされています。ただ、入園祝いの場合は、入園式が終わったくらいのタイミングで贈るのが1番です。入園祝いをいただくのは大体3月の上旬~入学式の1週間前くらいまでですので、このタイミングだと一括してお返しの品を選ぶこともでき、保育園や幼稚園の様子もお話できます。
どのような用途での贈り物なのかを示すのがのしです。なるべくつけて贈るようにしたいですね。
入園内祝の場合は、蝶結びで内祝と書かれているのしやのし袋を選ぶのが基本です。子供にむけたお祝いのお返しなので、内祝の下には子供の名前を書くようにしましょう。書いてもらったのしは、包装紙の中にのしをつけてもらう内のしにしてもらうのが内祝いとして一般的です。
贈り物と一緒に贈るとより感謝の気持ちが伝わるのがメッセージカード。ぜひとも添えたいところですよね。
とは言え、幼稚園や保育園に入園する子供はまだ字が書けないのが普通です。そこで取り入れたいのが、ママと子供の共同作業。子供が絵を描いたり、はんこや手形を押したり、折り紙やシールなどを貼ったりし、文章はママが書くと、より気持ちがこもったメッセージカードになります。文章は、お礼や何に使ったかや子供の様子などを書くとよいですよ。その際、一般的な内祝いと同じで、『お返し』という言葉はNGですので気をつけましょう。
名刺サイズやお手紙サイズのメッセージカードでは小さいので、画用紙を使ってしまっても良いかもしれませんね。また、メッセージカードやお手紙と一緒に入園式の写真を添えるという家庭も多いです。
入園祝いなどのお祝いごとの内祝いでよく贈られるのは紅白饅頭やお赤飯です。でも、最近ではお返しの品のバリエーションも充実してきて「どれを選べばよいの?」という人も多いと思います。
おすすめなのは、お菓子のように食べて消える「消えモノ」や先方が好きなものを選べる「カタログギフト」です。
お菓子で人気なのは、やっぱりクッキーなどの焼き菓子。名入れもできますので内祝いらしさも出せます。また、食べて消えるものというくくりでお茶やコーヒー、ジュースなどを選ぶ人も多いです。また、ホテルのスープやカレーなどの豪華な料理を缶詰やパウチにしたものなども人気を集めています。
カタログギフトは、もちろん食べ物や雑貨、旅行など総合的に集めたものもよいですが、特におすすめしたいのが、それぞれの分野に特化したカタログギフト。
こだわりの食べ物や雑貨だけのカタログギフトや旅行好きな人向けのカタログギフト、エステやレジャーなどの体験型を厳選したカタログギフトなど様々です。
それぞれ特化することで「こんなものまで選べるの!?」という素敵なプレゼントがあるのだとか。贈りたい人の趣味がはっきりしている場合はこういったカタログギフトの方が喜ばれそうですね。
入園祝いは、お返しをする場合でもしない場合でもお礼を言うのがマナーです。直接会えれば直接、会えなければ電話でお礼や使い途などを言うようにしましょう。また、きちんと子供からも「ありがとう」や「もらえて嬉しかった」「頑張るね」など、感謝の言葉や感想を伝えさせるようにしたいですね。
身内の場合必要がないお返しですが、しない場合でも感謝の気持ちを込めて食事会や撮影会、旅行などに誘ってみるのもよいかもしれません。きっと、「○○ちゃんの顔が見れてよい思い出が作れた」と喜んでもらえますよ。