2023年10月15日 00:00
テレビCMでマクドナルドが流れる度に目をキラキラさせている子も多いですよね。特におもちゃもついているハッピーセットは子どもの心をくすぐるもの。でも、ファストフードはいわゆるジャンクフード。いつから食べさせてよいのでしょうか?今回は、みんなが『いつから食べさせているのか』やそもそも『栄養的にいつから食べてよいのか』について調べてみました!食べさせる時の注意点もまとめているので、チェックしてみてください♪
子どもが大好きなイメージのあるマクドナルドですが、各家庭によってデビューするタイミングはさまざまです。ママやパパ、兄弟が好きな場合は早くから食べさせる傾向にありますが、そうでないときは「子どもがマクドナルドの存在に気づくまで放っておく」という家庭も。そこでSNSなどからみんながデビューしている年齢を調べてみました。
一部の家庭ではマクドナルドは半年~1歳くらいにデビューをしています。「早すぎでしょ!?」と思うかもしれませんが、この時期に思いっきりマクドナルドを楽しんでいるのは親か上の兄弟のようです。お付き合いをしてくれる離乳食期の赤ちゃんには、みんなパンだけをあげたりポテトの塩を払って食べさせたりと子どもの味覚の発達に合わせて調整していますね。
大半の家庭でのマクドナルドデビューは1~2歳のようです。1~2歳というと、ハッピーセットのギミックがついたおもちゃやDVDにドハマりする時期。おもちゃ目当てやCMなどを見てデビューを果たす家庭は多いみたいですよ。離乳食が終わってはいますが、まだ脂っこいものが苦手な子供も多く、「デビューはしたけれどハッピーセットについているポテトやパンケーキが中心だ」という声は多かったです。
そんでもって2日連チャンでマック😅トーマスの為!w子供よりも親がムキになっているというw w長女の時は神経質すぎて二歳までマックは食べさせなかったけど双子は昨日一歳にしてマックデビュー💦て言ってもパンケーキとコーンだけど(^_^;)
— ちゃん☺︎♩ (@chan3kidsmama) February 25, 2017
出典:X(旧:Twitter)
残りの2割近くは、2歳~5歳と家庭によって結構なバラつきがあります。こういった家庭では、子どもの食べっぷりで「そろそろハンバーガーも食べられそう」と判断してからデビューをしたり、保育園や幼稚園でポテトやハッピーセットのおもちゃの話を聞いて感化されたりといったことでデビューをしているようです。
今までハッピーセットの存在を隠し通してたのに…母ちゃん負けた。4歳児マックデビューしてもた。 pic.twitter.com/N4ROSK1P7n
— kemuri (@kemuri22) July 15, 2017
出典:X(旧:Twitter)
デビューの時期は、ご家庭によってバラバラ。ちなみに、マックに頻繁に行き始めると、ママが袋を触るだけで、中のおもちゃが何かわかるようになるとの声もあります。
マクドナルドのハッピーセットでは、メイン・サイド・ドリンク・おもちゃを好きなように組み合わせられます。メイン・サイドのそれぞれで選べる最新メニューや栄養情報・アレルギー情報を詳しくご紹介するので、ハッピーセットを購入する際の参考にしてみてください。
マクドナルドのハッピーセットで注文できるメインメニューは、ハンバーガー・チーズバーガー・チキンナゲット・プチパンケーキの4種類です。いずれもマクドナルドで長く愛されており、子どもだけでなく、大人からも人気のメニューです。手づかみでも食べられるため、小さな子どもでも楽しめます。
マクドナルドの定番メニューといえば、ハンバーガーですよね。ハンバーガーは2枚のバンズの間にパティ1枚・みじん切り玉ねぎ・ピクルス・ケチャップ・マスタードが挟まれています。チーズバーガーは、ハンバーガーにチーズがプラスされたものです。ハッピーセットで選べるメインメニューのなかでもボリュームがあるため、たくさん食べる子でも満足感を得られるでしょう。栄養情報・アレルギー情報は以下のとおりです。
◯栄養情報
製品重量 | エネルギー | 食塩相当量 | |
ハンバーガー(※1) | 104g | 256kcal | 1.4g |
チーズバーガー(※2) | 118g | 307kcal | 1.8g |
◯アレルギー情報
原材料として使用 | 調理過程で共有・接触あり | |
ハンバーガー | 乳・小麦・牛肉・大豆 | 卵・ごま・鶏肉・豚肉 |
チーズバーガー | 乳・小麦・牛肉・大豆 | 卵・ごま・鶏肉・豚肉 |
チキンナゲットも子どもに人気のメニューです。ただし油を多く含んでいるうえに、食感も固めなため、小さな子どもには食べづらいかもしれません。食べさせる際には、衣をとる・ナプキンで油をオフするのがおすすめ。小さくちぎって与えれば、胃腸にかかる負担を軽減できますよ。詳しい栄養情報・アレルギー情報は以下のとおりです。
