2017年12月29日 15:00
お肉が大好きだった妊婦さんも、以前のように食べていては塩分摂りすぎになってしまいがち。でも、妊娠中もお肉を美味しく食べたいですよね。そこで、管理栄養士の杉山みな子さんに塩分控えめの豚肉レシピ「マーマーレードポークグリル」を教えてもらいました。 妊娠中はもちろん、産後も食べたくなるヘビロテレシピ。しかも作り方簡単で、パーティーやおせちにもぴったりです!
エネルギー:289Kcal たんぱく質:19.8g ビタミンB1:0.69mg 塩分:1.0g
2.ビニール袋に1とマーマレード、しょうゆを入れて軽くもみ込み、空気を抜いて口をしばり、冷蔵庫で一晩寝かせます。
3.フライパンにクッキングシートを敷き、中火で2の肉を両面焼きます。蓋をしないで4〜5分焼き、裏返して更に4〜5分焼きます。火を強くしないことがポイントです。
4.付け合わせ野菜を添えて、彩りよくお皿に盛りつけて完成!
使用する調味料はマーマレードと醤油だけ。甘辛な味付けはハズレなしの美味しさです。フライパンにクッキングシートをひいて焼き上げるので、余分な脂を使わず、しかも洗い物も簡単なので環境にも優しく一石二鳥のレシピです!
ビニール袋に入れるところまで下ごしらえが出来れば、2,3日は冷蔵庫に保存も可能なので忙しい時期や作り置きおかずとしても重宝します。また一晩寝かせることで柔らかくしっかりとした味わいに仕上がります。
妊娠中のレシピとしてご紹介していますが、産後ももちろんおすすめのレシピ。普段の食事だけでなく、友達を招いておもてなしをする時や、お正月のおせちに詰めるのもおすすめ!
おせちでは、漬け焼きなので簡単で、時間が経っても肉が固くならない利点も生かせます。
主菜となる豚肉料理は、塩分が高めなことで妊婦さんには難点。※生姜焼き(1.8g)、味噌漬け焼き(3.8g)
しかし、このレシピではマーマレードと醤油を使うことで、塩分は1.0gとなっており、かなり抑えられます。
しかもビニール袋に入れて一晩ねかせることで味が良く染み込ますし、柔らかくてしっかりとした味わいです。
豚肉には疲労回復や体内の糖代謝に必要なビタミンB1がとても豊富に含まれています。今回は豚ロース肉の厚切りを使いましたが、脂肪が更に気になる方は、豚ヒレ肉や、ロースの赤身部分だけを使うなど工夫をすると、更にエネルギーと脂質を抑えることもできますよ。
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記事監修:管理栄養士 杉山みな子さん
一般企業、外食産業を経て出産を機に退職(現在2児の母)。現在は育児をしながら母校である東京家政学院大学に勤務し、後輩の育成に携わっている。地域や企業に向けて食育活動も広く行なっており、料理教室や食育教室を主宰、行政発行の冊子の監修やレシピ開発、メタボ対策や高齢者向け講習などの実績を持つ。