2017年02月21日 22:31
新生児や赤ちゃんをウイルスなどから守るために大切な予防接種。この予防接種、実は定期接種と任意接種の2つに分けられているのです。任意接種?定期接種?何が違うの?と心配になってしまうママもいると思いますので、予防接種2つの種類について整理をしてみました。
まずは2つの予防接種の違いから説明していきましょう。 定期接種・・・国や自治体が実施し、乳児や幼児に受けるよう推奨している予防接種 任意接種・・・希望者のみが病院で受ける予防接種 定期接種は国や自治体が実施しているため、決められた期間内に無料で接種できるケースが多いです。一方で任意接種は、希望者のみで費用は自己負担となります。 任意接種=受けなくても良い予防接種ではありませんのでご注意を。赤ちゃんをウイルスから守るために、大切な予防接種ですので、お医者さんなどと相談をしながら、赤ちゃんに必要な予防接種を受けるようにしてくださいね。
次に、乳児や幼児の期間中(小学校入学以前)に定期接種で受けることができる予防接種の一覧を紹介します。
このほか、小学生や中学生の期間中に受けられる予防接種としてDT(二種混合)やHPV(2種類)があります。定期接種は予防接種によって受けられる期間や回数が異なります。
生後2ヵ月から6ヵ月の予防接種のスケジュールはこちらをチェック!
今度は任意接種の予防接種です。同じように、乳児や幼児のうちに受けられる任意接種をリストアップしました。
早ければ赤ちゃんが生後2ヵ月から受けることができるロタウイルスの予防接種は、定期接種と一緒にスケジュールを組んで実施するケースも多いようです。また、何かしらの事情でB型肝炎やBCGを定期接種の期間中に受けることができなかった場合は、任意接種として受けることができます。 なお、予防接種としてイメージする人も多いインフルエンザですが、定期接種ではなく、任意接種となっていますのでご注意ください。NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会では、毎年10月〜11月頃にインフルエンザの予防接種を受けることが推奨されています。