2018年06月05日 17:00
野ねずみの双子、ぐりとぐらの絵本に夢中になったというママやパパは多いのではないでしょうか? そんなぐりとぐらは、今も子どもたちから愛される名著のひとつ。読み聞かせをしながらつい童心に帰ってしまうママやパパも少なくないのだとか。でも、久々すぎると「どの絵本がどのお話だったっけ?」ということもありますよね?そこで、今回はぐりとぐらのシリーズの絵本についてや大まかな内容をまとめてみました!
『ぐりとぐら』といえば、まず思い浮かべる人が多いのが、1番最初に発行されたこの絵本。野ねずみのぐりとぐらが森で大きな卵を見つけ、カステラを作って森中の動物たちと食べるという内容。
この絵本のカステラは、ぜひ食べてみたい憧れの絵本料理ですよね。お料理を作る行程は食育にもなりますし、たくさんの動物たちが出てくるので何度読んでも飽きない絵本ですよ。
<初版1967年1月発行>
出典:amazon.co.jp
クリスマスにピッタリなぐりとぐらの絵本が、『ぐりとぐらのおきゃくさま』。
ぐりとぐらが森で見つけた足跡を辿っていくと、そこは自分達の家。玄関を入ると、長靴やオーバー、襟巻や帽子、靴下などお客様のものがたくさん。
「一体だれの?」と思っていると、台所からいいにおいが…!なんと、ぐりとぐらのためにサンタさんがケーキを焼いてくれていたのです!
この絵本はページをめくる度に想像力が掻き立てられる一冊。厚生大臣賞を受賞した、高評価の絵本でもあります。クリスマスの時期が近付いた頃に読むと、子どもは大喜びしてくれますよ。
<初版1967年6月発行>
出典:amazon.co.jp
「夏に読みたくなる」と評判の絵本が『ぐりとぐらのかいすいよく』。
「しんじゅとうだいへきてください」と書かれたうみぼうずからの手紙と地図が入った瓶を拾ったぐりとぐら。
そこでぐりとぐらはうみぼうずが落としてしまった真珠を拾い、うみぼうずにクラゲやクジラ、ヒラメなど色々な動物の泳ぎ方を教えてもらいます。
色々な泳ぎ方に挑戦するぐりとぐらは、本当に楽しそう。スイミングを習っているという子は特に喜んでくれるかもしれませんよ。
<初版1977年4月発行>
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ぐりぐらぐりぐらと歌うのが楽しいこの絵本は、子どもの人気も高い絵本。
リュックを背負って遠足に出かけたぐりとぐら。遠足の途中で毛糸につまづいて転んでしまったぐりとぐらはその毛糸を辿ることに。
そうして、毛糸がほつれてチョッキが半分くらいになってしまったクマさんに出会います。そこで皆でお昼ごはん。いつもの美味しそうな食事のスタートです。
読んでいてウキウキと楽しくなってくるこの絵本は、遠足を心待ちにしている子にぜひとも読み聞かせてあげたいですね。
初版1983年3月発行
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いつも動物が出てくるのも魅力のぐりとぐらですが、空想(?)の動物が出てくるのが、『ぐりとぐらとくるりくら』。
「くるりくら」は手が長い不思議なうさぎで、春の野原でぐりとぐらが出会った新しいお友達。手の長さは伸縮自在で、肩車や木登り、そして雲を捕まえてボートで空を一周りすることも。
いつものリズミカルな語呂のほかに、ちょっと夢のある内容が詰まった絵本です。
<初版1992年10月発行>
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月や季節を覚えはじめた子におすすめなのが、『ぐりとぐらの1ねんかん』。
ぐりとぐらが過ごす1年をリズミカルな言葉と緻密な絵で描いた絵本です。
ページをめくるごとに月ごとの自然や遊びを楽しむことができ、大人も子どももなんだか楽しい気分になりますよ。
いつもの絵本サイズよりも大きく、見ごたえがある一冊です。
<初版1997年10月発行>
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ママも子どもも、読むとお掃除が大好きになっちゃいそうなのが、『ぐりとぐらのおおそうじ』。
使えない掃除道具の代わりに、ぐりとぐらがほうきや雑巾に変身して頑張るお話。足にタオルを付けて掃き掃除をしたりボロボロの服を着込んでお腹や背中で滑ったり・・・。
そんなダイナミックで楽しいぐりとぐらのお掃除は、子どもと一緒にお掃除するよいヒントになりそうですよ。
<初版2002年2月発行>
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「ぐりとぐらに人間の女の子が!?」と話題になったのが、『ぐりとぐらとすみれちゃん』。
この絵本は、人間の女の子「すみれちゃん」とぐりとぐらが大きくて固いかぼちゃを割り、美味しい料理を作って森のみんなでパーティーをするというストーリー。
プリンやコロッケ、ドーナツやおせんべい・・・。これを読むと、子どもの野菜嫌いも克服できちゃうかもしれませんよ。
「おりょうりすること たべること」が大好きなぐりとぐららしい、楽しくてほっこりする、そしてお腹も減ってくる一冊ですよ。
<初版2003年10月発行>
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『ぐりとぐらのうたうた12つき』も、『ぐりとぐらの1ねんかん』と同じように、月や季節を辿ることができる絵本。
イベントや遊び、雨などの自然や「風邪をひく」などの日常が描かれているので、子どもと1年を振り返りながら読むのもおすすめですよ。
こちらも、見応え十分の絵本です。
<初版2003年10月発行>
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ぐりとぐらには、絵本の絵はそのままにリズミカルな言葉と一緒に「数字」や「あいうえお」を学ぶことができるものもあります。それが次の2冊。
<初版2004年10月発行>
出典:amazon.co.jp
<初版2002年2月発行>
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一辺が13cmくらいと小さいので持ち運びにも便利ですよ。
好きな子には、お勉強でもぐりとぐらを利用してみるのもよいかもしれませんね。