2018年08月09日 11:00
小さな子どもが尖ったものや刃物を触ることには、どうしても危険なイメージがつきまといますよね。しかし、日常生活で避けてきた「はさみ」も、入園をきっかけにデビューを考えているご家庭も多いようです。それでは、子どもに「はさみ」を持たせる時期は、いつ頃がよいのでしょうか。今回は、「はさみ」デビューのタイミングやポイントなどをお伝えしていきますね♪
実家で母子手帳チェックしてたら3才時点の好きなことに「はさみ・セロテープ工作遊び」と書いてあっておかんと2人で3才でもうそんなんやるんかとなった
— サトウ (@hi3103_) June 2, 2018
母子手帳には、年齢別に『保護者の記録』というページがあります。
自治体によって記載内容は多少異なりますが、『4歳頃の保護者の記録』に「はさみを使えますか。」という記載がある場合が多いです。
幼稚園や保育園でも、はさみを使った工作は、3~4歳頃から始めます。このことから、はさみデビューに最適な時期は、3~4歳頃と言えるでしょう。
母子手帳の『4歳頃の保護者の記録』の質問で、はさみについて聞かれていることも考慮すると、4歳頃までには、はさみの使い方をマスターしておくといいかも知れませんね。
はさみは、きちんと座って持つことを教えましょう。
小さな子どもは大人に比べて、集中力も未熟。はさみでチョキチョキしながらも、他のことが気になり始めると、はさみを持っていることを忘れて、立ち上がってしまうこともあります。
つまずいて転んだり、はさみを持った手がお友だちの体に当たったりすれば、大怪我につながる可能性も!
「はさみを持ったまま立ち上がらない」「はさみを持って歩き回らない」ということを徹底して教えてあげて下さいね。
はさみの尖った刃先を人に向ければ、大変危険です。
特に、戦いごっこやチャンバラごっこが大好きな男の子の中には、スイッチが入ると、手に取ったものを全て武器にし、やみくもに振り回すという子もいます…。
はさみは、本物の凶器や武器になり得る危険な道具。子どもが危険な使い方をしようとしたときは、その危険性について、丁寧に話してあげましょう。
大人でも、はさみの刃先を人の方へ向けて渡してくる人を時折見かけますが、これはマナー違反です。
刃先を向けて渡すと、もし手元が狂った場合、相手の人を傷つけてしまう可能性があります。
まずは、パパやママがはさみを渡すときに、正しい渡し方のお手本を見せてあげて下さいね。
はさみを使い終わったら、刃を閉じておくという習慣をつけさせましょう。開きっぱなしの刃は、机から落ちた時に、ケガをする原因にもなります。
子ども用には、キャップ付きのはさみも販売されています。はさみを使い終わったら、その都度キャップを付けるように約束するといいですね。
小学生になるくらいまでは、はさみに慣れているといっても、まだまだ危険です。
「はさみを使うときは、パパかママに必ず声をかけてから使う」という約束をさせましょう。
そして、子どもがはさみを使っている間は、パパやママは必ず目を離さないようにしてください。ちょっとしたことが、大きな事故につながることもありますよ!
子どもにはじめて持たせるはさみは、刃が金具むき出しのものだと少し抵抗がある…。そんなご家庭におすすめなのが、サンスター文具の「アンパンマン やってみよう! はじめてのはさみ」。
テレビやおもちゃでお馴染みのアンパンマンが描かれているので、お子さまも抵抗なく『はさみデビュー』できそうですね。
持ち手部分は、子どもの指に合ったサイズの穴。刃については、指や髪が切れない樹脂でできているので安心です。開く力を補助するスプリング付きも、なかなか便利そうですよ♪
出典:Amazon.co.jp
「こどもちゃれんじ」の「しまじろう」がモチーフとなったはさみは、しっかり切れる本物の刃を採用。
ゴムのような手触りのグリップが小さな子どもの手に心地よくフィットし、『はさみデビュー』を優しく応援してくれます。
握る力が弱くても開閉しやすい「ワッシャー留め」が付いているので、はじめてはさみを使う子どもでも使いやすいと好評。
右利きと左利き両方販売されているので、利き手に合わせて購入できる点もいいですね♪
出典:Amazon.co.jp