2022年04月01日 00:00
保育園では先生やお友だちに名前を覚えてもらえるよう、名札を付けますよね。園服をはじめ、保育園で着るすべての服に名札を付ける必要があります。しかし「名札の安全ピンで服に穴が開くのは困る」と考える、ママ・パパもいるのではないでしょうか?そこで今回は名札による穴あきから大切な服を守る、おすすめの名札付け・名札留めを紹介していきます。
名札は、毎日服の決まった場所に付けますよね。同じ場所に繰り返し安全ピンを刺し続けると、服に小さな穴がいくつも開くなど傷みが発生します。さらに気づいたときには、穴がどんどん広がっていることも。なぜ安全ピンを刺した後の穴が大きくなってしまうのか、まずは原因をおさえておきましょう。
服の素材にもよりますが、基本的に安全ピンを服へ直接つけても繊維の間を針が通るため、できた穴は洗濯や生地をもみ込むことで元に戻ります。しかし名札を引っ張るなど力を加えると、生地に負担がかかってしまい、繊維が破れて大きな穴につながるのです。園服やお気に入りの服を長くきれいな状態で着るために、穴が開かないよう対策をする必要があります。
名札に使われる安全ピンは、子供にとってはとても危険なものです。遊びの最中や気になって触っているうちに、とがった先端部分が出てしまう可能性があります。 安全ピンには触らない・着脱は必ずママやパパと一緒にやるなど、子どもとルールを作っておくと触ってケガをするリスクを減らせますよ。
名札に大きな穴が開いてしまう原因を紹介しましたが、実際にどのような対策をすればよいのでしょうか?この章では、服の選び方からアイテムを使った方法まで、服の穴あきを防ぐ3つの対策をまとめたので、ぜひ実践してみてください。
服の裏側にあて布をして補強することで、大きな穴が開くのを防げます。服に安全ピンを直接刺すことに変わりはありませんが、あて布により生地が二重になるため、強く引っ張っても繊維が破れにくくなりますよ。
<具体的な手順>
当て布には、ゼッケン生地・名前テープなどアイロン接着可能なものがおすすめです。接着剤でしっかり服にくっつくため、ずれてしまう心配がなく、名札を簡単に取り付けられます。また服の表側につけても、あて布の効果は同様です。表側につける場合は、服の色に近い生地を選んでくださいね。
服を購入する時点で、穴が開きにくいものを選ぶことも重要です。名札をつける場所にリボンや針を通すホールが付いている服など、はじめから名札をつけることを想定して作られた服もあります。生地に直接針を刺さずに名札を付けられるので、服に穴が開く心配がありません。また名札専用のデザインでなくとも、胸部分にポケットやワッペンが付いた服でも十分です。胸部分の生地が厚手になっていれば、穴が目立ちにくく、大きな穴が開きにくくなります。少し手間を加えて、無地の服に子ども好きなキャラクターのワッペンを付けるのもよいでしょう。
服に工夫を施す以外では、名札留め・名札付けといったグッズを使用するのもおすすめです。アイテムに安全ピンを通し、付属のクリップ・ストッパーで服に名札を取り付けます。服に直接針を刺さないため、穴が開く心配はありません。子どもの力でも簡単に取り付けられるタイプもあるので、名札を付ける練習にも役立ちます。
また保育園への登園・退園時は、ママやパパと一緒とはいえ、名札で子どもの名前を知られるのは防犯上避けたいところ。名札用グッズの中には名札をわざわざ取り外さなくとも、クルッと回すだけで裏返せるタイプもあります。保育園からの帰り道でも、安全に公園や買い物に出かけられますよ。
名札用グッズには、クリップやストッパーで服に取り付ける「名札付け」、ワッペンとして服に接着する「名札留め」の2種類があります。各タイプごとの特徴・メリット&デメリットをそれぞれご紹介するので、ぜひ購入時の参考にしてみてください。
本体表側に安全ピンを通し、裏側のクリップで服を挟んで名札を固定します。安全ピンを通す穴は上下に付いているものが多いので、服のデザインにあわせた使い分けができますよ。クリップタイプのメリット・デメリットは、以下のとおりです。
名札をつける本体と服を固定するパーツが別々になっているのが、ストッパータイプです。服の表側に名札が付ける本体を置き、裏側からストッパーを差し込んで取り付けます。ストッパー部分を紛失した場合に備えて、パーツが2つ付いているものも。ストッパーはボタンのような形状をしているものが多いため、紛失時はサイズの合う市販のボタンで代用できます。ストッパータイプのメリット・デメリットは、以下のとおりです。
