初めてのマタニティ生活「お腹の張り」ってどんな感じなの?

妊娠中の女性が「お腹が張ってきた…」と口にするのを聞いたことがありませんか。しかし、初めての妊娠だと、どういうのが「お腹が張る」状態なのか、いまいち分からないというママも多いことでしょう。今回は、「お腹の張り」を感じた妊婦さんのSNS投稿や実際にそうなった時の対処法などについてお伝えしていきますね。

「お腹の張り」って、どんな感じ? ~妊娠初期~

妊娠初期(妊娠4週目から15週目頃)の多くの女性が感じるお腹の張りは、生理前や生理中に感じるお腹の張り方と似ているそうです。

妊娠が成立した女性の子宮は、赤ちゃんを守るために子宮内膜が分厚くなり、胎盤が作られていきます。赤ちゃんの成長につれて子宮が大きく膨らんでいけるように、血液量も徐々に増加。

この時の状態を「下腹部に便秘時のような硬さを感じる」「下腹部が重くて、違和感がある」と表現するママもいるようです。

興味深い投稿ですね。初めての妊娠だと、それがただの「お腹の張り」か「切迫流産の兆候」なのか分からないことも。ぜひ目を通していただきたい記事です。

「お腹の張り」って、どんな感じ? ~妊娠中期~

妊娠中期(妊娠16週目から27週目頃)は、特にお腹が張りやすい時期と言われています。

子宮の中にいる赤ちゃんが急激に成長を始める時期でもあり、ほとんどの場合が生理的なもので、ママが体を休めることで治まるケースも多いようです。

よかったですね。頑張っているママに対して、赤ちゃんが少し休むようにサインを出してくれたのかも知れません。

力が入る仕事をすると、張りやすくなるという声はよく聞きます。

また、妊娠中期は、子宮が大きくなるにつれて引き伸ばされる腹部の皮膚表面における突っ張り感を、お腹の張りと感じる妊婦さんもいるようです。

この時期のお腹の張りについては、「パンパンに膨らんだ風船のような張り」「子宮が硬く膨らんだかと思うと、急に縮んでいくような感覚」という表現をよく見かけます。

「お腹の張り」って、どんな感じ? ~妊娠後期~

妊娠後期(妊娠28週目から39週目頃)に入ると、子宮が頻繁に収縮するようになります。子宮が陣痛や出産に備えた練習を始めるようになるので、「お腹の張り」も急激に増えていくことでしょう。

ママのお腹の中には、結構な大きさになった人間がもう一人いるわけですから、体の変化もすごいですよね。

妊娠後期は、お腹の張り以外にも、激しい動悸や息苦しさに悩むママが多いようです。

妊娠後期のお腹の張りは、結構頻繁にやってくるようですね。

特に、正期産(妊娠37週目以降)に入ると、今までとは比べものにならないほど、お腹が大きく前に突き出てきます。

お腹の張り方や頻度も増していくので、「まさか陣痛では!?」と勘違いしてしまう妊婦さんも少なくないようです。

妊婦さんのお腹が張る原因とは?

お腹の張る原因は、以下にある3つの可能性が考えられます。

子宮収縮

妊娠中に感じるお腹の張りで、一番多い原因が「子宮収縮」によるもの。子宮の筋肉は、ママが感じる緊張やストレス、冷え等で収縮するようになっています。

張りを感じたら、安静にして体を休めましょう。

前駆陣痛

正期産と呼ばれる時期に入ると、母子ともに出産の準備に入ります。前駆陣痛は、不規則な収縮を繰り返し、同時に腹痛や腰痛を伴う人もいるとか。

陣痛との大きな違いは、間隔がバラバラで張りや痛みが強くなることがないという点です。

便秘

妊娠中は、今までなかったホルモンの変化により、腸の動きが鈍くなり、便秘になりやすいと言われます。便秘によるお腹の張りを感じるママも多いことでしょう。

便秘になったら、水分をしっかり摂り、軽いストレッチやウォーキング等をして腸を動かすようにしましょう。

妊娠中にお腹の張りを感じた時の対処法とは?

お腹に張りを感じたら、自分が楽に感じる姿勢で安静にするのが一番!

「お腹の張り」は、ほとんどの妊婦さんが感じる生理現象なので、過剰反応する必要はありません。

妊娠中の出血は、危険ですよね。管理入院は不安かも知れませんが、赤ちゃんを無事に産むために、ママも頑張ってくださいね!

ただし、出血や激しい痛みを伴う張り、安静にしていてもなかなか治まらない張りは危険サインの可能性も。

少しでも違和感を感じる張りを感じた場合は、迷わずに受診してくださいね。

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