【保育士監修】おむつのパンツタイプはいつから?切り替え時とおすすめ7選

子どもが大きくなってくると、「活発に動くようになっておむつ替えがしにくくなった」「おむつのテープがずれてしまう」という悩みを抱えるママもいますよね。そんな時、「そろそろパンツタイプのおむつを検討しようかな?」と考えている方も多いのではないでしょうか? この記事では「そもそもテープタイプとパンツタイプの違いは?」や「いつから切り替えたらいいの?」という疑問にお答えします。さらに、正しい履かせ方や漏れを防ぐポイントも解説しているので、パンツタイプのオムツへの不安をしっかり解消できるでしょう。おすすめのパンツタイプのおむつもまとめていますので、購入を検討しているママはぜひ参考にしてみてくださいね。

パンツタイプとテープタイプのおむつの違い

紙おむつには、テープタイプとパンツタイプの2種類のおむつがあります。子どもの成長に合わせたおむつ選びができるように、まずはそれぞれの違いをしっかり把握しておきましょう。ここでは、テープタイプとパンツタイプのおむつにはどう違いがあるのかの特徴を分かりやすく解説します。

テープタイプのおむつの特徴

新生児から使用できるテープパンツは、テープでサイズの調節ができるため身体にフィットしやすいことが特徴です。また、子どもが仰向けのままおむつを交換できるので、ねんね期の使用にぴったりでしょう。

しかし、成長とともに子どもの動きが活発になってくると、おむつがずれやすく漏れにつながりやすいことがあげられます。

パンツタイプのおむつの特徴

パンツタイプのおむつは、布パンツと同じように立ったまま履かせることができるため、つかまり立ちをしている子どものおむつ替えがしやすいことが特徴です。ウエストがギャザーになっているため、子どもの動きに合わせて体にフィットしやすいことがあげられます。

テープタイプとの違いは割高になりやすいことと、おむつによっては厚みがあり、かさばりやすいことがあげられます。

 

パンツタイプのおむつに切り替える目安4選

ハイハイする赤ちゃん

 

紙おむつは、子どもの成長とともにテープタイプからパンツタイプに切り替えることが一般的です。しかし、子どもによって個人差があり明確な決まりはないため、タイミングに悩んでしまいますよね。ここでは、パンツタイプのおむつに切り替えるタイミングの目安を4つ紹介します。切り替えのタイミングを参考にしつつ、最初は状況に応じてテープタイプとパンツタイプのおむつを併用してゆっくり切り替えをしてみてくださいね。

寝返りをするようになってきた

子どもが寝返りをするようになると、動きが活発になるためおむつのテープがスムーズに貼れなくなりますよね。そのため、寝返りをする5~6ヶ月頃からパンツタイプのおむつにするママが増えてきます。おむつ交換に時間がかかるようになったら検討してもよいでしょう。

ハイハイをして動き回るようになってきた

子どもはハイハイができるようになると、さらに行動範囲が広がります。今まで以上に動くようになり、おむつ替えをしているときに仰向けでいることが難しいこともあるでしょう。また、子どもがよく動くことで、おしっこやうんちが漏れやすくなる可能性があります。

つかまり立ちをするようになってきた

子どもがつかまり立ちをする時期は、仰向けでいる時間がさらにすくなくなるでしょう。そのため、つかまり立ちをするようになったら足を通すだけで履くことができるパンツタイプのおむつをおすすめします。

しかし、つかまり立ちをしたばかりの頃は足元が不安定になりやすいので、おむつ替えの間に転倒しないように気をつけることが大切です。

おしっこやうんちが漏れることが多い

子どもが活発に動くようになると、おむつと身体に隙間ができやすくなります。その結果、おしっこやうんちがおむつから漏れてしまう可能性があります。

パンツタイプは、腰まわりが伸びやすく子どもにフィットしやすいおむつのため、切り替えることで漏れを軽減させられるかもしれません。おしっこやうんちの漏れが気になってきたら、パンツタイプのおむつを検討してもよいでしょう。

 

パンツタイプのおむつの履かせ方

おむつ交換

 

初めてでもパンツタイプのおむつを安心して使用できるように、正しい履かせ方をご紹介します。パンツタイプのおむつは、仰向けでも立った状態でもおむつ替えができます。もしも立った状態でおむつを替えるときは、子どもの体勢が不安定にならないようにママの身体に手を置いてもらうかつかまり立ちが安定する場所で行いましょう。

 

【パンツタイプのおむつの履かせ方】

1.おむつを用意する

2.汚れたおむつを脱がせる

3.おむつの脚ぐりから手を入れ、子どもの足を片足ずつ通す

4.ウエスト部分をおへそのあたりまで引き上げる

5.太ももの周りのギャザーを整える

 

パンツタイプのおむつを脱がせるときは、おむつのサイドを破ることができます。また、使用済みおむつは丸めて、おむつの後ろ側にあるテープで止めてから処理しましょう。

 

おしっこやうんち漏れを防ぐ!履かせる際のポイント2選

初めてパンツタイプのおむつを使用するときは、おしっこやうんちが漏れないか心配ですよね。パンツタイプのおむつを履かせるときは、子どもに合うサイズの選び方と正しい履かせ方をすることが大切です。ここでは、おしっこやうんち漏れを防ぐためのポイントを詳しくみていきましょう。

