2018年10月01日 17:00
地震や台風など、災害はいつ起こるかわかりません。そんな災害が起こったときに心配なのが、赤ちゃんや幼児の生活です。 今回は、必要な赤ちゃんや幼児の避難グッズをまとめてみました。もしもの時でも、安全や健康を守れるように、いまのうちから準備しておきましょう!
地震や台風など、いつ起こるかわからないのが災害です。
災害への対応は、「起こってから」では遅く、
など、日頃から気をつけておく必要があります。
参考記事
子どもの防災教育に観せたいYouTubeのアニメ!オススメをチェック
子どもの防災教育。幼児に見せたい絵本のオススメ5選!
災害への備えをしているときに気になるのが「何を用意しておくか」ということ。
特に、赤ちゃんや幼児がいる場合は、必要なものをしっかり備えておかなければ不自由な生活を強いられてしまう可能性があります。
災害が発生したときのために、赤ちゃんや幼児に必要な防災グッズをあらかじめそろえておきましょう。
大人が通常必要とする防災グッズに加え、赤ちゃんや子どもがいるからこそ必要な防災グッズを準備しておく必要があります。
赤ちゃんがいる場合、通常の非常持ち出し袋の中に、次の防災グッズを加えておきましょう。
身分証はコピーで良いので、家族全員のものを入れておきましょう。
母子健康手帳も忘れずに!
ビニール袋は、ゴミ入れや手当にも使うことができるアイテムです。
防水・防塵にも役立ちますし、割いて赤ちゃんに巻き防寒グッズやおむつ代わりにも使えます。
ポリ袋やレジ袋でも構わないので用意しておきましょう。
おむつは、赤ちゃんの月齢に合わせて3日分を用意しておきます。
赤ちゃんの月例と必要なおむつの枚数は次を参考にしてみてください。
お尻拭きは、おむつ替えのときだけでなく、身体を拭いたり衛生を保ったりするのにも役立ちます。
1パック丸々入れていても足りないくらい活躍してくれますよ。
完母(完全母乳)の場合、ストレスなどで母乳が出なくなることがあるため、ミルクや哺乳瓶のセットは必需品です。
割れにくいプラスチック製の哺乳瓶と、キューブタイプか袋で小分けになっているタイプのミルクを用意しましょう。
月例と必要な授乳の量は、次を目安にしてみてください。
月齢に合わせて用意しておきましょう。
授乳ライトは、授乳時だけでなく夜間の明かり取りに重宝します。
懐中電灯でも代用できますが、両手が空くタイプのライトを用意しておきたいですね。
災害時、赤ちゃんの哺乳瓶は消毒できないのがネックとなります。
水で洗えるならまだしも、避難所ではその水さえ貴重品になります。
そんなときに活躍するのが紙コップやプラスチックスプーンです。
少量ずつ飲ませることができ、使い終わったら捨てられるので衛生的です。
また、インターネットなどで販売されている使い捨て哺乳瓶を利用するのもおすすめですよ。
離乳食期の赤ちゃんの場合、瓶タイプの離乳食も少量で良いので入れておくと良いですよ。
フタを開けてすぐに食べられるタイプの離乳食がおすすめです。
また、赤ちゃんの離乳食は、大人用の非常食をわけて、細かくしたりつぶして与えるという手もあります。
季節に合った肌着を1、2着準備しておきましょう。
防寒やスリッパ代わりに使えるため、長めの靴下を用意しておきましょう。
非難中のケガ防止にも役立ちます。
秋冬など寒い時期には、防寒着は必須です。
風が通らない服がおすすめ。
防寒対策のために用意しておきましょう。
おくるみやバスタオルでも◎です。
赤ちゃんをケガから守るために使いたいのが防災頭巾です。
軽くて小さいものを選んであげましょう。
歯ブラシも良いですが、歯磨きシートなどの水を使わないタイプはコンパクトで使いやすいです。
赤ちゃんと避難する際の必需品が抱っこ紐です。
ベビーカーでは瓦礫が邪魔して避難できないこともあります。
避難グッズと一緒に枕元に置いておくようにしましょう。
さらしは切ってケガの治療やおむつの代わりに使うこともできますし、生理の時にも役立ちます。
また、赤ちゃんのおんぶ紐にもなります。
1反用意しておくのがおすすめです。
袋やさらしを切るのに使います。
小さくても良いので、1つは持っておくようにしましょう。
災害時は赤ちゃんを抱っこ・おんぶしての避難することになります。
そのため、両手が空くようにリュックタイプのバッグか斜め掛けタイプのバッグを用意するのがおすすめです。
幼児との避難の場合、赤ちゃんと同じように用意しておかなければならないものもありますし、大人と同じものが必要になってくるため注意が必要です。
幼児がいる時にプラスしたい防災グッズは次のとおりです。
大人と同様に、携帯トイレがあるといざというときに便利です。
運動靴など大人と同じものを用意してあげるようにしましょう。
せっけんやシャンプーなどの洗髪剤などは、大人と一緒に使っても構いませんし、旅行用でも大丈夫です。
歯ブラシも忘れずに用意しておきましょう。
幼児でも疲れてしまって避難が遅れてしまったり、足場が悪い場所で歩けなかったりということもあります。
そのため、耐荷重量ギリギリになる3、4歳くらいまでは抱っこ紐は用意しておく方が安心です。
大人と同様に動きやすい靴を入れておき、すぐに履いて避難できるようにしておきましょう。
幼児の場合は防災頭巾だけでなくヘルメットもかぶることができます。
すぐにかぶれるように防災セットのすぐ側に置いておきましょう。
雨具は、雨が降っているときや防寒に役立ちます。
コップや皿、スプーンやフォークなど、簡易な食器類は家族全員分が必要になります。
できれば、水にも強いプラスチック製のものを選びたいところです。
また、ラップがあれば同じお皿も洗わずに何度も使い回すことができますよ。
おむつ外れをした子どもは、パンツを2、3着用意しておくようにしましょう。
ただ、おむつを卒業していると場合でも、ストレスでおもらしをしてしまったり気軽にトイレが使用できなかったりということもあります。
ビッグサイズのおむつを1日あたり4枚ずつくらい準備しておくと安心ですよ。
その他、赤ちゃんの防災グッズのところで紹介した次のアイテムも用意しておきましょう。
赤ちゃん用に限らず、防災グッズは寝室の枕元に置いておくとすぐに避難することができます。
寝室には倒れてくるようなものを置かないようにし、セーフティーゾーンを作っておくようにしましょう。
また、階段や廊下などの通路に通路の妨げになるようなものを置かないようにするのも大事です。
万が一のときの避難経路を、自分でつぶさないように日頃から注意しておきましょう。
いかがでしたでしょうか?
赤ちゃんや子どものことを考えると、意外と準備しなければならないものが多くて驚いたのではないでしょうか?
災害が起こる前に、大人用の避難グッズと一緒に用意しておくようにしたいですね。
より深く赤ちゃん・子ども用の防災グッズを知りたい方は、こちらで詳しく解説しています。