2021年11月15日 12:00
さまざまな役割を果たす赤ちゃん用の帽子ですが、種類が多いので素材や形状選びが難しく、サイズもどれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。 そこで今回は、赤ちゃんの帽子の選び方や帽子を嫌がるときの対処法を紹介します。 本記事を読むことで、お子さんにぴったりの帽子を見つけることができます。機能性が高く使いやすい帽子が欲しい方はぜひ参考にしてくださいね。
赤ちゃんの帽子サイズは、ぴったりなものを選びましょう。帽子は、大きすぎると視界をさえぎってしまいますし、小さすぎると赤ちゃんが嫌がるのでジャストサイズがおすすめです。
しかし、赤ちゃんの頭は数ヶ月で数cm大きくなることもあり、中々ぴったりサイズを見つけるのは難しいでしょう。特に、1歳までは3ヶ月ごとに2cmほど成長するので、この頃のサイズ選びはより注意が必要です。
使いやすい赤ちゃん帽子を選ぶためには、少しゆったりめの帽子を購入しておくか、定期的に帽子を買い替えるようにしましょう。
赤ちゃんの帽子サイズは、「おでこと後頭部の一番出っ張っているところ」を一周させて測りましょう。頭の一番大きい部分に合わせることで、ぴったりサイズを購入することができます。
また、斜めに被る場合は前髪の生えぎわと後頭部の出っ張りより少し下を目安にするのがポイント。欲しい帽子に合わせて測り方も変えましょう。
赤ちゃんが動くと上手く測れないので、遊んでいるときや就寝中など動きが少ないときを狙いましょう。おもちゃや音楽に集中させている間に素早く測ると、正確なサイズを調べることができます。
赤ちゃん帽子のサイズは、成長に合わせて選びましょう。実際にサイズを測ることも大切ですが、月齢ごとの目安を知っておくことでお子さんが平均と比べてどのくらいの大きさなのか知ることができますよ。
月齢ごとの帽子サイズの目安は、以下のようになっているので参考にしてください。
赤ちゃんの帽子サイズ目安表 | ||||
月齢 | 0~3ヶ月 | 3~6ヶ月 | 6ヶ月~1歳 | 1~1歳半 |
サイズ | 40~42cm | 42~44cm | 44~46cm | 46~48cm |
赤ちゃん帽子は、季節に合った素材を選ぶことが大切です。季節に合わない素材を選んでしまうと、蒸れたり刺激で肌が荒れたりするので注意しましょう。
比較的過ごしやすい春は、コットン素材がおすすめ。保湿性と通気性に優れたコットン素材は、気温や湿度の変化が多い春にぴったりです。また、肌への刺激が少なく敏感な赤ちゃんの肌にもよいでしょう。
ベビー用の帽子には、100%コットンやオーガニックコットンなど、化学繊維や合成繊維を使っていない商品がたくさん販売されています。購入前に必ず素材を確認し、なるべく肌への刺激が少ない帽子を選びましょう。
気温が高く汗をかきやすい夏に使うなら、メッシュ素材を選びましょう。赤ちゃんは少しの蒸れで肌が被れるので注意!そのため夏の赤ちゃん帽子は、通気性がよく蒸れにくい素材がおすすめ。
メッシュは、生地の表面にたくさんの穴が開いており空気が通りやすい素材で夏にぴったりです。また、紫外線対策をしたい方は、UVカット機能がある素材もチェックしましょう。
秋冬は、防寒対策ができるニットやウール素材の帽子がよいでしょう。秋冬に外出するときは暖かさをキープできる帽子を選ぶことが重要です。
ただし、暖かすぎるとかえって汗をかいて蒸れやすくなるので、定期的に脱がせてあげるようにしましょう。適温を保てるように表情をチェックしながら帽子を被せるのがおすすめです。
赤ちゃん用の帽子は、商品によって機能性が異なります。ゴム付きから洗濯ができるものまでさまざまあるので、目的に合わせて選ぶようにしましょう。
帽子を嫌がることが多いお子さんには、ゆるめのゴム付きがおすすめです。ゴムが付いたものであればしっかりと帽子を固定することができるので、帽子嫌いな赤ちゃんでも取れる心配がありません。
また、少しサイズが大きい帽子を選んでしまっても被せることができるのも嬉しいポイント。
ただし、きついゴムは締め付けが強く、さらに不快な気持ちになってしまうので注意が必要です。ゆるいゴムを選び、赤ちゃんが快適に過ごせるようにしてあげましょう。
熱中症対策を重視したい方は、通気性や吸湿性が高いものを選びましょう。赤ちゃんは体温が上がりやすいことに加えて、体温調節が上手くできないので熱中症に気を付けなければいけません。
通気性や吸湿性の高い帽子を選ぶことで、蒸れを防いで帽子内の温度を下げることができます。夏に外に出かけることが多い場合は、より機能性の高い帽子を選んであげるようにしましょう。
帽子を常に清潔に保ちたい方は、洗濯できるものを選ぶのがおすすめ。洗濯できる素材の帽子を購入することで、長期間清潔な状態で使い続けることができますよ。
また、商品によっては洗濯しても型崩れしにくいものがあります。デザイン性と使いやすさを考慮して綺麗に使える帽子を見つけましょう。
ここでは、赤ちゃん帽子の人気ブランドを紹介します。おしゃれでデザイン性重視のものから比較的安くて購入しやすいブランドまで幅広くあるので、要チェックです!
