2022年08月15日 00:00
気温が高くなるとベビーカー内が暑くて赤ちゃんの熱中症が心配になります。赤ちゃんはデリケートなので、大人に比べて熱中症になる危険が高いです。赤ちゃんが熱中症にならないためにも、なにか対策をしないと、安心してお出かけはできないですよね。 また、ベビーカー用の暑さ対策グッズは熱中症対策に効果的ですが、冷却シートや扇風機など種類が多くてどれを選ぶべきか迷ってしまいます。 そこで本記事ではベビーカー用の暑さ対策グッズの選び方やおすすめグッズ5選を紹介します。熱中症対策のコツや赤ちゃんが快適に過ごすためのポイントも解説するので、暑さを気にせず楽しくおでかけしたい方は必見です。
暑い日に赤ちゃんとお出かけする機会が多いなら、ベビーカー用の暑さ対策グッズを使って熱中症を防ぐことが大切です。熱中症は高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節がうまくできなくなる状態のことを指します。
赤ちゃんは汗をかく機能が未熟で、体温を下げるのが苦手です。そのため体内に熱がこもりやすくなります。大人が暑いと感じていない環境でも赤ちゃんの こともあり、熱中症の危険性があるのです。
特に、アスファルトから近いベビーカー内は熱がこもりやすいため、暑さ対策グッズの活用するとよいでしょう。夏は、快適に過ごせる空間を作ってあげることが重要です。
暑さ対策グッズを選ぶときは次のポイントを意識しましょう。
暑さ対策グッズは商品によって日よけや体温を下げるものなど目的が異なります。目的に合ったものを選ぶことで、効率よく熱中症対策ができます。
また、色や素材は、赤ちゃんがより涼しく過ごすために重要なポイントです。熱を吸収しづらく、速乾性が高いグッズを選ぶのがおすすめです。
ベビーカー用の暑さ対策グッズは、保冷グッズや扇風機のほか、日よけのためのサンシェードなどさまざまあります。
日差しの強いところに行く機会が多い場合は日よけグッズを選んだり、暑い場所に長時間滞在するときは保冷グッズにしたりと、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
日差しが強い日に使いたいなら日よけグッズがおすすめです。日よけグッズは日差しから赤ちゃんを守り、体温が上がりすぎないようにしてくれます。
また、虫やほこり除けになったり冷房の風から守ってくれたりと、熱中症対策以外の効果もあるので日常的に使うことも可能です。
日よけグッズは直射日光をガードしてくれるサンシェードや赤ちゃんの様子が見える網タイプがあります。また、紫外線防止や防水など素材にこだわった商品も多くあるので、好みのものを選びましょう。
日よけはベビーカーに取り付けるものですが、取付方はクリップやゴムなどさまざまです。日差しの向きに合わせて変えるならクリップ、しっかり固定したい場合はゴムや紐を使うのがおすすめです。
体温を下げる効果を期待する方は保冷グッズがおすすめです。ベビーカー用の保冷グッズは赤ちゃんの背中に敷くことで、体温が上がりすぎないように調整してくれます。
素材もさまざまあり、吸水性や速乾性に優れたものが多いので赤ちゃんの肌を清潔に保ちたい方にもおすすめです。デザイン性にこだわったものも多く、動物やキャラクターがついたものを選べば赤ちゃんも喜びます。
シートタイプのグッズはサイズに注意が必要です。サイズが合わないと、上手く取り付けられないことがあるので、購入前に大きさを確認しておくようにしましょう。
赤ちゃんの汗を乾かしてあげたいなら自然の風を使う扇風機がおすすめ。ベビーカー用の扇風機は赤ちゃんの体温を下げることに加えて、ベビーカー内の熱がこもるのを防いでくれます。
扇風機は商品によって取り付け方や充電方法が異なるので、好みのものを選びましょう。また、風量を調節したり首振りできたりするものを選べば、風が当たりすぎるのを防ぐことも可能です。
羽根の素材は赤ちゃんが万が一触れてもケガをしないようにやわらかいものを選びましょう。デザインは赤ちゃんの指が入らない設計になったものを購入することで、安心して使えます。
暑さ対策グッズは白っぽい色のものがおすすめです。黒や紫など濃い色は熱の吸収率が高く、グッズ本体の温度が上がりやすくなります。
ベビーカー内に熱がこもるだけでなく赤ちゃんが触ってやけどする可能性もあるので、なるべく明るい色のグッズを取り付けるようにしましょう。
常に快適に過ごしてほしいなら、暑さ対策グッズの素材に注目しましょう。ガーゼなどの通気性や速乾性が高い素材であれば、夏場でも熱がこもりにくいです。
特に、赤ちゃんの肌に触れるようなシートやブランケットは、赤ちゃんの体温に影響するので要注意です。
熱中症対策のためのグッズを購入するときは、以下の素材を選びましょう。
ベビーカーにおすすめの暑さ対策グッズ5選は、どのアイテムも機能性が高く熱中症対策におすすめです。実用的なだけでなく、デザインもかわいい商品が多いので赤ちゃんが喜ぶグッズを探している方も要チェックです。
それぞれ特徴や使い方が異なるので、快適に過ごせるものを選びましょう。
素材 | 色 | 種類 | サイズ |
綿パイル生地 | 白 | 保冷・保温シート | 25.5×6.0×27.0cm |
丹平製薬から発売されている保冷シートは大きめのやわらかジェルがついており、赤ちゃんの体を心地よく冷やしてくれます。冷やしても固くなりにくいので体にフィットしやすいのも嬉しいポイントです。
コットン生地でできたシートは温度調節シートがついていて、程よく赤ちゃんの体温を下げます。汗をかいても素早く吸水し、速乾性も高いので清潔に使えます。
