抱っこ紐とおんぶ紐はどちらも新生児からOK?2種類の比較や違いをチェック!

ひと昔前の赤ちゃんは、「おんぶ」されている姿が当たり前でした。しかし、最近の赤ちゃんは「抱っこ」されていることが多いように思われます。「おんぶ」も「抱っこ」も、“ママに触れる”という点では一緒ですし、「おんぶ」にしかないメリットもあります。今回は、“抱っこ紐(ひも)”と“おんぶ紐(ひも)”それぞれのメリット・デメリットなどをわかりやすく比較・解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね!


おんぶ紐と抱っこ紐は、いつから使用してOK?

まず「おんぶ」は、赤ちゃんの首がすわってからでないと難しいでしょう。さらに、自分の手の力でママの背中にしがみつけるかどうかも重要な要素となってきます。成長に大きく個人差はありますが、5ヵ月以降の赤ちゃんなら、おんぶ紐を使って「おんぶ」を始めても問題ないでしょう。

「抱っこ」は、「縦抱き」「横抱き」があります。「横抱き」なら、生まれてすぐの新生児からできます。2ヵ月の終わり~3ヵ月頃になると赤ちゃんの首もすわってくるので、「縦抱き」ができるようになります。

最近は、次に紹介するアイテムのように“抱っこ紐”としても“おんぶ紐”としても使用できる優秀な商品も多いようです。長く使えるので経済的でもあってオススメですよ^-^

BuddyBuddy おんぶ紐

出典:amazon.co.jp


“抱っこ紐”のメリット・デメリット

愛おしい赤ちゃんをぎゅっと腕で包み込み、体温を感じる「抱っこ」・・・究極の幸福を感じますね。

“抱っこ紐”でくくられていても、お互いのお腹の温もりを感じながら、目と目が合うだけで赤ちゃんもママも嬉しくなっちゃいます^-^

赤ちゃんがママの顔をすぐそばで見ることができたり、いつでもコミュニケーションが取れるという安心感も大きなメリットと言えるでしょう。

一方で、おんぶ紐と比較した時のデメリットは、ママの用事ができないこと(笑)!

また、「抱っこばかりしていると、抱き癖が付くわよ~」とお祖母さまなどから指摘されることが、ママにとっては大きなストレスだという話もよく聞きます。世代による子育ての違いは、やはりあるようですね^_^;


“おんぶ紐”のメリット・デメリット

“おんぶ紐”を使うことで、両手が自由になり、ママの家事がはかどるのはオススメのポイント。大きなメリットですね。

さらに嬉しいことに、「おんぶが知育につながる」という報告も出ているみたいです。ママの肩越しに周りを見渡すことができる「おんぶ」では、赤ちゃんの視野が広がるため、十分に脳へ刺激や好奇心を与えることができるというのです!

パパやママの日常生活を赤ちゃん自身が行っているように感じさせる「ミラーニューロン」という現象も起きるそうです。「おんぶ」の時間は、赤ちゃんにとっては学習時間ともなるのです(参照:LUCKY

また、「おんぶ」は抱っこよりも密着性が高いので、おんぶ紐ならお互いの温もりをしっかり感じることができるという点もメリットですね^-^

抱っこ紐と比較した場合のデメリットは、ママの顔が見えないこと。つまり、ママも赤ちゃんに目を向けにくいことになります。たとえ首がすわった後でも、赤ちゃんの首が後ろに傾いたままの姿勢になるのは危険です。購入するときは、首のサポートがしっかりした“おんぶ紐”を選びましょう。


“抱っこ紐”と“おんぶ紐”、上手に使い分けるのがオススメ!

家事をするかしないか、ママの使いやすさ、ママの肩こりや腰痛の有無、赤ちゃんの好き嫌いによって、“抱っこ紐”と“おんぶ紐”を選択しましょう。どちらが良くてどちらがダメというものではありません。

“抱っこ紐”や“おんぶ紐”を使うときは、説明書をしっかり読み、正しい使い方をしましょう。“抱っこ紐”から赤ちゃんが落ちてしまう事故も意外と多く発生しています。使用中は十分注意してくださいね!

「抱っこ」は、赤ちゃんと触れ合い、心を育みます。

「おんぶ」は、家族を幸せにし、知を育みます。

“抱っこ紐”と“おんぶ紐”は、その時その時で使い分けましょう。使いやすい方を選択し、少しでもママが楽に楽しく子育てできることが一番です!