2018年02月02日 17:00
多くの方が経験する妊娠初期のダルさやつわりがおさまり、赤ちゃんの成長が目に見えて感じられるようになると、いよいよ赤ちゃんの性別が判明する頃。性別が分かると、ご夫婦で名付けを検討する時期に入る人も多いかと思います。今回は春生まれの子供の為に、季節を感じる漢字10選をご紹介したいと思います。
ベビー用品の販売で有名なアカチャンホンポが実施した名前ランキングを見てみましょう。
2017年の1月1日~6月30日の上半期で、まさに春に生まれた子供が多く該当しています。
1位 咲良 さくら
2位 結菜 ゆうな
3位 凛 りん
4位 結衣 ゆい
5位 陽菜 ひな
となっています。やはり春らしい印象の漢字が多いですね。多くのパパママは、春に生まれるならば春を感じる名前を!と思っているのがよく分かります。
春といえば・・・
「暖かさ・美しさ・華やかさ・明るさ・可憐」
などが一般的です。春をイメージする漢字は、まさに女の子のこれからの成長を願う親の気持ちそのものですね。
今も昔も使われ続けている「春」、シンプルで物足りないと思う人もいるかもしれませんが、どの世代にも好印象を与える事ができます。また、暖かさや春の陽気を感じることができる漢字ではないでしょうか。
音読みは「シュン」、訓読みは「はる」です。
春菜(はるな)・春香(はるか)・心春(こはる)・千春(ちはる)
「華」とは違い、かわいいらしい印象を受ける「花」は子どもの飾らない愛らしさを表現できます。またこの字は名前の最後に使うとバランスが良くなります。他の漢字との組み合わせもしやすいです。世代を問わず使われている女の子のお名前ですね。
音読みは「カ」、訓読みは「はな」です。
梨花(りか)・和花(わか)・一花(いちか)・花音(かのん)・花純/花澄(かすみ)
春といえば「桜」と言われるくらい日本人に馴染みがありますね。先程ご紹介した上半期のランキングでも1位でしたが、皆さんの周りのお友達にも、さくらちゃんが居るのではないでしょうか?昔から和歌にも読まれ、今でも日本の国花に指定されています。奥ゆかしく、華やかな印象が感じられます。
音読みは「オウ」、訓読みは「さくら」です。
咲良(さくら)・莉桜(りお)・真桜(まお)・美桜(みお)
先程話に出た咲良にも使われた「咲」は、花が咲く=喜ばしい事というイメージなので、名付けにピッタリの漢字です。
音読みは「ショウ」、訓読みは「さ(く)」です。
美咲(みさき)・咲希(さき)・咲子(さきこ)・咲千(さち)
春といえば植物が芽吹く時です。まさに「芽」は春に生まれた女の子にオススメの漢字です。また字が女の子らしい印象を与えます。
音読みは「ガ」、訓読みは「め・き(ざす)」です。
芽衣(めい)・彩芽(あやめ)・芽乃(かの)・
ちなみに芽衣ちゃんは2017年明治安田生命の名付けランキングの5位にランクインしている人気の名前です。
3月に生まれた女の子は、桃の節句ということで「桃」をつける事が多いですよね。可愛さを感じる名前で女の子にピッタリかと思います。
音読みは「トウ」、訓読みは「もも」です。
桃香(ももか)・桃(もも)・桃巳(ももみ)・桃子(とうこ)・桃芭(ももは)
昔、3月を弥生と言っていたことから、春を感じさせる漢字である「弥」。「弥」はいよいよ・ますますという意味があり、暖かい春に向かっているという希望を感じる意味があります。待望の我が子との対面にピッタリですね。
音読みは「ビ・ミ」、訓読みは「や」です。
弥生(やよい)・真弥(まや)・彩弥乃/彩弥香(あやの)
春の暖かな日差しのイメージが人気の理由です。「陽」は男の子・女の子共によく見かける漢字ですが、もう一字を可愛らしい字にすると女の子らしさがグッと出ます。
音読みは「ヨウ」、訓読みは「ひ」です。
陽菜(ひな)・陽麻里(ひまり)・陽(あかり)・陽子(ようこ)
ちなみに陽葵と書いて「ひまり」と読む名前が、先ほどの上半期のランキングのトップテンに入っています。
植物の「葉」の意味を持つ漢字なので、明るく健康的な印象を受けます。
またこちらも止め字なので、他の漢字と相性が良く、使いやすいです。
音読みは「ヨウ」、訓読みは「は」です。
若葉(わかば・わかな)・葉月(はづき)・二葉(ふたば)
名付けの場合、野菜の「菜」よりも菜の花の「菜」のイメージが強いです。黄色の小さな花が明るく元気な印象を与えてくれます。
またこちらも止め字なので、他の漢字との相性が良いです。
音読みは「サイ」、訓読みは「な」です。
結菜(ゆうな)・菜摘(なつみ)・日菜子(ひなこ)・菜月(なつき)
今回は春にピッタリな名前10選ということで長くなりましたが、最後までご覧頂き、ありがとうございました!1つでも「いいな」と思って頂ける名前があったら幸いです。
まるで自分の事の様に調べましたが、この時間がとても懐かしく楽しかったです。すでに子どもは3人いますが、また名付けが出来る機会があったらな~なんて思いました。
子どもの名前は一生モノなので、色々と悩む事は多いですよね。しかも夫婦で決めると、どうしても意見が合わなかったりして、ストレスもたまります・・・。ですが、最近はネットや書籍など手段が沢山あります。またご両親やお友達にも少し情報収集してみると、意外とヒラメキがもらえる事もあります。諦めず、思いや願いを込めた素敵な名前をプレゼントしてあげてくださいね。
もしどうしても納得いくのが決まらない場合は、赤ちゃんの顔を見て決めても良いかと思いますよ。焦らずに肩の力を抜いて頑張りましょうね!
2017年の人気の名前ランキングをチェック!