また、温めて保温シートとしても使用できるので寒い時期にも活躍するシートです。デザインは白を基調としていますが、サーカス柄やスター柄などかわいい絵がついているのでデザイン性を重視したい方にもおすすめです。
上ひもと下ひもをベビーカーに取り付けて冷やしたパットを専用カバーにセットして使用します。ジェルは冷凍庫で3~8時間冷やす必要があるので、前日に入れておくのがおすすめです。
素材 | 色 | 種類 | サイズ |
パイル・接触冷感 | 白・水色 | 保冷・保温シート | 25.5×6.0×27.0cm |
かわいいケラッタの保冷剤付きシートです。忙しいママのために使いやすさにこだわった商品で、上下を分離させたり用途に合わせて紐を取り外しできたりします。
チャイルドシートや抱っこ紐にも使用できるので、暑い季節に毎日使えるアイテム。素材は2種類で、汗を吸収しやすいパイル生地と保冷剤なしでも冷たい接触冷感から好みのものを選べます。
付属の保冷剤はシャーベット状のソフトタイプで冷やしても固くなりません。取り付け方は紐でベビーカーに取り付けて保冷剤を入れるだけ。簡単で、時間がないときでも楽に取り付けられます。
素材 | 色 | 種類 | サイズ |
メッシュ | 全10色 | サンシェード・虫よけ | 75.0×50.0cm |
サンシェードに虫よけの役割も期待したい方にはマニトのマジックシェードがおすすめです。虫よけネットがついたサンシェードで、ジッパーで連結するだけで使える優れものです。
対面と背面の両方で装着が可能なので、あらゆるベビーカーに対応可能。メッシュ生地でできた大きめのシェードは十分な紫外線カット効果と高い通気性を持っています。
大型の開閉扉で赤ちゃんの乗り入れもしやすく、ジッパーを少し開けてお菓子や飲み物をあげることもできます。
装着はサンシェードをベビーカーの日よけに置いて、S字フックやベルトで固定するだけです。
素材 | 色 | 種類 | サイズ |
メッシュ | 黒 | サンシェード | 85.0×70.0cm |
レイフリーのサンシェードは横までしっかりとカバーしてくれるので、日差しから赤ちゃんを守ってくれます。両側の素材がメッシュになっており、熱がこもりにくい作りです。
SPF50+で紫外線カット効果も高く日よけの角度も自由に調節でき、暑い日のお出かけを快適にしてくれます。
取り付けるときは上部2ヶ所と手すり2ヶ所にマジックテープで固定。マジックテープ1つで取り外しも可能で、コンパクトに収納できるのも魅力です。
また、透けて見える素材でできているので、日差しをガードしながら赤ちゃんの様子を見ることができます。暑い日でも熱中症のサインを見逃さずにお出かけできるサンシェードです。
熱中症対策のポイントは次の3つです。
暑さ対策グッズを使いながら水分補給をしたり休憩を入れたりすることで、熱中症を防ぐことができます。暑い季節でも赤ちゃんとお出かけしたい方は対策のポイントを意識して、快適に過ごせるように工夫してみてくださいね。
暑い日にお出かけするときはこまめに水分補給を行いましょう。赤ちゃんは自分で喉が乾いたことを伝えることができないため、お母さんがこまめに水分を与えることが大切です。
また、喉の乾きを伝えることができても、そのときにはすでに多くの水分が失われていることが多いです。
お出かけの際は15〜30分に1回冷たい水分をあげましょう。一度に大量に飲ませるのではなく、こまめに与えることで暑さで失われる水分を補うことができます。
常に冷たい飲み物を用意するためには小さめの保冷バッグを持ち歩くのがおすすめです。ベビーカーに取り付けられる保冷バッグも販売されているため、暑さ対策グッズと合わせてチェックしておきましょう。
定期的に日かげで休憩することも熱中症対策のために重要なポイントです。いくら保冷シートやサンシェードで暑さから守っても、長時間外にいると熱中症になる危険が高まります。
30分に1回は日かげや室内の涼しい場所に移動して赤ちゃんの様子を観察しましょう。汗のかき方や顔色を見て体調が悪くなってないか確認することで、熱中症のリスクを下げることができます。
休憩のときは汗を拭いてあげたり換気をしたりして、涼しい環境を作ってあげましょう。
暑い日に外出する際は直射日光や体温が上がりやすいところをなるべく避けるようにしましょう。直射日光や照り返しがある場所は赤ちゃんが熱中症になりやすい環境です。
日差しが強い場所での外遊びや長時間車内にいることは避けて、できる限り涼しい場所で過ごすように意識してください。しかし、
どうしても外に出なければいけないときは、12〜14時以外の日差しが少ない時間帯に移動するのがおすすめです。
また、ベビーカーを放置するのも危険な行為。赤ちゃんが乗っているときはもちろん、ベビーカーだけを放置することもベビーカー内の温度が上がることにつながるので気を付けましょう。
ベビーカー用の暑さ対策グッズは、色や素材をチェックして涼しさを保ってくれるアイテムを選ぶことが大切です。また、商品によってベビーカー内を換気してくれたり赤ちゃんの体温を下げてくれたりと、特徴が異なるので目的に合わせて選びましょう。
熱中症対策をしたくても、暑さ対策グッズは種類が多くてどれを選ぶか迷ってしまいますよね。そんなときは本記事で紹介したおすすめグッズや選び方を参考にしてみてくださいね。
機能性が高い暑さ対策グッズを選ぶことで、暑い日でも赤ちゃんと楽しくお出かけできますよ。
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