ベビースリングは使い方次第で抱っこ紐よりも簡単!赤ちゃんもママも快適

「抱っこ紐を探しているうちにベビースリングが気になるようになったけど、抱っこ紐とどちらが便利なんだろう…」。ベビースリングは抱っこ紐に比べてどこが便利でどういう特徴があるのか気になりますよね。そこで、ベビースリングの種類やメリットをまとめてみました。


そもそもベビースリングってどんなアイテム?

ベビースリングは抱っこ紐の一種なのですが、抱っこ紐との一番の違いは、1枚の布で赤ちゃんを覆うように抱っこができるところです。赤ちゃんを抱っこすること自体は変わりませんが、使い方が異なり、慣れるまでに少し時間がかかるという意見もあるようです。

また、スリングの種類は次の3つにわけられ、肩についているリングでサイズ調整をする「リングタイプ」、バックルでサイズ調整をする「バックルタイプ」、リングもバックルもなく、たすき掛けのようにして背負う「チューブタイプ」があります。

 


ベビースリングを使うメリットは?

ベビースリングを使うメリットをまとめてみましたのでご参考ください。

  • 赤ちゃんが心地よい体制でい続けられることができる
  • 体全体を布で覆うことができ、首がすわってない赤ちゃんにも使用可能
  • 使い方に慣れれば、かんたんに赤ちゃんを抱えることが出来る
  • 赤ちゃんがベビースリングで寝たら、そのままベッドに寝かせられる
  • ベビースリングの中で授乳などもできる
  • 小さくまとまるので荷物にならない

 

メリットはあげてみると実はたくさん。その分、抱っこ紐と比べると慣れるのに時間がかかったり、夏は蒸れやすかったり、長時間利用は肩などへの負担が大きかったりするようです。ベビースリングを利用する際は、このデメリットも理解し、赤ちゃんにとってベビースリングが快適か確認したほうが良さそうですね。


ベビースリングを使う時のポイントは?

つぎに、ベビースリングを使う時のポイントを、チェックポイントのようにリストアップしてみました。

  • 肩のパッドが首にかかっていない
  • 背中の布は真っ直ぐになっている
  • 赤ちゃんを胸の位置で抱えられている
  • 赤ちゃんをしっかりと覆うことができている
  • 赤ちゃんのお尻に重心がきている
  • 赤ちゃんの股が開いた状態で抱っこできている
  • 赤ちゃんの気道を塞ぐような状態にはなっていない
  • 器具の固定場所などを確実に締めている

 

こうして挙げてみると、チェックポイントが多いですね。慣れるまでに時間がかかるのは、チェックするポイントが多いからかもしれません。特に、赤ちゃんを股が開いた状態で抱っこすることについては、歩き出す前までに両足を揃えてしまうと、股関節脱臼のおそれがあるようで、消費者庁も注意を呼びかけていますので、気をつけるようにしましょう。 これらのポイントを大切にしながら抱っこをすれば、赤ちゃんもママも心地よい体制で抱っこすることが出来るようです。 ベビースリングを利用される方は、上手に使って、赤ちゃんを快適に抱っこしてあげてくださいね。