クーファンっていつまで使えるの?使用時期とおすすめグッズ5選

SNSなどでよく見かける「クーファン」。カゴのようなベッドの上で赤ちゃんがぐっすり寝ている姿はとてもかわいいですよね。一度は使ってみたいというママも多いのではないでしょうかしかしベビーベッドと違い、サイズがとても小さいクーファンは、使用期間が短いような気も…。 そこで今回は、クーファンはいつまで使えるのか使用時期や本当に購入する必要があるかなどクーファンのメリットについてご紹介。 おすすめアイテムや選び方のポイントなどもご紹介しますので、購入を検討する際の参考にしてくださいね。

クーファンとは?

 

そもそも「クーファン」とは何か、初めて育児をするママにとっては聞き慣れない方もいるかもしれませんね。

クーファンは、赤ちゃんを寝かせて持ち運びができるいわば“簡易ベビーベッド”のようなもの。

取っ手が付いていたり軽量だったりすることもあり、ベビーベッドに比べて移動がスムーズということで人気があります。

もともとは中世フランスの農民たちが、農作業中に赤ちゃんを目の届く場所に寝かせておきたいという想いから、カゴに入れて持ち歩いていたのが始まりと言われています。確かに日本で古くから親しまれているベビー用品というよりも、海外の映画やドラマでよく目にするイメージがあるかもしれません。。

SNSなどで見てもとてもおしゃれなので、赤ちゃんができたら一度は使ってみたいと憧れるママも多いでしょう。

クーファンはいつからいつまで使える?

インテリアにも映えておしゃれなクーファンですが、問題なのが使用期間。クーファン自体のサイズがそこまで大きくないため、いつからいつまで使えるのか気になるママもいると思います。

一般的にクーファンのサイズは、縦の長さ70~80㎝程度のことが多く、持ち運べるという最大の目的を果たすためにとてもコンパクトで軽量な造りをしています。

そのため、使用期間は新生児期から生後4~6ヶ月頃までという商品が多く、赤ちゃんが成長して身長体重が増えたり寝返りを打ったりするようになると、安全面からも使用ができなくなります。

ただし、赤ちゃんが使わなくなってからも、おむつ入れやおもちゃ入れなどほかの用途で使えるデザインもあるため、使用期間の短さが気になる方は使い回しやすいシンプルなデザインを選ぶといいかもしれませんね。

クーファンは本当に必要?メリットは?

 

出産準備をしているとベビー用品の多さに「一体どこまで揃えたらいいの?」と思うこともありますよね。

初めての出産だと、ついあれもこれも…と揃えたくなりますが、育児にはお金がかかるのでなるべく必要なものを最小限に準備したいという想いもあるでしょう。

果たして使用期間が半年ほどのクーファンは、必要なのでしょうか?クーファンを育児に取り入れるメリットについてご紹介しましょう。

持ち運びが簡単!コンパクトで軽い!

クーファンはベビーベッドに比べてとにかくコンパクト。取っ手が付いていて持ち運びもしやすく、クーファン自体の重さも3㎏程度と軽量なため、女性1人でも難なく持ち運びができます。

そのため、夜間はベビーベッドで寝ている赤ちゃんも、日中はリビングなどママの近くでぐっすり眠ることができ、ママも赤ちゃんも安心なんです。

特に布団で寝ている赤ちゃんを抱っこして場所を移動しようとすると、起こしてしまう心配のあるママは、クーファンごと移動できるので便利ですよ

家中どこでも使える

持ち運びがしやすいということは、家中どこでも使えるというメリットも。

家事をするためにママがキッチンやベランダ、リビングなどありとあらゆる場所に移動したときも、ママの目の届く場所に赤ちゃんを寝かせておくことができます。別室だと、寝ているとはいえ何かと不安も多いですよね。

ママの気配がなく、すぐに泣いてしまう赤ちゃんだと思うように家事も進みませんから、ママのそばにいられる移動可能なクーファンはとても便利なんです。

ほかにも、ママがお風呂に入っている間に脱衣所で赤ちゃんに待っていてもらうときにも使えます。コンパクトなので置き場所に困らないというのは、大きなメリットですよね。

外出先でも使いやすい

外食するときや実家へ帰省するときなど、クーファンならそのまま持って行くことができるので、いつでもどこでも赤ちゃんの居場所を確保することができます。

アイテムによっては、クーファンのサイドパネルを広げてフラットな状態にできるものもあるため、おむつ替えシートやプレイマットとして使用することも。

帰省先でわざわざベビーベッドを用意してもらうのは大変ですから、クーファンがあるととても便利ですよ。

ただし、チャイルドシートとしての用途はありませんから、車移動の際はクーファンから赤ちゃんを降ろしてきちんとチャイルドシートに乗せるようにしましょう。

卒業後もほかの用途で使い回しができる

使用期間が短いのがデメリットであるクーファンですが、実はサイズアウトして以降も別の用途として使い回しすることもできます。たとえば、赤ちゃんのおむつ入れやお着替えセットを入れたり、おもちゃを入れたりしてもOK

