2021年07月01日 00:00
2人目を考えるベストなタイミングはいつなのでしょうか?仕事をしているのか専業主婦なのかによっても違ってきますよね。そこで今回は、3人子育てしてきた私の経験や、2人目妊娠を経験したママたちの意見を参考に、考えておくべきポイントを厳選して5つご紹介します。2人目妊娠のベストなタイミングを知りたい方は参考にしてみてください。
それでは、2人目の妊娠を考え始める時期はいつなのか、先輩ママの経験をご紹介していきます。
1人目の子供が1歳を過ぎると赤ちゃん時代のように手がかからなくなってきます。
この時期に2人目を考える方が増えてきます。
母乳育児をしている方なら、卒乳のタイミングとも重なるでしょう。
1人目の赤ちゃん時代が懐かしくなって「もう1人考えてもいいかも」と思う方もいます。
1人目が2歳になってくると、子育ての流れもスムーズになってきます。
仕事をされている方の場合、育児休暇明けの1年がたってからといった時期でしょう。
「仕事復帰もできたし、そろそろもう1人大丈夫かも」と思える時期です。
1人目が幼稚園に入園してからという場合もあります。
幼稚園に子供が行っている時間は、自分だけで自由に使えるようになるので、気持ちや時間にゆとりが生まれます。
生活に余裕ができたことで、「2人目をそろそろ考えようかな」と思う時期でもあります。
2人目妊娠を考え始めた場合、ある程度スケジュールが計算できればいいですよね?
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それでは、2人目妊娠のベストなタイミングについて仕事をしている場合からご紹介していきます。
1人目は何もかもがはじめてなので大変です。
右も左もわからなかった赤ちゃん時代が終わって、「そろそろ子育てが落ち着いてきたかも」と思えるタイミングで2人目を考え始める方もいます。
大変な時期を過ごしてきたからこそ、2人目の妊娠は、ある程度見通しをもって取り組めます。
何もわからなかった1人目のときとは違って、具体的にイメージしながら生活できるので余裕をもって子育てができるという方もいます。
育児休暇が2年取れるという職場のママは、1人目2人目を続けて産んで、子育てに集中し、仕事復帰してからは仕事に集中したいという方もいます。
仕事をしているママは、自分のキャリアも考えて産休や育児休暇の期間を考えるママが多いようです。
夜勤の仕事をしている方の場合、1人目が自分のことは自分でできるようになってから2人目の妊娠を考えるというママも。
子供2人の年の差が大きく開く場合もありますが、その分2人目の子育てを1人目の子供に手伝ってもらえるというメリットも感じられます。
実際私のママ友に7歳差で2人目を産んだ方がいます。
そのママ友いわく「母乳以外は全部上の子がしてくれるからとても楽」と言っていました。
それでは、専業主婦の方の2人目妊娠のベストなタイミングについて解説していきます。
1人目のイヤイヤ期が強烈な場合、なかなか2人目が考えられないという方も。
イヤイヤ期が終わって穏やかな生活になると、「もう1人考えてもいいかな」と思えるタイミングがやってきます。
1人目が幼稚園に入園するタイミングで、自分の時間ができ、心にゆとりが生まれます。
このタイミングで2人目妊娠となると、余裕をもった妊婦生活を送れると考える方もいます。
それでは、2人目妊娠の前に考えておくべき5つのポイントをご紹介していきましょう。
1人目の場合、ある程度の期間は出産と子育てに必死で、「2人目なんて考えられない」と思っていたママの気持ちも変化していきます。
いつしか余裕がでてきて「2人目を考えてみようかな」と思えるタイミングも自然とやってくることでしょう。
ただ、ママがどんなに2人目を考えていたとしてもパパの気持ちも大切にすることを忘れてはいけません。
私は、2人目出産後すぐにでも2人目がほしいと考えていましが、パパが冷静にタイミングを考えてくれました。
よくよく考えると、1人目に手がかかるのに年子になってしまうので赤ちゃんが2人いる状態です。
それに仕事をしていたので、仕事復帰のタイミングもよく考えなければいけませんでした。
1人目にとっては、ママを独占できるという状況は当たり前であって絶対です。
それが、2人目の赤ちゃんの出現により、すべてが崩れ落ちていきます。
ママは、赤ちゃんに時間を取られ、自分はあと回し、「ママが取られてしまった!」と感じる子供は少なくありません。
ある研究者によると、赤ちゃんの出現は1人目にとっては大失恋をしたときと同じくらいのストレスにさらされてしまうともいわれています。
私は、そのことを知っていたので、2人目を出産してからは1人目優先でやっているつもりでいました。
しかし、「ママがいい!」「ママじゃなきゃだめ」と大変手を焼いた経験があります。
トイレトレーニングも順調にいっていたのに、すっかり赤ちゃん時代に逆戻り、夜のおねしょも再開しました。
上の子も私の意識を向けさせるために必死になっていたと今ならわかるのですが、そのときはどうしてもイライラしてうまく付き合ってあげられませんでした。
あのときのことを思い出すと、チクッと胸が痛くなる経験です。
1人目にとって、兄弟ができることは嬉しいことであっても、ママを取られてしまったという寂しい気持ちになる時期であることは忘れてはいけません。
少しでもこの時期を安定して過ごすためにも、1人目の精神状態は考慮してあげましょう。
1人目の子供が幼稚園や小学校に通い始めたタイミングで、2人目妊娠・出産が重なってしまうと参加が難しい場合もあります。
私は、2人目の出産が上の子の運動会と重なってしまい、産後、すぐに実母に預けて運動会を見に行った経験があります。
実母に迷惑をかけたのはいうまでもありませんが、もっとタイミングを考えておけばよかったと後悔しました。
