2023年03月20日 19:00
「トマトペーストはいつから食べられる?」「赤ちゃんに市販のトマトペーストはそのまま与えてもいい?」「トマトペーストは冷凍できる?」など気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 今回は離乳食でトマトペーストを使える時期や選び方、市販のトマトペーストの使い方や冷凍方法、カゴメトマトペーストを使ったおすすめ離乳食レシピをご紹介します。ぜひ普段の離乳食でトマトペーストを取り入れてみてください。
トマトペーストは生後5〜6カ月の初期から食べられる食材です。離乳食で必要になるトマトの皮の湯むきや種を取り除く必要がないので、簡単に離乳食でトマトを取り入れられます。トマトの下ごしらえがめんどうだと感じている方は、トマトペーストを使ってみるのもよいでしょう。
トマトペーストは、トマトを裏ごしして煮詰めることで濃縮させたトマト加工品です。濃縮されているので、リコピンやビタミン、ミネラルなどトマトに豊富な栄養を手軽に摂取できるメリットがあります。
また、さまざまな料理に使えるのも魅力。水分量が少なくトマトの濃厚な味わいや旨みをしっかり感じられるので、洋風の煮込み料理の隠し味にもぴったりです。
少量でもトマトの栄養をしっかり補えるので、離乳食だけでなく大人の料理に使うのもよいでしょう。
トマトの栄養を手軽に摂れるトマトペースト。トマトペーストは、スーパーやネット通販などでも購入できます。
市販のトマトペーストには食塩や添加物が使用されているものも販売されています。離乳食で赤ちゃんに使う場合は、食塩や添加物が使用されていない無添加のものを選ぶとよいでしょう。
購入前に原材料表示を確認してみて、トマトだけのものを選ぶといいですね。
生後5〜6カ月の赤ちゃんから食べられるトマトペースト。トマトの栄養がたっぷり含まれていて、赤ちゃんから大人の料理まで幅広く使えます。トマトの下ごしらえが必要ない便利なトマトペーストですが、濃縮されているのでそのまま使うには向いていません。
離乳食で市販のトマトペーストを使う際には、使い方のポイントを押さえておきましょう。
トマトペーストは、生のトマトの水分を飛ばして濃縮して作られています。
大人が使う場合も料理のコクや旨みを出すために使われますが、離乳食の赤ちゃんに使う場合は特に薄めて使うように気をつけましょう。
また市販のトマトペーストには食塩が含まれているものもあるので、そのまま与えてしまうと塩分が多く赤ちゃんのからだに負担をかけてしまいます。
離乳食で市販のトマトペーストを使う場合は、水やだし汁などで薄めてから使うとよいでしょう。
離乳食で市販のトマトペーストを使う場合は、そのままではなく加熱してから与えましょう。
トマトペーストは、トマト加工品なので加熱しなくても食べられます。しかし離乳食で赤ちゃんに与える食材は、衛生面を考えて加熱するのがおすすめです。
加熱することでアレルギーのリスクを抑えることもできます。初めてトマトを与える場合は、特に加熱したものを少量与えるように気をつけましょう。
薄めたトマトペーストが余った時には、冷凍保存がおすすめです。
トマトペーストを冷凍する際は、薄めたものを冷凍保存容器や冷凍保存袋に入れて冷凍するとよいでしょう。冷凍保存容器がない場合は、製氷皿を使うのもいいですね。
冷凍したトマトペーストは細菌が増えないように自然解凍ではなく、電子レンジなどで加熱してから解凍します。
薄めて冷凍保存したトマトペーストは、1週間を目安にできるだけ早く使い切るようにしましょう。
市販のトマトペーストは使い切れないという方は、自分で作るトマトペーストがおすすめです。市販のものほど濃くならないので、赤ちゃんにも使いやすく冷凍保存するのにも向いています。
生トマトを使う際はフルーツトマトやミディトマトなど、酸味が少なく糖度の高いトマトを使うとよいでしょう。トマト缶を使う場合は、食塩不使用のものを選ぶと安心です。
1)トマト1個のヘタを取り除く
2)ひと口大にぶつ切りにする
3)鍋に2)を加えて中火で加熱する
4)裏ごし器で裏ごしする
離乳食で使うトマトペーストは「カゴメトマトペースト」もおすすめです。カゴメトマトペーストは、食塩などの添加物が不使用でトマトのみで作られています。
カゴメトマトペーストは完熟トマトを6倍に濃縮させて作られているので、赤ちゃんに与える際は水やだし汁で薄めて与えましょう。離乳食用としてだけでなく、大人の料理でトマトの風味やコクを出したい時に使うのもいいですね。
スーパーでも購入できますが、Amazonや楽天市場などのネット通販で手に入れるのもよいでしょう。
