働くパパママ必見!小学校からの放課後の過ごし方「学童保育」の現状

今まで保育園に子どもを預けていた共働き家庭。子どもが小学校入学後は、どうしたらいいのでしょうか?小学校入学後は、「自宅で留守番させる」「習い事を掛け持ちさせる」など、色々な方法がありますが、やはり低学年のうちは心配な点もたくさんあります。共働き家庭の多くが検討している「学童保育」。今回は、学童保育の現状について、調べてみました。働くパパやママは必見です!

そもそも学童保育とは?

学童保育とは、「両親が共働き」「親が介護に携わっている」などの理由で、学校の放課後以降、子どもの面倒をみてくれる施設のこと。

働く親たちが協力し合って運営する「共同保育所」、学校内にある空き教室を利用する「学校内施設」、地域の児童館を利用する「児童館」、幼稚園や保育園などが小学校に上がった卒園生を受け入れる「幼保内運営」、企業が運営している「民間企業運営」など、さまざまなタイプがあります。

自治体や設置管理者によって、その名称はさまざま。「~学童クラブ」「~放課後児童クラブ」「~学童保育」などと呼ばれていることが多いです。

学童保育では、保育児童数に対して決まった人数の指導員が常在。宿題や遊び、集団行動などのお世話をしてくれます。

働く家庭が頭を抱える待機児童問題

「保活が終わって、ようやく保育園に入れたと思ったら、また今度は、学童に落ちた…」。こういった声は、所々で聞きます。

現在も、全国には2万人近い学童待機児童がいるらしく、その問題は、年々深刻化しています。

2015年からは児童福祉法が改正され、学童保育の対象が「小学校に就学している児童」と広がったため、小学6年生まで利用できる施設が増えました。

しかし、低学年の保育が優先されるため、学童が多い地域では、小学2~3年生ですら入所するのが難しいというのが現状のようです。

学童保育の保育時間や月額利用料は?

多くの施設は、学校が終わってから19時頃まで、子どもを預けられるようです。

保育園と比較すると、保育時間が短いため、家庭によっては自治体の学童保育ではなく、夜遅くまで預けることができる民間の施設を選択することもあるようですね。

月額利用料については、自治体や運営主体別によって、本当にさまざまです。

自治体が運営している学童保育の場合、月額4,000~6,000円のところが多い印象。習い事や塾も兼ねた民間の施設になると、この何倍もの料金がかかる場合もあるようです。

生活保護を受けている家庭やひとり親の場合は、利用料減免制度もあります。詳しくは、住んでいる自治体に問い合わせてみましょう。

学童保育では、宿題や勉強は見てもらえる?どんな遊びをして過ごす?

学童保育にきたら、まずは宿題をし、その後は、おやつを食べたり遊んだりして過ごすことが多いようです。

最近では、体操や工作、英語といった習い事の要素を組み込んでいる施設も増えてきました。

学童保育で宿題をさせるのは、強制ではないようですね…。その子次第ということでしょうか。

こちらは、医療法人が運営する学童保育施設でのある一日の様子。英語の授業が行われていますね。

楽しそうなボール大会♪保育時間内は、積極的に運動場や体育館で体を動かすというところもあります。家の中でゲーム三昧よりも、絶対いいですね♪

小学校に入ると、レゴを導入している施設も多いです。友だちやお兄さんお姉さんの作品を見ながら、作品作りもどんどん上達しそうですね!

さぁ始まった!暑い☀️ #学童キャンプ

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施設によっては、夏休みなどにキャンプが実施されることも。普段から一緒に過ごす仲間とのキャンプ、ますます絆が深まりそうですね♡

このように、施設や運営する指導員によって、学童保育の内容も様々です。自分の子どもに合いそうかどうかは、実際に見学するのがベスト。

学童保育は、第二の家庭とも言われるほど、子どもにとっては重要な存在です。親子でじっくり検討してみてくださいね。

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