また、赤ちゃんが少し大きくなってお人形遊びをするようになったら、お人形を寝かせておくベッドにもなります。

色柄がシンプルなデザインであればその後も使いやすいので、将来的に使い回しやすいようなものを購入してもいいかもしれませんね。

クーファンを買うならどれがいい?選び方のポイントは?

これまでご紹介したように、クーファンは意外と便利なことが多いですよね。ではもし、クーファンを買うならどのようなものが使いやすいのでしょうか?ここでは選び方のポイントをご紹介します。

以下を参考に、実際にクーファンを使うシーンをイメージしながらママ自身が最も使いやすいと思うものを選んでくださいね。

バスケット型かバッグ型か種類で選ぶ

クーファンは、自然素材で編まれたバスケット型と布製のバッグ型と種類があります。バスケット型はナチュラルな風合いが魅力で、お部屋に置いていてもインテリアの邪魔になることがありません。

また、シンプルがゆえにクーファンとして役目を終えた後も使い回しやすいのがバスケット型の良さでもあります。

一方、布製のバッグ型クーファンは、赤ちゃんを寝かせるい場所としてだけでなく、サイドパネルを広げておむつ替えシートにしたりプレイマットにしたりすることが可能。

色々なシーンで活用できれば、たとえ使用期間が短くてもお得に感じますね。

デザインもバッグ型の方が色柄が豊富。せっかくだからデザインにこだわりたいちというママにはバッグ型の方がいいかもしれませんよ。

耐荷重など安全性で選ぶ

赤ちゃんが使うものですから、やはり安全性は重視したいところですよね。

その目安となるが「SGマーク」。SGマークが付いている商品は、耐荷重や強度など厳しい基準をクリアしたものに与えられる表示です。

万が一の事故を防止するためにも、価格やデザインだけにこだわらず安全性にも気を配り、SGマークの有無などを目安にしてクーファン選びをするというのもいいでしょう。

ほかにもホルムアルデヒドなど有害物質の検査がされているか、赤ちゃんの肌に触れても安全な素材でできているかなどチェックしてみるのがおすすめですよ。

洗えるか持ちやすいかなど利便性で選ぶ

生まれたばかりの赤ちゃんが使用するものですから、いつでも清潔に保てるよう洗いやすい素材かどうかも重要なポイントです。

ほかにも、取っ手部分が持ちやすい太さ・長さかというのもチェックしましょう。

これは実際に店頭で持ってみないとわかりませんから、気になる商品が見つかったら試してみるといいと思います。

バッグ型なら肩掛けして持ち運べるものもあるので、帰省時などにおすすめです。

また、日除けの有無や持ち運びのしやすさ、保管のしやすさなどもチェックポイント。成長したらプレイマットとしても使えるような機能性抜群のアイテムなら、使用期間が少し長いので活用シーンの幅が広がるかもしれませんよ。

先輩ママ直伝!クーファンのおすすめグッズ5選

ここからは実際に私がクーファンを購入する際に検討したおすすめのアイテムを5選ご紹介します。

シンプルなバスケット型はもちろん、マルチウェイで使える利便性に特化したアイテムもあるのでチェックしてくださいね。

先ほどお伝えした利便性やデザイン、安全性などを重視して、ママが本当に使ってみたいという思うアイテムを選びましょう。

PUPPAPUPO/クーファン+抱っこ布団

 

出典:Amazon.co.jp

インテリアの邪魔をしない、シンプルなバスケット型のクーファン。

こちらは天然素材でできいるので、ホルムアルデヒドなど有害物質の心配もなくデリケートな赤ちゃんにも安心して使うことができます。

インナーには取り外し可能な敷布団が付いており、寝ている赤ちゃんを起こさずともそのまま布団ごと抱っこしてベッドへ寝かせることができるんです

これなら、背中スイッチに敏感な赤ちゃんも、ぐっすり眠ることができますよね。さらに別売りのスタンドを購入すれば、ゆりかごのように揺ら揺らと揺らすことも可能。

床よりも高い位置で寝かせられるので、ホコリの心配やペットのいたずら対策にも有効です。

 