豊富なラインナップとコスパのよさが魅力の西松屋。幅広い乳幼児用品を扱っており、赤ちゃん帽子もさまざまな商品があります。
ニット帽や麦わら帽子はもちろん、ベレー帽やキャスケットなどおしゃれなデザインも多く、好みの帽子が見つかりやすいでしょう。価格も500円前後と非常に手頃で買い替えが多い赤ちゃんの帽子の購入にぴったり。
1965年にアメリカで設立されたパタゴニアは、アウトドアファッションアイテムの取り扱いが多く、メンズ向けの商品が豊富です。機能性も非常に高く、UVカットやリバーシブルなどさまざまな機能を兼ね備えています。
デザインもスタイリッシュでシンプルなものからくまの耳が付いた可愛らしいものまであり、色々なファッションに合わせることができます。
価格は、4000円前後と少し高めですが、高いデザイン性と機能性を求める方におすすめです。
ナルミヤ・インターナショナルが運営する子どもブランドプティマイン。トレンドファッションに子どもらしさをプラスしたおしゃれなデザインが魅力で、ポンポンや耳が付いたキュートな帽子がたくさんあります。
子どもらしくかわいいデザインが多く、ガールズ用の帽子が充実しています。PHコントロール加工で弱酸性を保つなど素材にもこだわっており、赤ちゃんの肌への刺激を意識したい方におすすめ。
次に、赤ちゃんが帽子を嫌がるときの対処法を紹介します。おすすめの対処法は、以下の3つです。
帽子を嫌がるときは、気をそらしながら被せてあげるとよいでしょう。また、嫌がる原因が分かるとスムーズに被せることができますよ。
帽子を嫌がる原因が分かると、対処法を見つけやすいでしょう。赤ちゃんが帽子を嫌がる主な原因は、次の3つが多いです。
このように、赤ちゃんは感覚が鋭く、大人よりも何事も敏感に感じてしまいます。素材や大きさが合わず頭に何かあるのが嫌な場合は、サイズを大きくしてあげたり柔らかい素材に変えたりすることで、被ってくれることがありますよ。
また、目に見えないものが怖いという感覚がある赤ちゃんには、少しずつ帽子を慣れさせてあげるとよいでしょう。いきなり外で被らせるのではなく、お家の中で帽子を被る時間を作ってあげてくださいね。
遊びの延長で被せることで、スムーズに帽子を付けてくれることがあります。遊びに夢中になっている間に被せてあげれば、帽子の存在に気が付きません。帽子の感覚に慣れてしまうと、遊んでいなくてもスムーズに被ってくれますよ。
また、帽子を見せて「かわいいね!」「ママこれ大好き!」など帽子の魅力を伝えてあげるのも効果的です。被せたあともたくさん褒めてあげると、より楽しんでくれるでしょう。
パパやママとお揃いにすることで、楽しく被ってくれます。赤ちゃんは帽子の存在が分からないと怖がって被ってくれません。
パパとママが被っていれば、安心して被ってくれることがありますよ。また、帽子の正しい使い方を教えてあげることもできます。
ブランドによっては、大人用とベビー用で同じデザインの商品が販売されていることがあるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
今回は、赤ちゃん帽子の選び方や嫌がるときの対処法を紹介しました!成長が早く敏感肌の赤ちゃんは、サイズや素材選びが重要です。用途やお子さんの成長に合わせて使いやすい帽子を選びましょう!
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