ワッペンの下にタグのような形の布が付いており、そこへ安全ピンを通して名札を取り付けます。ワッペンは服に直接縫い付ける、もしくはアイロンで接着するのが一般的です。ワッペンタイプのメリット・デメリットをみていきましょう。
服に挟んでパチっと簡単に止められる、クリップタイプのおすすめ名札付け&名札留めを5つ集めました。各商品ごとに、魅力・価格・口コミなどを紹介します。男の子・女の子どちらも使えるデザインをまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
出典:Amazon
バッジのように、星がワンポイントが付いたデザインが特徴です。上下の2か所ずつ穴が開いており、そこへ安全ピンを通して使用します。裏側にはパチっと止められるクリップがあるので、服に取り付けるのも簡単です。口コミでは「耐久性があり、厚手の服にも使える」「余計なパーツがないのがうれしい」との声も。シリーズには星のほか、リボン・ハート・ボタン・エンブレムなどさまざまなデザインがあります。男女ともに使えるので、子どもの好きなモチーフを選んであげてくださいね。
<商品情報>
出典:Amazon
無地タイプのシンプルな名札付けです。保育園によっては、キャラクターやモチーフ付きは避けるようにと指定される場合があります。こちらの商品は表・裏面ともに無地なので、園服やスモッグに付けても目立ちません。裏側のクリップ部分のみ、ブルーに色分けがされています。子どもに付け方を教えるときも、わかりやすいですよ。カラーは、ホワイト&ブルー・バイオレット&ピンクの2パターンが販売されています。
<商品情報>
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小さめなクリップが特徴的な名札付け。クリップタイプでは定番の形ですが、子どもが自分で付けられるよう工夫がされています。安全ピンを通すパーツ部分を軽く折るとクリップが開く仕組みとなっており、ワンタッチで服への取り付けが可能です。またクリップは、上下左右どの向きでも固定できます。パーツ部分はくるっと回転するので、簡単に名札を裏返すことも。防犯対策としも役立ちますよ。
<商品情報>
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ボタンのような丸型のクリップが付いています。引っ張っても外れにくいよう、大きなクリップでしっかり服を挟んでロックできるのが魅力です。またクリップは、名前のとおりくるっと回転。名札をサッと裏返せば、保育園への登園や帰り道でも安心です。シンプルな形に加えて、タテ・ヨコどちらの向きでも使えるので、服のデザインを問わず取り付けられるのもうれしいですね。
<商品情報>
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かわいいリトルマリンポッケのキャラクターがデザインされた名札付け。クリップタイプですが定番の形とは少し違い、本体左右をぎゅっと押し込みながら服に固定します。本体以外のパーツがないのもうれしいポイントです。また安全ピンを通した部分は回転するので、名札の名前をサッと隠せますよ。デザインはリトルマリンポケットのほか、もちもちパンダ・星のカービィと種類がたくさんあるので、子どもと一緒に好きなものを選んでくださいね。
<商品情報>
ストッパータイプの名札付けは、どんな服にも取り付けやすいのが特徴です。今回は、シンプルなデザインからキャラクターものまで、4商品をあつめました。商品の特徴から価格・実際の口コミまでご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。
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服の裏からボタンを押し当てて、固定するタイプの商品です。ボタンを使うことで安全ピンを服に刺さなくとも、名札をしっかりと取り付けられます。クリップ部分は、服に付けたままの状態でも回転。名札の裏返しが簡単にでき、防犯対策としても役立ちます。1セットにつき2個入りなので、なくしてしまった際にも便利です。口コミでは「シンプルなデザインで園服にも付けやすい」「子どもでも慣れれば付けれた」と好評でした。
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子どもたちに大人気の、すみっコぐらしがデザインされた名札付け。ストッパーとしてボタンが付属しており、購入後はそのまま使いはじめられます。服に縫い付けたボタンがある場合は、直径2cmまでのものなら代用可能です。本体の上下を軽く押すだけで服を挟み込むロックがかかるため、取り付けに手間はかかりません。すみっコぐらし以外に、リラックマVerも販売されています。かわいいキャラクター付きの名札付けなら、子どもも喜んで付けてくれますよ。
