2017年05月06日 11:30
野菜嫌いの子どももしっかりと食事で野菜を摂ることができると評判のカレーライス。しかし、使われているスパイスも多いですし、刺激的な味は子どもの負担となってしまうことも…。いつからカレーが食べられるのか、幼児におすすめのカレー選びのポイントと一緒に調べてみましょう!
カレーは刺激があるスパイスを使用していますので、離乳食としては比較的遅めになります。目安としては「12ヵ月~」で、離乳食完了期から食事に取り入れてあげると良いでしょう。
そんな1歳からのカレーは、離乳食として売られているものを使用するとよいでしょう。一般のカレー粉だと刺激が強すぎたり塩分や脂質が多かったりするため、3歳くらいまで我慢したほうがよいと言われています。
「市販のベビーフードも多くてどれがいいか分からない」とお困りの方もいると思います。そこで、以下に選ぶポイントを5つまとめました。
ベビーフードは赤ちゃんへの刺激や栄養を考えて作られていますので、適齢のものを選びましょう。幼児用のカレーは大半が「12ヵ月~」となっていますが、メーカーによっては「18ヵ月~」となっていることもあります。パッケージをよく見ましょうね。
具材が多いと、野菜嫌いの子どももたくさん栄養を摂ることができますね。具材が少ないものでも煮た野菜やお魚、納豆などを入れてアレンジしてあげると良いでしょう。
最近のベビーフードは、子どもの身体のことを考えたものも多いので、はじめての場合は無添加のものやアレルギー食材を使っていないものを選ぶと安心です。
味や香りはメーカーによって全然違ってきます。残念ながら開けてみないとわかりませんが、子どもは好みがはっきりと出やすいので、カレーをパクパク食べる場合もあれば嫌がってまったく食べないことも…。子どもがあまり喜んでいなければ違うメーカーのものを試してみましょう。
カレー選びのポイントを抑えたところで、幼児の食事におすすめなカレーを3つご紹介したいと思います。
国産の特別に栽培されたじゃが芋や人参を使っているなど、素材にとことんこだわってカレーが「こどものベジカレー」です。砂糖や動物性原料を一切使っていないのに、野菜の旨みと甘みでおいしく仕上がっています。具材の野菜も細かく食べやすい大きさになっていますので、噛むのがあまり好きではないという子どもにも良いかもしれません。アレルゲン25品目や添加物も使っていませんので、はじめての子どもにも◎。
出典:amazon.co.jp
大抵のベビーフードコーナーで置いてあるのがピジョンのベビーフードです。レバーや12種類の野菜がたっぷりと含まれた栄養満点のカレー。摂れる栄養もパッケージに書かれてあるのが嬉しいです。着色料・香料・保存料も使っていないので、はじめての子どもでも安心して食べさせられます。
出典:ピジョン
1歳を過ぎたあたりから食べられますが、味や香りはちょっと濃いめです。ベビーフードがお気に召さないグルメな子どもにおすすめです。卵・乳・小麦・そば・落花生・大豆などのアレルギー製品を含んでおらず、化学調味料・香料・着色料も全て使用していないのも嬉しいポイントです。
出典:永谷園
幼児用のカレーを子どもにあげるときには、次の2点に注意するようにしてください。
香辛料はお腹が緩くなってしまいやすいです。そのため、体調によっては2歳くらいになっても「12ヵ月~」のものを食べるとゆるゆるうんちになってしまうことも。風邪など調子が悪いときにはカレーは避け、消化に良いものをあげるようにしましょうね。
カレーもほかの離乳食と同様に、子どもの様子を見ながらちょっとずつあげましょう。はじめて間もないときにはスプーン1杯ずつ増やしていくと良いでしょう。
幼児用のカレーは、注意するポイントもありますが「子どもが食事を食べてくれやすい」「栄養をまとめて摂ることができる」「アレンジが簡単」など、いくつものメリットがあります。ぜひ子どもにピッタリのカレーを選んで試してみてくださいね。