◯栄養情報
製品重量 | エネルギー | 食塩相当量 | |
チキンナゲット(5ピース)(※3) | 104g | 263kcal | 1.2g |
◯アレルギー情報
原材料として使用 | 調理過程で共有・接触あり | |
チキンナゲット(5ピース) | 小麦・鶏肉 | 卵・乳・オレンジ・ごま・大豆・もも |
参照:(※3)マクドナルド「チキンマックナゲット®5ピース」
プチパンケーキはシンプルな味つけで甘すぎないため、離乳食が進んだ1歳頃から食べさせられます。リンゴソースとクリームが別容器で付属しており、甘さを調節できるのも魅力。詳しい栄養情報・アレルギー情報は以下のとおりです。
◯栄養情報
製品重量 | エネルギー | 食塩相当量 | |
プチパンケーキ(※4) | 56g | 161kcal | 0.8g |
リンゴ&クリーム(※5) | 8g | 31kcal | 0.0g |
◯アレルギー情報
原材料として使用 | 調理過程で共有・接触あり | |
プチパンケーキ | 卵・乳・小麦・大豆・ | なし |
リンゴ&クリーム | 乳・大豆・リンゴ | なし |
マクドナルドのハッピーセットで選べるサイドメニューは、フライポテト・ヨーグルト・サラダ・えだまめコーンの4種類です。
フライドポテトは、塩分や脂質の摂りすぎに気を付ける必要がありますが、家族とシェアしやすいので、分量が調整しやすい利点があります。
ヨーグルトやサラダ、えだまめコーンは、偏りがちな栄養バランスを少しでも調整するのに役立ちます。
ハンバーガーと並んで定番なのが、フライポテトですよね。フライポテトは早くから食べやすく「大好き」という子どもも多いですが、塩分や脂質の摂りすぎないよう、食べる量には注意しましょう。詳しい栄養情報・アレルギー情報は以下のとおりです。
◯栄養情報
製品重量 | エネルギー | 食塩相当量 | |
フライポテト(S)(※6) | 74g | 225kcal | 0.5g |
◯アレルギー情報
原材料として使用 | 調理過程で共有・接触あり | |
フライポテト(S) | 牛肉・大豆 | なし |
マクドナルドのヨーグルトには、生きて腸まで届くビフィズス菌(BB-12)を使用しています。ほんのりと甘味のあるさっぱりした味わいに仕上げられているので、子どもにも食べやすいですよ。詳しい栄養情報・アレルギー情報は以下のとおりです。
◯栄養情報
製品重量 | エネルギー | 食塩相当量 | |
ヨーグルト(※7) | 70g | 55kcal | 0.1g |
◯アレルギー情報
原材料として使用 | 調理過程で共有・接触あり | |
ヨーグルト | 乳・ゼラチン | なし |
マクドナルドのサラダには、レタス・紫キャベツ・赤と黄色のパプリカが入っています。ドレッシングは、低カロリー玉ねぎ・焙煎ごまドレッシングの2種類から選択可能です。味が濃くなりすぎないよう、ドレッシングの量は調節してあげてくださいね。詳しい栄養情報・アレルギー情報は以下のとおりです。
◯栄養情報
製品重量 | エネルギー | 食塩相当量 | |
サラダ(※8) | 65g | 10kcal | 0.0g |
低カロリー玉ねぎ(※9) | 20g | 7kcal | 1.0g |
焙煎ごまドレッシング(※10) | 21g | 84kcal | 0.7g |
◯アレルギー情報
原材料として使用 | 調理過程で共有・接触あり | |
サラダ | なし | なし |
低カロリー玉ねぎ | 小麦・さば・大豆・リンゴ | なし |
焙煎ごまドレッシング | 卵・小麦・ごま・大豆 | なし |
スイートコーンとえだまめをミックスしており、栄養バランスを考えて作られています。ただし、食べさせる際はのどに詰まらせないよう注意しましょう。詳しい栄養情報・アレルギー情報は以下のとおりです。
◯栄養情報
製品重量 | エネルギー | 食塩相当量 | |
えだまめコーン(※11) | 80g | 83kcal | 0.2g |
◯アレルギー情報
原材料として使用 | 調理過程で共有・接触あり | |
えだまめコーン | 大豆 | なし |
マクドナルドは家族で利用しやすいファストフード店ですが、塩分や脂質の高さを理由に子どもに食べさせるのを控えているというママやパパも多いですよね。マクドナルドでは、ハンバーガーやフライポテトなど一部メニューのカスタマイズができるのをご存知でしょうか?そこで次は、子どもとマクドナルドを楽しむ際におすすめしたい注文方法をご紹介します。
