2017年04月20日 15:24
地震や洪水などの災害に備えて「防災グッズ」を準備していますか?東日本大震災をきっかけに、防災アイテムや非常用袋を用意したという方も多いでしょう。「防災グッズ」は、家族の命を守る大切なもの。しかし、赤ちゃんがいる家庭の準備物で悩んでいる方も多いようです。今回は、通常の「防災グッズ」に加えて、パパやママが常備しておきたい“赤ちゃんと避難する時に必要なもの”をご紹介していきますね。
“抱っこひも”は、避難時の必須アイテムです。コンパクトなタイプや長時間移動が楽なタイプ(エルゴなど)など、いろいろと発売されていますので、パパやママが使いやすいものを2種類ほど用意しておくとよいでしょう。
出典:amazon.co.jp
防災用マザーズバッグに、哺乳瓶、粉ミルク、ベビーフード”は必ず入れておきましょう。母乳育児中のママも、緊急時はストレスを感じ、母乳の出が悪くなってしまう可能性もあります。
ガラスの哺乳瓶は重いので、プラスチック製や使い捨てタイプの哺乳瓶がよいでしょう。粉ミルクは、キューブタイプやスティックタイプがおすすめ。ベビーフードと一緒に赤ちゃん用のスプーンやフォークもあると便利です。
また、普段から使っている物で赤ちゃんがお気に入りのおしゃぶりやおもちゃがあれば、ぜひ持っていきたいところ。人が多い避難所などでは寝かしつけのお助けグッズになってくれることでしょう。
赤ちゃん用イオン飲料などのベビー用飲料も用意しておくと安心ですね。
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ベビーインナーなどのベビー服は、数枚は用意しておきましょう。“ガーゼハンカチも吐き戻しやよだれや汗拭きなど、いろいろと使えますので多めに入れておいてください。タオルも大小1枚ずつあると安心です。室温や気温の変化による冷え防止には、おくるみも便利ですよ。
震災直後、ベビー用品で最も品薄だったのは、おむつだったそうです。おむつは最低でも数日間分は用意しましょう。
また、防水シーツ代わりにもなるおむつ替えマットやおしり拭き、使用済みのおむつやゴミを入れるポリ袋も必須です。おむつ圧縮袋があれば使用前の紙おむつがコンパクトに収納できるので、マザーズバッグの中でかさばりませんよ。
出典:ベビーザらス(楽天市場)
帽子を被ることで、砂埃や落下物による被害が軽減します。防災頭巾はあると安心ですが、1歳を超えたあたりならば自転車用“ヘルメット”でも代用できますよ。
ホイッスルは、どこかに閉じ込められてしまったときに自分の居場所を知らせることができる、とても重要なアイテム。必ず常備しましょう。
その他にも、緊急医療にかかる時に必要な母子手帳、健康保険証、乳児医療証、爪切り・綿棒・薬などのケア用品も持ち物の中に入れておいてくださいね。
備えあれば憂いなし、万が一の場合、大切な赤ちゃんの命を守るためです。日頃から「防災グッズ」の見直しを定期的に行いましょう^-^