カゴメ トマトペーストミニパック 6袋入
出典:Amazon.co.jp
リコピンやビタミン、ミネラルなどの栄養が豊富なトマトペーストは、赤ちゃんの離乳食にもおすすめのトマト加工品です。
市販のカゴメトマトペーストは離乳食の赤ちゃんにも向いています。今回は赤ちゃんの月齢ごとにおすすめの「カゴメトマトペースト」を使った離乳食レシピをご紹介します。トマトペーストレシピを探している方はぜひ作ってみてください。
材料(1回分)
・カゴメトマトペースト 1/4包(4.5g)
・育児用ミルク(調乳済み) 80ml
作り方
1)耐熱容器にカゴメトマトペーストと育児用ミルクを加えて混ぜ合わせる
2)ふんわりとラップをして電子レンジ500Wで40秒加熱する
ポイント:トマトの酸味が苦手な赤ちゃんにおすすめのトマトクリームスープ。ミルクの甘みで酸味がやわらぐので、普段トマトを嫌がる赤ちゃんでも食べやすくなります。
材料(2回分)
・カゴメトマトペースト 1/3包(7g)
・だし汁 200ml
・玉ねぎ 10g
・にんじん 10g
・キャベツ 10g
・砂糖 少々
作り方
1)玉ねぎ、にんじんは皮をむいてみじん切りにする
2)キャベツをみじん切りにする
3)鍋にだし汁を加えて沸騰させ、玉ねぎ、にんじん、キャベツを加えて中火で柔らかくなるまで煮る
4)カゴメトマトペーストと砂糖を加えて味をととのえる
ポイント:カゴメトマトペーストで作るミネストローネ。だし汁にカゴメトマトペーストを加えることで旨みがでて赤ちゃんでも美味しく食べられます。みじん切りの野菜を口から出してしまう場合は、野菜をつぶして与えるのもよいでしょう。
材料(2回量)
・5倍がゆ 50g
・鶏ひき肉 30g
・玉ねぎ 20g
・にんじん 20g
・サラダ油 少々
・水 100ml
・カゴメトマトペースト 1/4包(4.5g)
・片栗粉 少々
作り方
1)玉ねぎ、にんじんは皮をむいてみじん切りにする
2)鍋に油を熱し、鶏ひき肉を炒め1)を加えしんなりするまで炒める
3)水を加えて、弱火〜中火で5分煮る
4)カゴメトマトペーストを加え、片栗粉でとろみをつける
5)皿に5倍がゆを盛り付けて、上から4)をのせる
ポイント:パサパサしがちな鶏ひき肉も、とろみをつけることで食べやすくなります。トマトペーストはおかゆに混ぜて食べさせることで、味も薄まり食べやすくなるのでおすすめです◎
材料(1回分)
・軟飯 80g
・ツナ缶(水煮) 15g
・カゴメトマトペースト 1/3包(7g)
・水 80ml
・粉チーズ 少々
作り方
1)耐熱容器にカゴメトマトペーストと水を加えて混ぜ合わせる
2)1)に軟飯、ツナ缶を加えて混ぜ合わせる
3)ふんわりとラップをして、電子レンジ500Wで40秒加熱する
4)皿に盛り付けて上から粉チーズをかける
ポイント:軟飯で作るツナトマトリゾットです。材料を混ぜて電子レンジ加熱するだけなので、簡単に作れます。酸味を嫌がる場合は、砂糖を少し足してあげてもよいでしょう。
材料(1回分)
・ごはん 80g
・鶏ひき肉 15g
・玉ねぎ 15g
・にんじん 15g
・バター 少々
・カゴメトマトペースト 1/4包(4.5g)
・水 80ml
作り方
1)カゴメトマトペーストは水と混ぜ合わせておく
2)玉ねぎ、にんじんは皮をむいて、みじん切りにしてやわらかくなるまでゆでる
3)フライパンにバターを加え、鶏ひき肉を色が変わるまで炒める
4)2)を加え混ぜ合わせたら、1)とごはんを加え弱火〜中火で4分加熱する
ポイント:少量のバターで炒めるので、風味まで美味しいチキンライスです。水で薄めたカゴメトマトペーストを使ってごはんを煮詰めるので、軟飯からごはんに以降する時のレシピにもおすすめです。
トマトの栄養を手軽に摂れるトマトペースト。赤ちゃんに与えるトマトペーストは、塩や添加物が含まれていない無添加のトマトペーストがおすすめです。市販のトマトペーストを使う際は、必ず水やだし汁などで薄めてから加熱して使用しましょう。
生トマトから自分でトマトペーストを作りたい場合は、赤ちゃんが食べやすいように皮と種を取り除いて裏ごししすると食べやすくなります。
ぜひ栄養満点のトマトペーストを、離乳食作りで取り入れてみてください。
ライター名:谷岡友梨
保育園で管理栄養士として5年間勤務し、離乳食・アレルギー食・幼児食の献立作成、調理に携わる。現在では離乳食のレシピ考案、コラム執筆などを行いながらママたちへの離乳食相談を行っている一児の母。
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