ハンバーガーとチーズバーガーは、具材や調味料の有無を選択できます。ピクルスやオニオン抜きだけでなく、パティの塩コショウ抜きや、ソースのケチャップ・マスタードをなしにすることも可能です。塩分を抑えたい場合は、注文時にカスタマイズしてみてください。
フライポテトは小さな子どもでも食べやすい反面、塩分や脂質を摂りすぎないか不安になりますよね。フライポテトもハンバーガーと同じく、注文時に「塩抜き」や「塩少なめ」を選べます。また脂質が気になる場合は、ナプキンでフライポテトを挟み、油をオフしましょう。余分な油を吸い取ることで、カリッとした食感を長持ちさせられますよ。
子どもとの外食では、飲み物をこぼさないか心配になりますよね。マックのセットドリンクは基本的に紙カップで提供されますが、リンゴジュース・ミルクはパックになっています。パックジュースであれば、傾けても中身がこぼれにくいでしょう。持ち手がついた紙パックドリンクホルダーに入れれば、パックを潰して中身が飛び出るのも防げますよ。
ファストフードでは、どうしても野菜が不足しがちになります。マクドナルドでは、サイドメニューとしてえだまめコーン・サラダの選択が可能です。子どものハッピーセットのサイドメニューはえだまめコーン・サラダのどちらかにし、フライポテトはママとパパが注文したものを分けてあげるようにすると、野菜もしっかり食べられますよ。
子どもからの人気が高いマクドナルドですが、利用時にはいくつかの注意点があります。そこで子どもとマクドナルドを食べさせる際に気をつけてほしいポイントを3つまとめました。親子での食事をより楽しいものにするためにも、ぜひ参考にしてみてください。
厚生労働省が公開している資料によると、1〜2歳の子どもに必要な1日のエネルギーは男児が950kcal・女児が900kcalとされています(※12)。マクドナルドのハンバーガーは1個につき256kal・フライポテトはSサイズで225kcalと、ハッピーセットだけでもかなりのエネルギーを摂取してしまいます。食べすぎないよう、メニューの選択を工夫したり、量を調節したりして、食べすぎを防ぎましょう。
引用:(※12)厚生労働省「2-2 乳児・小児」6 乳児・小児における食事摂取基準(再掲)
子どもは口に入る量をうまく調節できず、食べ物を口いっぱいに詰め込んでしまうことがあります。とくにフライポテトやチキンナゲットを食べさせる際には、離乳食用のフードカッターを使って、小さく刻んでから与えるようにしましょう。またマクドナルドの公式サイトによると、えだまめコーンは気管に入る可能性があることから、3歳頃までは与えるのを控えるよう推奨されています(※13)。4歳以降ものどに詰まらせないよう、食事中は子どもから目を離さないようにしてください。
ハンバーガーに入っている、ピクルスやオニオンが苦手という子もいますよね。ピクルスとオニオンは注文時に抜きを選択できるため、せっかくの外食を楽しむためにも、子どもが食べやすいように注文してあげましょう。
子どもと一緒にマクドナルドなどで外食をするときには、どのようなアイテムを用意しておくとよいのでしょうか?本章では、子どもとの外食時に役立つ便利なアイテムを3つご紹介します。ママとパパの手間を減らすことにもつながるので、ぜひ参考にしてみてください。
1〜2歳頃の子どもは、まだまだ食べこぼしが多いもの。お食事エプロンには食べこぼしをキャッチするポケットがついているため、外食時に用意しておくと服が汚れるのを防げます。お食事エプロンはシリコン製のものが多いですが、使い捨て可能な紙タイプであれば使用後そのまま捨てられて便利です。
フライポテトやチキンナゲットを食べると、手や口まわりがベタベタになってしまいますよね。マクドナルドでは乾いたナプキンしかないため、ウェットティッシュを持っておくと手や口のまわりに付着した汚れをすぐに拭き取れます。食事前の手拭きとしても使えるので、外食時は常にカバンに入れておくと便利ですよ。
マクナルドの店舗やフードコートが混んでいて、子ども用のイスを確保できないときには、チェアベルトが役立ちます。チェアベルトはイスの背もたれにセットし、子どもの体を固定するアイテムです。大人用のイスにそのまま座らせられるため、わざわざ子ども用のイスを探す手間を省けます。
マクドナルドのハッピーセットは、おもちゃに加えて、ハンバーガーやポテトフライなど子どもが大好きなメニューがたくさんあります。家族でおいしい食事を楽しめるのは魅力ですが、小さな子どもに与える場合は食べすぎに注意が必要です。メニューの選択やカスタマイズによって、塩分・脂質は抑えられます。注文したメニューを親子でシェアする、レジャー感覚でたまに食べる程度にするなどして、賢くマクドナルドを利用してください。