赤ちゃんの予防接種、服装はいつも通りでOK?夏、冬、季節で気をつけることは?

赤ちゃんが産まれて2ヵ月もすると予防接種を受けることになります。赤ちゃんが元気に育つために必要な予防接種ですが、持っていく持ち物や当日の服装について不安になることもありますよね。いつもどおりの肌着やロンパースでいいのか、それとも…。そこで今回は、赤ちゃんの予防接種のときの服装についてお話したいと思います!


予防接種時の赤ちゃんの服装ってどんなの?

赤ちゃんが予防接種は、病院や自治体によっては「おむつ1枚になってもらうので特に気にしないで大丈夫ですよ」と言ってくれるところもあります。そういった場合は、とにかく着替えやすい服装にするのがオススメです。

でも、事前に『おむつ1枚になる』と言われていない場合は、服を着たまま予防接種を受ける可能性があります。 その場合は『ノースリーブか半袖の前開きの服(肌着)を着ていく』ようにすると、問診や予防接種後に困らずにすみます。

予防接種は赤ちゃんの左右の腕に注射することになります。そのため、ノースリーブや半袖の肌着かロンパースなら、いちいち脱がせる必要がなくて楽チンです。また、予防接種後は、注射を打った場所をちょっとの間押さえておかなければいけないことも。ノースリーブや半袖の肌着ですと注射の跡がすぐ見えるのでいいですよね。

予防接種の前には、事前に問診を受けて聴診器で呼吸や心臓の音を聞くこともあります。ですから、パッとお腹が出せるように、なるべく前開きの服を着せてあげましょう。首がすわっていない赤ちゃんもお着替えもしやすいですしね。

 


腰がすわってきたらセパレートが便利!

予防接種は、生後2ヵ月くらいから毎月のように受けていくことになります。 そのため、赤ちゃんの予防接種の格好もちょっとずつ変わっていくことになります。

生後6か月くらいまでは、基本的には先ほどお話したノースリーブか半袖の前開きの肌着でOKですが、赤ちゃんの腰がすわってしっかりしてきたら赤ちゃんがジッとしていなくてお着替えが大変だったりしてきますよね。

そんなときには、早々に上下分かれたセパレートの半袖やノースリーブの服を着ていくといいですよ。パッとお腹も出せますし、おむつ替えも簡単です。

 


赤ちゃんの服装の季節別おすすめは?

こういった予防接種の時の赤ちゃんの服装は、成長の度合いによっても違いますが、季節によっても変わってきます。

夏場はあまり赤ちゃんも重ね着をせずにすみますので、基本的には『半袖/ノースリーブのロンパース』や『Tシャツ1枚』でOK。病院に行くまでの暑さ対策や紫外線対策だけは忘れないようにしましょう。

ほかの季節でも、夏場の服装にカーディガンやパーカーなどを羽織るようにすると予防接種の前に脱ぐだけで楽に準備ができます。

病院や自治体によっては、オムツ以外は身につけずに順番を待つこともあります。お部屋の温度はもちろん調整されてはいますが、時期によっては肌寒いということもあります。そんな時には羽織りものが1枚あるといいですよね。

特に、冬の場合には保温が重要になります。冷えないように重ね着をして予防接種に行くのはもちろん、順番待ちの時間にも冷えを予防する工夫をしておきましょう。具体的には羽織りものやレッグウォーマーです。順番待ちの間も1枚羽織ったり足を温めたりしているだけで大分違いますよ。

また、冬場は「なるべく温かい恰好をしよう」と思って足先まで覆われているカバーオールを赤ちゃんに着せるのがいいと思うかもしれません。しかし、カバーオールによっては足先までボタンがついていたりするものもあり、ただでさえ赤ちゃんがじっとしていないとお着替えが大変な洋服です。予防接種の時には、赤ちゃんがぐずることも多いので、よりお着替えにもたついてしまうことに。かわいいですが、予防接種の時には着せやすさに重点を置いたほうが良さそうです。

 


結局はいつもと変わらない服装がベスト?

赤ちゃんの予防接種の服装は、結局は赤ちゃんが違和感を感じない「いつも通りの格好がいい」という意見もあります。今までノースリーブだけになったりしなかった子は、お外でいきなり脱がされてパニックになって泣いてしまうこともあります。

でも、お着替えにもたつきそうにない、予防接種が楽な服装をさせてあげたほうが、ママも赤ちゃんも負担が減っていいですよね。「もうすぐ予防接種」という方は、少しずつ予防接種の時の服装に慣れさせてあげてはいかがでしょうか。