2022年05月24日 00:00
子どもたちの大好きな絵本は、色彩を楽しむものやわくわくするお話など、種類がとても豊富です。今回はそんな絵本の中から、おばけが出てくるおすすめ絵本をご紹介します。おばけ絵本の選び方もまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
笑えるものや悲しくなるものなど、絵本の種類はかなり豊富です。子どもが楽しめるようにと、いろいろな種類の絵本を選ぶママは多いはず。でもおばけが出てくる絵本は、「子どもが怖がってしまうのでは」と避けてしまいがちですよね。
実はおばけが出てくる絵本は、子どもからの人気がとても高いんです。おばけが出てくるものの、お話としては怖くないものも数多くあります。なかには少し怖いお話もありますが、子どもたちはキャーキャー言いながら意外と楽しんでくれるんですよ。
おばけが出てくる絵本が好きな子どもは多いですが、選び方を間違えてしまうと「つまらない」「怖いからもう読みたくない」なんて言われてしまう可能性も。夜に怖くて寝られない、となってしまったら大変ですよね。子どもが楽しみながらおばけの絵本を読み進められるよう、気を付けたい絵本の選び方について解説します。
おばけが出てくる絵本の選び方で一番気を付けたいのが、年齢に合わせた絵本を選ぶことです。年齢に合っていないものを選ぶと、お話の意味を理解できなかったり、怖すぎて泣いてしまったりといったマイナスの効果が働いてしまうことも。絵本には裏に対象年齢が書かれているものが多いので、子どもの年齢に合わせたお話やイラストの雰囲気を選ぶようにしてみてください。
おばけが出てくる絵本は種類がとても豊富なので、どれを選んだらいいか悩んでしまう方も多いですよね。そんな時は、シリーズ作品のおばけ絵本を選ぶのがおすすめです。シリーズになっているということは、それだけ人気のある作品だということ。本屋さんなどでも人気の絵本として展開されていることが多いので、ぜひチェックしてみてください。
おばけの絵本を選ぶ時には、必ず中身をチェックして怖いレベルを確認するようにしましょう。「イラストがかわいいから怖くないだろう」と思っても、意外とおばけの怖さを感じるようなお話だったというのはよくあるパターンです。イラストと内容を照らし合わせて、「これくらいなら怖がらずに読めるだろう」という作品を選んでみてください。
おばけ絵本というと日本の絵本を思い浮かべてしまいがちですが、外国のおばけ絵本も名作がたくさん揃っています。イラストだけで「難しそう」と判断するのではなく、ぜひ中身をしっかりと確認して、子どもが楽しめる内容のものかどうかを考えてみましょう。
おばけが出てくる絵本の中には、「夜になるとおばけが出るから早く寝よう」「悪いことをするとおばけに連れていかれる」など、怖さを感じるものが多いです。でもそれだけではなく、怖がりのおばけや友だちが欲しいおばけが出てくるおもしろいお話も人気があります。おばけの絵本は怖いという思い込みを捨てて、子どもが楽しめそうな作品を探してみてくださいね。
0歳の赤ちゃんに読むおばけ絵本は、カラフルで視覚に訴えかける作品がおすすめです。おばけがよくわからなくても、かわいいキャラクターを一緒に楽しめる絵本を選びましょう。1~2歳の子どもには、わかりやすくシンプルなお話や、リズミカルな繰り返しが楽しめる作品もおすすめ。0~2歳の子どもに読み聞かせたい、素敵なおばけ絵本を6作品ご紹介します。
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カラフルなおばけがたくさん出てくる「へんしん!おばけちゃん」は、赤ちゃんにも読み聞かせができる色彩豊かな絵本です。「何に変身するのかな?」と声をかけながら、親子で一緒に楽しむことができます。しかけ絵本になっているので、0~1歳までの子どもにおすすめの作品ですね。
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保育園や幼稚園でも人気のパネルシアターが、絵本で楽しめる作品です。たくさんのおばけが出てきますが、ちょっと抜けたキャラクターとキュートなイラストで、怖さを感じづらいのが魅力ですね。ドラキュラやミイラ男も出てくるので、ハロウィンの時期の読み聞かせにもぴったりです。
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ちょっぴり怖さを感じさせる、おばけのはり絵イラストが印象的なこちらの絵本。子どもの頃に読んだことがあるというママやパパも多いですよね。せなけいこさんの人気シリーズ「いやだいやだの絵本」の一作で、「夜に寝ない子はおばけに連れていかれちゃう」という怖いストーリーながら、子どもたちの心を掴み続けるおばけ絵本です。
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「やだやだ」という駄々っ子にくっついて、おばけにしちゃうやだもんのお話。コミカルなイラストとわかりやすいお話で、1~2歳の子どもにぴったりなおばけ絵本です。謝ることの大切さも教えてくれるので、イヤイヤ期の子どもへの読み聞かせにもおすすめですよ。
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おばけのばけたくんが、食べたものにどんどん変わっていくおもしろ絵本。カラフルなイラストとリズミカルな文章で、赤ちゃんから楽しめる作品です。「次は何を食べるのかな
?」と大人も楽しみながらページをめくれます。「おまつりの巻」や「たんじょうびの巻」など、シリーズ展開も豊富です。