身体にしっかりフィットするサイズを選ぶ

パンツタイプのおむつを選ぶときは、身体のサイズや体格に合うものを選びましょう。一般的におむつは体重が目安になっていますが、体型はそれぞれ異なるため子どもにフィットするとは限りません。パンツタイプのおむつを試す際は、下記の2点を確認しましょう。

 

・お腹や太もも周りは身体のサイズに合っているか

・おしっこの量は吸収できているか

 

購入しても、サイズや体型に合わないことも十分にあり得るでしょう。初めてパンツタイプのおむつにするときはまとめて買わず、なるべく少量を1パックずつお試しすることをおすすめします。

 

正しい履かせ方をする

パンツタイプのおむつを履かせるときに間違った履かせ方をしてしまうと、おしっこやうんち漏れの原因になってしまうかもしれません。おむつを履かせるときは、下記の点に気をつけましょう。

 

・おむつの前後を確認してから履かせる。(おむつの後ろには、使用後のおむつをまとめるためのテープがついています)

・太もも周りのギャザーは、しっかり立てる。

・おへそのあたりまでおむつを引き上げる。

・男の子の場合は、おちんちんが下向きになっているか確認する。

 

パンツタイプのおむつおすすめ7選

いざパンツタイプのおむつを購入しようとしても、種類が多いため選ぶことが難しいですよね。ここでは、おすすめのパンツタイプのおむつやその特徴を紹介します。

メーカーによって厚み・質感・サイズ・機能なども異なります。肌が弱い場合は肌への負担がすくないものや通気性がよいもの、おしっこの量が多い場合は漏れにくいものなど、子どもに合わせた選び方ができるとよいでしょう。購入するときの参考にしてみてくださいね。

 

パンパース「さらさらケアパンツ」

出典:Amazon.co.jp

おすすめのポイントは、1秒吸収シートを採用していてスポンジのように水分を吸収してくれるところです。また、赤ちゃんのぽっこりお腹にフィットする独自のSカーブフィットにくわえて、背中漏れキャッチャーを採用しているため、おしっこやうんちの漏れを防いでくれます。

 

ムーニーマン「ナチュラルムーニー」

出典:Amazon.co.jp

おすすめのポイントは、肌が触れるシートにオーガニックコットン配合されているため、肌触りがよいことです。さらに、保湿や抗炎症効果のある植物オイルも配合しています。

また、通気性がよいことや吸収したおしっこが液戻りしないことで、肌のサラサラを保ってくれます。

 

メリーズ「ずっと肌さらエアスルー」

出典:楽天市場

かわいらしいメリーズうさちゃんのデザインが特徴です。全面パワフル通気シートにくわえて、肌とギャザーの間に隙間があるためサラサラの肌を保ってくれるところがポイントです。

また、おむつをまとめるテープがしっかり伸びるため、まとまりやすく衛生的に処理することができます。

 

グーンプラス「肌快適設計パンツ」

出典:楽天市場

エリエールの贅沢保湿ティシューと同じ保湿成分を配合しているため、肌への負担を減らしていることがおすすめできる理由です。また、柔らかいクッションプリーツで、子どもがたくさん動いても身体にフィットしてくれるため安心して使用できます。

 

ユニ・チャーム「マミーポコパンツ」

出典:Amazon.co.jp

ドラえもんキャラクターのデザインが人気のマミーポコパンツ。比較的ゆったりした大きめのサイズで長く使えます。さらに、他のおむつに比べるとお手頃な値段で、こまめにおむつを変える時期にもおすすめです。繰り返しのおしっこをたっぷり素早く吸収してくれるところもよいポイントです。

 

パンパース「肌へのいちばん パンツ」

出典:Amazon.co.jp

シアバター入りローション配合していて、コットンのようにふかふかな肌触りがおすすめです。香料、ラテックス、パラベンが無配合で肌に優しいこともポイント。最長12時間で吸収力もありますが、蒸れにくいので安心して使えます。

 

ネピア「やさしいGenki!パンツ」

出典:Amazon.co.jp

子どもが大好きなアンパンマンのデザインのおむつです。ネピア品質の厳選素材を使用していて、肌に触れる部分は弱酸性キープシートを採用しているところがよい点です。さらに、すべすべの柔らかさでお腹周りも足周りも優しく包み込んでくれます。

 

まとめ

毎日使用するおむつは、子どもの成長に合ったおむつを選択したいですよね。パンツタイプのおむつに切り替えるタイミングは、①寝返り②ハイハイ③つかまり立ち④おしっこやうんちの漏れなどの4点を目安にしましょう。

ママやパパが使ったことがないおむつは、どのように選んだらよいか悩んでしまうもの。そんな時は紹介した商品ランキングを参考にしてみてくださいね。おむつによって機能が変わりますので、子どもに合わせて選ぶことをおすすめします。ぴったりのおむつを選べることができれば、さらに毎日を快適に過ごすことができますよ。


ライター名:神戸 のどか
保育士として保育園で5年半勤務し、0歳~6歳の子どもたちと関わってきました。現在は、ライターとして主にママ・パパや保育士向けの記事を執筆しています。


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