2018年04月05日 16:30
子育ての過程でいつか始めなくてはならないのがトイレトレーニングです。同じ年齢の子供や兄弟でも、子供それぞれで進み具合もやり方も異なります。今回はトイレトレーニングの卒業のタイミングについてまとめてみました。
「昔は1歳代でオムツはずしをするものだ!」なんて風潮でしたが、最近では各家庭それぞれです。そんな中で、多くの人が2歳を目安にオムツはずしをしています。2歳の場合のトイレトレーニンググッズと言えば、トレーニングパンツと補助便座のダブル使いが一般的。ママ達に人気のトイレトレーニング方法です。
今トイレトレーニングに取り組んでいるママさん、お子さんのトイレトレーニングの進み具合はいかがですか?分かりやすいように、トレーニングパンツ卒業ポイントを挙げてみました。
どうでしょうか?上記3点がクリアしている場合、そろそろトイレトレーニング卒業目前と考えても良いですよ。
ではトレーニングパンツから子供用下着(布パンツもしくはお兄ちゃん・お姉ちゃんパンツ)に切り替えよう!と考えがちですが、ちょっとお待ちください。
自宅やご近所の公園ではOKですが、遠出する場合やトイレにすぐ行けない環境では「もしもの時」を考えておきましょう。
では「もしもの時」の対策をいくつかご紹介していきます。
飲み物を摂りすぎると、トイレの回数も多くなります。何度もトイレに行くと、子供も親もトイレに行くのが面倒に感じてしまいます。外出中は適度な水分を摂るようにしましょう。
子供のオシッコのタイミングや間隔を考えてオシッコに誘いましょう。「まだ出ない」と言うかもしれませんが、外出先ではトイレの混雑も予想されるので、なるべく余裕をもつようにしましょう。またトイレの位置も把握するのを忘れずに。
布パンツにお漏らしすると、外出先では片付けが大変です。パンツに貼り付けるナプキンのようなパットを使うと片付けも楽で安心です。
トレーニングパットを嫌がる場合、布オムツを履いてから紙オムツを履かすと安心です。しかし、お漏らししたらパンツは大変な事になるのでお着替えやビニール袋を忘れずに・・・。
トイレトレーニングはまさに一進一退。上手くいっていたのに停滞したり、布パンツからトレーニングパンツやオムツに逆戻りしたりするのもよくある話です。
失敗を知っておくことで失敗を防ぐ事ができるかもしれませんよ。
外出先でお漏らしするとママの片付けも大変ですが、子どもの自信を失ってしまう事も考えられます。「またお漏らししてしまったら恥ずかしい」とか「またママに怒られるかも」なんて幼いながらも考えてしまう子供もいるかもしれません。
2歳の子供がいる経産婦さんの場合、出産後にトイレトレーニングが大変だと考え、出産前にチャレンジする事が多いです。出産前に無事トイレトレーニングを終えたのに、出産後にお漏らしが増え、オムツに逆戻りする子供もいます。赤ちゃん返りの1つで一時的な場合が多いので、子供の様子を見ながら、時にはトイレトレーニングを一時中断も念頭に対応していきましょう。
最初のうちは楽しく、新鮮だったご褒美も飽きてしまい、やる気が無くなってしまう事も。かといって、ご褒美頼りになるのも問題ですね。時には大げさに喜んだり、思いっきりハグしてあげたりすると、もしかしたら子どもにとってご褒美以上の喜びと感じるかもしれませんよ。
2~3歳のトイレトレーニングは意思疏通が出来る場合が多く、比較的早くトイレトレーニング卒業できる事が多いです。しかし、自我が芽生える頃でもあり、素直にしてくれていた事を拒否する(イヤイヤ期)年齢になってしまいます。
最近のオムツはオシッコをしても不快感が少ないです。トイレにしょっちゅう行くよりも、オムツが楽だと気づいて布パンツを拒否する場合もあります。
今回はトイレトレーニング卒業のポイントや卒業後の対策、失敗エピソードをご紹介しました。親としてはトレーニングパンツ卒業を早く迎えたいと願ってしまいがちですが、失敗エピソードにあるように、子どもの気持ちを理解してあげられないと卒業は難しくなってしまいます。「もう少しの辛抱!」とママ達が広い心で見守ってあげてほしいなと思います。
トレーニングパンツ選びにはこちらをチェックしてみください♪
イラスト:ユキミさん
関東出身、関西在住。2歳の息子と夫と3人暮らし。
毎日成長ノンストップな息子に産後から振り回されっぱなしの新米母さん。
普段はインスタグラムにて息子の成長や日常などを絵日記にして配信中。