2023年06月01日 00:00
赤ちゃんのおもちゃとしてよく選ばれる、ベビージム。赤ちゃんの手が届く範囲にたくさんのおもちゃがぶら下がっており、引っ張ったり握ったりして遊べます。ねんねの姿勢のままで遊べるため、新生児から長く楽しめますよ。ベビージムは市販でも数多くの商品が販売されていますが、デザインや素材にこだわりたい人には、身近な素材を使って自宅で手作りするのもおすすめです。そこで本記事では、ベビージムの作り方をまとめました。作る際に気をつけたいポイントやベビージム遊びの魅力についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ベビージムとは、アーチ状の土台におもちゃがぶら下がった赤ちゃん用のおもちゃのこと。プレイジムとも呼ばれており、ねんねの姿勢のままで遊べるのが特徴です。たくさんのおもちゃが赤ちゃんの視界に入るため、飽きずに楽しめます。対象年齢は一般的に、新生児〜2歳頃までです。ベビージムには赤ちゃんが喜ぶ仕掛けがたくさんあるので、寝返りやお座りができるようになってからも長く遊び続けられますよ。
ベビージムのタイプは、木製・プラスチック製・布製の3種類にわけられます。木製のベビージムは、頑丈で安定感があるのが魅力。木のやさしいぬくもりを感じられます。プラスチック製は、軽量で移動がしやすく、分解してコンパクトに収納が可能です。汚れてもサッと拭き取れるため、手入れがしやすいですよ。柔らかい布製は、触り心地がよく赤ちゃんのケガを防げます。丸洗いでき、清潔に使い続けられるのも利点です。ベビージムには、プレイマット付きのタイプも販売されています。遊ぶ範囲が広くなるので、赤ちゃんはよりアクティブに楽しめますよ。
ベビージムのタイプ | 特徴 |
木製 | ・頑丈で安定感がある
・木のぬくもりを感じられる ・長期間使い続けられる |
プラスチック製 | ・軽量で移動がしやすい
・汚れても簡単に拭き掃除できる ・倒れてもケガの心配が少ない |
布製 | ・触り心地が柔らかく、ケガを防げる
・折りたたんで片付けやすい ・汚れたら丸洗いできる |
ベビージムはおもちゃとして楽しめるだけでなく、遊びをとおして赤ちゃんの成長を促す効果が期待できます。ここでは、ベビージムを使用する魅力として以下の3つを解説します。
赤ちゃんは、赤や黄色などはっきりした色ほど認識しやすいといわれています。ベビージムはカラフルな色合いのものが多く、見ているだけでも赤ちゃんにとっては楽しいものです。音が鳴るおもちゃや歯固めといった五感を刺激する仕掛けを用意すると、赤ちゃんの成長をサポートできます。
ベビージムは、赤ちゃんの視界いっぱいにさまざまなおもちゃがぶら下がっています。ねんねの状態から遠くのおもちゃに手を伸ばす動きは全身を使うため、赤ちゃんの運動機能の発達に効果的です。おもちゃを掴んで遊んでいるうちに、指先の力もついてきますよ。
ベビージムには赤ちゃんが楽しめる工夫がたくさんあり、夢中になって遊び続けられます。親子で遊ぶだけでなく、家事をしたいときなどママやパパが相手をしてあげられないときに活用すると、一人遊びをしてくれることも。赤ちゃんは一人遊びを通じて体の動かし方を確かめているため、脳の発達にもつながります。
ベビージムを手作りするメリットには、以下の3つが挙げられます。
市販のベビージムは赤ちゃんの興味を惹くためカラフルなデザインのものが多いですが、シンプルな方がよいという人もいますよね。ベビージムを手作りすれば、自分好みの素材やデザインに仕上げられます。また、コストを抑えられるのも利点です。市販品を購入すると、5,000〜10,000円ほどお金がかかるもの。しかし手作りベビージムでは100円ショップなどのアイテムを使用するため、リーズナブルに制作ができます。使う素材によってはパーツごとに分解・折りたたんでコンパクトにまとめられるので、省スペースに収納しておけますよ。
ベビージムを手作りする際には、赤ちゃんが安全に楽しく遊べるよう、以下3つのポイントを意識しましょう。
まず大切なのは、土台をしっかり作ることです。基本的にベビージムの下で赤ちゃんは遊ぶため、土台が不安定だとおもちゃを引っ張った際に倒れる危険性があります。土台が完成したら、揺らす・軽く体重をかけるなどして倒れないか必ず確認してください。また誤飲を防ぐためにも、細かいパーツは使わないようにしましょう。赤ちゃんが握りやすい大きさのおもちゃを選ぶと遊びやすくなります。ベビージムにより興味が持ちやすいよう、赤ちゃんが好きなキャラクターのシールでアレンジするのもおすすめです。布製・プラスチック製など手触りが違うものや音が鳴るおもちゃをぶら下げると、飽きずに遊び続けられるでしょう。
赤ちゃんが楽しめるベビージムのレシピを5つ集めました。100円ショップで購入できるアイテムだけで作れるものや、好きなデザインの布を使ってアレンジできるものまで、素材ごとにさまざまな作り方をご紹介します。自宅で簡単に手作りできるので、レシピを参考に、ぜひチャレンジしてみてください。
土台部分には紙製のクラフトラックを使用した、ベビージム。デザインは、インテリアシートで好きなものにアレンジできます。材料はすべて100円ショップでそろうので、コストを抑えられますよ。
《元保育士》seriaで簡単✨ベビージムの作り方 #知育玩具 #手作り玩具 #セリア
出典:YouTube
◯材料
◯作り方
柔らかいプールスティックで作る、ベビージムです。マット部分も一緒に作れるレシピなので、赤ちゃんの遊び場として活用できます。動画内では簡単なおもちゃの作り方も紹介されているので、ぜひ参考にしてみてください。
【100均】ベビージムを作ってみた【手作りおもちゃ】【知育】
出典:YouTube
◯材料
◯作り方
DIYが好きなママやパパにおすすめなのが、木製のベビージムです。木材を使うため、ナチュラルな雰囲気に仕上げられます。使わないときはスリムな形に折りたたみでき、収納場所にも困りませんよ。
出典:YouTube
◯材料
◯作り方
100円ショップで販売されているフラフープを土台にした、ベビージムです。使うアイテム数が少ないため、市販品を購入する前にベビージムに赤ちゃんの反応を確かめたい人という人にも向いています。お試しで作ってみるのもよいでしょう。
出典:YouTube
◯材料
◯作り方
フラフープの土台に布をかぶせて作る、ベビージムです。自分の好きな布で作れるため、部屋の雰囲気にあわせたデザインに仕上げられます。ぶら下げるおもちゃの編み図も公開されているので、おもちゃも一緒に作りたい人はぜひ参考にしてみてください。
編み図あり「手作りベビージムと手編みのおもちゃ」|あみものlog
出典:YouTube
◯材料
◯作り方
ベビージムは、自宅で簡単に作成できます。手作りのベビージムは市販品を購入するのに比べてコストを抑えられるうえに、自分好みの素材やデザインに仕上げられるのが利点です。材料は100均などでもそろえることができます。作る際は赤ちゃんが安全に遊べるよう、土台をしっかり安定させるようにしましょう。ベビージムを遊びに取り入れると赤ちゃんの五感を刺激し、運動能力など成長をサポートできます。ベビージムを手作りして、赤ちゃんとのおうち時間を楽しんでくださいね。
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