<商品情報>
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付属のボタンを使って、服に穴を開けずに名札を取り付けられます。無地のシンプルなデザインながら、6色と豊富なカラーバリエーションが特徴です。男の子・女の子どちらでも使いやすく、どんなデザインの服にも合わせられます。本体は服に付けたままでも回転できるので、名前を隠したいときに便利です。
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先ほど紹介した開かずピンちゃんシリーズの最新バージョン。従来モデルは丸型のストッパーだったのに対し、こちらでは棒状のストッパーで服を固定します。さらに新たに追加された、回転制御機能により耐久性がアップ。走るなどの運動をしても、外れにくいよう改良されました。本体には柴犬・白猫・三毛猫・クローバー・野球・サッカーとさまざまなデザインがされているので、服のワンポイントとしてもかわいいですよ。
<商品情報>
価格の安さとデザインの豊富さが魅力のワッペンタイプ。今回はどんな服のデザインにも合わせやすい、4商品を選んでみました。ワッペンのサイズや口コミも一緒に紹介するので、実際に服に付けることを想像しながら読んでみてください。
出典:Amazon
女の子が大好きなミニーマウスの名札付け。アイロンで、簡単に服へ接着できます。デザインは、ミニーマウス・ミッキー・ミニーのリボン・エルサの4種類です。サイズも幅3cm程度とそれほど大きくないので、服を選ばず付けられます。名札用としてだけでなく、カバンや上靴入れなどにも同じワッペンを付けると保育園で目印になりますよ。ただし1セットにつき1枚しか入っていないので、必要な服の枚数分購入してくださいね。
<商品情報>
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男女問わず好きな子が多い、ドクターイエローの形をしたワッペンです。安全ピンを通すタグ部分が広めに作られており、スムーズに名札を取り付けられます。接着は、アイロン・シールの2パターン。1セットに2枚入っているので、すでに名札で開いてしまった穴を隠すのにも役立ちます。口コミでは「しっかりした作りで洗っても取れない」「保育園グッズの目印になる」との声も。デザインはドクターイエロー以外に、E6系こまち・E5系はやぶさ・E7系かがやきがありますよ。
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カラフルな汽車のデザインがかわいい名札付け。1セットに、5枚のワッペンが入っています。大容量タイプなので、毎日着る園服やスモッグなど複数枚用意しておきたい服にぴったりです。サイズは幅2.5cmと一般的なワッペンよりも小さめに作られており、さりげなく付けられます。接着方法はアイロンのみなので、やけどに注意して作業してくださいね。
<商品情報>
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シンプルなリボンがデザインされた、ワッペンタイプの名札付け。子どもやママ・パパのお気に入りになるようなデザインをコンセプトにした商品です。リボン全体のカラーがピンクに近い赤色と落ちついた色味のため、どんな服にも合わせられます。サイズが幅3cmと小ぶりなのもポイント。名札付けとして使うほか、服の穴・汚れの補修に使えるのも便利です。アイロン接着タイプなので、しっかり服にくっつけられますよ。同シリーズにはリボンのほかに、カップケーキ・リンゴ・ゾウさんのワッペンもあります。
<商品情報>
保育園生活に必要な名札ですが、お気に入りの服や大事な園服にはできるだけ穴を開けたくないですよね。安全ピンを服に直接刺さなくとも、名札を付けられる便利なアイテムがたくさん販売されています。名前を知られるのを防ぐなど、安全を守る役割を果たしてくれるのも魅力。クリップ・ストッパー・ワッペンとタイプによって、メリット&デメリットがそれぞれあるので、服への固定方法・取れにくさをメインに選んでみてください。子どもの好きなデザインの名札付け・名札留めを使って、保育園での生活を楽しみましょう。
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