〇商品情報

・サイズ:80 ×40 ×28 cm

・使用可能月齢:0歳~4ヶ月頃まで

・素材:クーファン…コーン、抱っこ布団…カバー綿100%、中綿ポリエステル100%

・カラー:アイボリー、ベージュ

・販売価格:税込8,490円

Benefit children/ロープ編みこぐまのクーファン

出典:Amazon.co.jp

肌触りの良いコットン素材で編まれたシンプルなクーファン。やさしい色合いとワンポイントで描かれているかわいいクマのマークが癒されますよね。

こちらは布製なので、カゴ素材のものと違ってささくれ立つ心配がないのがメリット。また、インナークッションなども含めて有害物質の検査を行っているため、安心して使うことができます。

シンプルなデザインなだけに、赤ちゃんが使わなくなった後もベビー用品入れとして使いやすそうですね。価格も手ごろなので、購入を迷っているママにもおすすめです。

 

〇商品情報

・サイズ:70×38×25cm

・使用可能月齢:生後半年頃まで(最大重量10㎏)

・素材:コットン

・カラー:白

・販売価格:税込5,180円

Zaoneo/日除け付きクーファン

出典:Amazon.co.jp

こちらのバスケット型クーファンは、日除け付き。日差しが気になる夏生まれの赤ちゃんも、お部屋でぐっすり快適に眠ることができます。

クーファンのインナーには、サイド部分に柔らかいクッションパッドが付いており、すべて取り外して丸洗いできるのでいつも清潔に保つことができますよ

また、スタンド付きを選ぶこともできるのも嬉しいところ。

スタンドはキャスター付きなので、部屋と部屋との移動もスムーズに行えます。高さがある分、ママも腰をかがめてお世話をしなくてもいいので、産後の腰痛予防にもおすすめですよ。

 

〇商品情報

・サイズ:80×40×90cm

・使用可能月齢:0~8ヶ月頃

・素材:クーファン…トウモロコシの殻と麦わら、クッション部分…表面コットン100%、中綿

・販売価格:クーファンのみ 税込11,999円、スタンド付き 税込15,599円

フラッフィーフレンズ/ミュージックベビークーファン

 

出典:Amazon.co.jp

 

こちらのクーファンは、赤ちゃんが退屈しないようにかわいいおもちゃが付いています。取り外してベビーカーやチャイルドシートに付けることも可能ですよ。

触るとシャカシャカと音が鳴るマスコットは、赤ちゃんの好奇心を刺激してくれそうですよね。

また、サイドのファスナーを広げればフラットになるので、クーファン以外にも赤ちゃんのプレイマットとしても大活躍。帰省時など、普段とはちょっと違う環境でも、これがあれば赤ちゃんも快適に過ごせそうですね。

ベビーグッズらしい、淡いパステルカラーの色合いも素敵です。

 

〇商品情報

・サイズ:65×35×30cm

・使用可能月齢:0ヶ月~6ヶ月頃まで

・耐荷重:8~12㎏位まで

・素材:ポリエステル素材(手洗い可)

・販売価格:税込5,980円

baby shower/バッグDEクーファン

 

出典:Amazon.co.jp

こちらはなんと1台5役のクーファン。クーファンとしてはもちろん、お昼寝マット、プレイマット、おむつ替えマットなど形を変えて様々な用途で使えるため、とてもお得

さらに、クーファンをコンパクトに折りたたんでバッグ型にすれば、肩から掛けて持ち運びも可能なので、帰省先はもちろん健診時などにも重宝しますよ。

お揃いの柄の掛布団も付いているので、届いたその日からすぐに使えるのも便利。大人っぽいグレーの星柄は、年齢性別問わず使えるので、パパでも嫌がらずに持ってくれそうですね。日本製という安心感も魅力です。

 

〇商品情報

・サイズ:72×38×25cm

・使用可能月齢:0ヶ月~4ヶ月頃まで(おむつ替えマットなら1年以上使用可)

・素材:ポリエステル素材(手洗い可)

・販売価格:税込14,300円

まとめ

クーファンは一般的に生後3~4ヶ月頃までの使用期間のため、少し短いと感じるママもいると思います。しかし今回ご紹介したように、赤ちゃんの日中の居場所確保や外出先での使用など意外と「あると便利」と感じることも多いもの。

また、クーファンとしての役目を終えてもその他の用途で使えるデザインを選べば、長く愛用することもできるので、意外と魅力がいっぱいです。

もし迷っている場合はレンタルなどで試してみましょう。

実際に使うシーンをイメージしながら、自分たちに合ったクーファンを見つけて毎日の赤ちゃんのお世話に役立ててくださいね。

クーファンに寝ている赤ちゃんの姿は、低月齢の今だけです。素敵な思い出として残しくださいね。


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