仕事復帰のタイミングも重要です。
保育園に入園して半年は、熱をだしたりお呼び出しだったりで月の半分は出勤できないのも珍しくありません。
これが、仕事復帰後半年くらいたつと生活のリズムが整ってきます。
1人目も保育園生活にも慣れてきます。
また、仕事復帰後1年くらいなら、仕事を軌道に乗せた上で引継ぎができるというメリットもあります。
2人目の子供を妊娠するにあたって、避けては通れない道として「お金」の問題があります。
ただ、2人目の子供を妊娠して急にお金が必要になるというわけではありません。
子供が中学生、高校生、大学生になってくると大きな出費が必要になってきます。
1人目と2人目の子供の年の差によって、お金が必要な時期が違ってきます。
ここでは、年齢差別に必要なお金についてご紹介していきます。
・ 洋服はおさがりで代用
・ おむつ代は2人分
・ 保育料の割引が適用
・ 進学資金が立て続けにかかる
・ 保育料の割引が適応
・ 4歳差なら入学・卒業が重ならないので出費が分散される(大学の場合は出費が重なる)
・ 3歳差なら入学・卒業が重なり出費が大変
・ おさがりが難しい
それでは、実際にパパは2人目妊娠に対してどんな意見をもっているのでしょうか。
人によって違う場合もあるので、参考程度に読んでみてください。
子育ては協力できても、出産するのはママなのでママの気持ちを優先させたいというパパが多かったです。
パパは、子供との時間を積極的に作っているつもりでも、ママの負担が大きいと気が付いています。
そのため2人目となるとママの気持ちを最優先にしていく必要があるとパパは感じています。
パパ自身に兄弟がいた場合、「たくさん子供がいた方が楽しい」と思っている場合もあります。
私の経験ではありますが、子供の赤ちゃん時代はパパはあまり頼りになりません。
しかし、大きくなるととても頼もしい存在へと変化していきます。
何より、兄弟を一つにまとめるのはパパがうまい!
そう考えると、1人より2人の方がパパも楽しいと思うのはうなずけます。
1人目育児になかなか参加できなかったことに、後悔しているパパもいます。
2人目ができたら、育児休暇を取得しようかと考えているパパもいるようです。
ママの負担軽減はもちろん、自分の経験のために子育てに積極的に関わりたいと考えているパパも少なくありません。
最近では、育児休暇を取得するパパを企業がバックアップしてくれる場合もあります。
もしも、チャンスがあるのであればパパも育児休暇を取得してみてください。
私には、男性で育児休暇を取得した友達がいます。
育児休暇を取得したことで、子育ての大変さや休日の過ごし方、仕事との距離感について改めて考えることができたと教えてくれました。
とてもいい経験だったそうです。
ここまで、2人目妊娠のタイミングをご紹介してきました。
なかには、2人目の子供をいったいどこで作るのかという問題に直面しているご夫婦もいることでしょう。
1人目の子供が気になってなかなか妊活が進まないご家庭は少なくありません。
そこで、2人目の子供をどこで作るの問題について先輩ママの経験をご紹介していきましょう。
子供が幼稚園に行っている間という方もいます。
「子供がいる時間や場所では、気になってどうしてもそういう気持ちになれない」
「子供の横でするなんて、落ち着いて集中できない」
「幼稚園に行っている時間なら安心して楽しめる」
といった意見がありました。
幼稚園に行っている時間帯にパパがお休みを取れるご家庭におすすめです。
また、ムードを出すためにあえて家ではなくホテルを利用するという意見もありました。
寝室は子供が寝ているので、リビングに移動したというご家庭もあります。
リビングのソファや、寝室からわざわざ布団を移動させて頑張ったという意見も。
リビングに子供がやってこないか冷や冷やしてなかなか集中できなかったというご夫婦もいました。
パパの部屋があるご家庭は、パパの部屋にママが行って、という場合も。
鍵がついているお部屋で、営みの際には鍵を閉めて子供には絶対に見られない環境にしていたというご家庭もあります。
ただ、「隣で物音がすると気になってなかなか集中するのが難しかった」
「声が出せないので苦しかった」という意見もありました。
子供が寝ているのを確認して、子供の隣で行うご家庭もありました。
子供が起きてしまわないように静かに、サクッと終わらせるよう努力したそうです。
また、子供が起きるタイミングがわからなかったので、上は着たままで下半身は布団で隠して頑張ったというご家庭も。
さらに、子供の横の場合、パパの方が気になってしまい、そういうムードになりにくかったという意見もあります。
男性もなかなかデリケートな面があるので配慮が必要です。
子供を親に預かってもらってという意見も。
おじいちゃんおばあちゃんのおうちにお泊まり!というときにタイミングを見計らってする方法です。
タイミングがばっちり合えば最高ですね。
皆さんなかなか苦労されて、2人目を作ったようです。
2人目の子供の妊娠のタイミングを考える際には、家族の気持ちを十分考慮するようにしましょう。
1人よりも2人育児は、大変な部分ももちろんありますが、喜びは2倍にも3倍にも膨らみます。
あなたの2人目妊娠がベストなタイミングで訪れることを願っています。
ライター名:大河内麻衣
子供を3人育てています。私の子育ては夜泣きや人見知り、トイレトレーニング、母乳育児、指吸い、産後クライシスといった子育てお悩み系は全て制覇しています(笑)今は、全員小学生になり少しゆとりがもてるようになりました。振り返ってみると本当にささいなことばかり。でも、そのときは必死でした。私の経験が少しでも役に立ってくれればという想いでつづります。
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