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影絵を撮影しているという、ぼんやりと光るような不思議な質感の絵本。真っ黒なぎょろ目が「おばけだじょ」と迫って来る姿に、ドキドキしてしまう子どもは多いはずです。でも実はこのおばけの正体は…。わかれば怖さも吹き飛んで、勉強にもなっちゃうおばけ絵本。2歳ならストーリーの流れをしっかりと楽しめるはずです。
3歳からは、保育園や幼稚園で絵本に触れる機会もグッと多くなりますよね。理解度もより深まり、おもしろいだけでなく怖いおばけ絵本も楽しめる年齢になってきます。また、4~5歳になると長さのあるおばけ絵本も読めるようになり、怖さを感じるような作品を好む子どもも増えてきます。3~5歳におすすめの、おばけが出てくる絵本をご紹介しましょう。
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きもだめしでおばけが出てくる怖い絵本はありますが、なんとこの作品はおばけの子どもがきもだめしをするというお話。おばけの子どもたちが、大きくて迫力満点な妖怪たちに驚きながらも、きもだめしを進めていきます。ドキドキ感を楽しみながらも、怖すぎないお話なので、3~5歳の子どもにも読み応えのある絵本です。
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世界17カ国で愛されているという、フランス生まれの「なかよしおばけシリーズ」の一作。パーティで食べたものの色に変わっていくおばけたちに「次はどうなるの?」とワクワクしながら読み進められます。真っ白な布のような見た目で、愛嬌たっぷりのおばけが出てくるので、怖い絵本が苦手な子どもにもおすすめです。
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夜になかなか寝ない子どもたちに対してお母さんが、おばけ兄弟のさくぴーとたろぽうのお話をしてくれます。「夜はおばけの時間」の言葉通り、おばけの兄弟は夜に起きて保育園へ。おばけ一家の暮らしが楽しめる絵本で、のんびりほのぼのとしたストーリーが魅力です。「えんそく」や「おつかい」など、シリーズ作品も人気がありますよ。
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おばけの子が乗り移って、町の人たちの爪をどんどん噛んでしまうというこのお話。ニュースになるほどの大騒動ですが、おばけはどんどんお腹が痛くなってきて…。そんなストーリーと共に、爪の役割や「爪の先にはバイキンが溜まりやすい」という体の仕組みを教えてくれます。爪を噛むクセのある子どもにも、おすすめの絵本ですね。
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大きめのしかけ絵本の中には、おばけの世界観が盛りだくさん。1ページの中にいくつものしかけがあるので、時間を忘れて楽しんでしまいます。絵本を開くと飛び出してくる立体的なしかけを、ストーリーと一緒に楽しみましょう。しかけ絵本は破れやすいつくりなので、ある程度大きくなった4~5歳の子どもにおすすめです。
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おつかいを頼まれたきつねのこんたが、禁止されているもりのみちを通ってしまい、たくさんのオニや妖怪に遭遇するお話です。表紙のイラストはとてもほのぼのしていますが、出てくるおばけのイラストは想像以上に怖く描かれているので、おばけ好きな子どもにもおすすめ。「バスでおつかい」や「さかなつり」などのシリーズ作品も人気です。
小学生以上になると、よりストーリー性のあるおばけ絵本を好む子どもが多くなりますよね。年齢を重ねるにつれて、おばけの怖さや悲しいストーリーなども、しっかりと飲み込んで理解しながら楽しめるようになっていきます。小学生以上の子どもにおすすめの、読み応えたっぷりなおばけ絵本を3つご紹介しましょう。
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古い家の屋根裏部屋に一人で暮らしているおばけのところに、女の子が訪れるようになりました。一人がいいおばけは、あの手この手で女の子を追い出そうとするのですが…。木炭鉛筆で描かれたモノクロ作品で、じっくりと読ませるストーリーが魅力の絵本です。お化けの気持ちの変化や女の子の気持ちなど、感情に寄り添える小学生以上の年齢におすすめの作品ですね。
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「ママが車にぶつかって、おばけになっちゃった」という、衝撃的な展開から始まるストーリー。子どもと過ごす時間の大切さ、ママがいるのは当たり前じゃないことを、絵本を通して親子に訴えかける作品です。対象年齢は3歳からとなっていますが、しっかりとストーリーを理解できる小学生以上の子どもに、おすすめしたい作品です。
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おばけをテーマにした、まちがいさがしが楽しめる絵本です。問題は50問もあるので、たくさんのおばけが出てきます。ユーモラスなおばけと一緒に、頭の体操を楽しみましょう。ハンディサイズの絵本なので、お出かけの際や病院の待ち時間などにもおすすめです。
おばけの出てくる絵本は、怖いものからユーモラスなものまで、種類もテイストもさまざまです。ぜひ子どもの年齢や性格に合わせたおばけ絵本を選んで、親子で一緒に読み聞かせの時間を楽しんでみてくださいね。
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