2022年03月15日 00:00
「トイレトレーニングが思うように進まない」と悩んでいませんか?そんなときは、絵本を活用してみましょう。親子で楽しくトイレの絵本に触れることで、トイレトレーニングが進むきっかけになるかもしれません。今回は、おすすめのトイレの絵本をたくさん集めました。お気に入りの一冊を見つけて、ぜひ親子で楽しんでみてください。
2~3歳、早いお子さんで1歳頃から始まるトイレトレーニング。ただ、トイレトレーニングは思うようには進まないものですよね。たとえば、こんなことはないですか?
何をしてもうまくいかない…。そんなときは、絵本を使ってみてはいかがでしょうか?子どもたちが大好きな絵本を使えば、トイレが楽しくなるかもしれませんよ。
トイレトレーニングを助けてくれるかもしれない絵本。ただ、「トイレに行かせよう!」と無理に押し付けるのはおすすめしません。あくまで絵本ですから、お子さんが楽しめることを前提に。トイレトレーニングを抜きにしても、親子で楽しく読めるような絵本を選びましょう。
トイレトレーニングの絵本は、とにかく楽しめるものがおすすめです。小さなお子さん向けなので、シンプルな絵柄でわかりやすいものがよいでしょう。仕掛けが付いていたり、繰り返しの言葉があったりするとより楽しめますよ。
「トイレに行けるように!」とお勉強のような絵本を選んでしまうと、絵本として楽しめない可能性があります。自然と「トイレに行ってみたい」となるような、わくわくする楽しい絵本を選ぶのがおすすめです。
トイレトレーニングの悩みはさまざま。今のトイレトレーニングの悩みに合わせて絵本を選ぶのもよいでしょう。たとえばお子さんがトイレを怖がっている場合は、明るいデザインだったりおもしろいトイレが出てきたりする絵本がおすすめ。見た目だけでなく、思わず口ずさんでしまう繰り返しの言葉などがあってもよいですね。
また、年齢も考えながら選ぶとよいでしょう。小さいお子さんなら簡単な繰り返しの絵本、年齢が上がってきたら物語になっているものなど、普通の絵本と同じように選んであげると楽しめます。
トイレの絵本だからといって、無理にトイレトレーニングにつなげる必要はありません。あくまで普通の絵本として、楽しく読むようにしましょう。
トイレの前に読んだり、トイレのたびに絵本のことを口に出したりすると、逆効果になってしまう可能性もあります。「トイレを好きになってくれたらいいな」という感じで、気楽に楽しみながら、お子さんがその気になるのをゆっくりと待ってあげてください。
トイレの絵本にはたくさんの種類があります。今回はその中から、おすすめの絵本を15冊ご紹介。年齢が小さなお子さん向けの本から順番にご紹介していきますので、参考にしてみてください。普段の読み聞かせにもぴったりの楽しい絵本ばかりですよ。
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子どもたちが大好きな「あけて・あけてえほん」シリーズのトイレの絵本です。絵本を縦に開いていくと、トイレがドーンと現れます。「といれさーん」「うんちさーん」と呼ぶと「はーい」と返事が…。一緒に呼び掛けてみたり返事をしたりして、楽しく読んでみましょう。トイレに興味を持つきっかけになるかもしれません。
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トイレのドアをとんとん、開けたら誰が出てくるのでしょう?スッキリした子、なかなか出なくて困っている子、失敗しちゃった子…いろんな子が登場します。「失敗してもいいんだ」と親子ともに安心できる絵本で、トイレトレーニングを進める気持ちもちょっとラクになるかもしれません。お子さんと一緒に絵本をとんとんと叩きながら、読み聞かせを楽しんでみてくださいね。
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「しぃーこっこ、しっこっこ、こっこのにわとりこけこっこ♪」とテンポのよい楽しい歌が魅力の絵本。おしっこを我慢していた女の子も、この歌を聞いたら楽しくトイレに行けたようです。思わず口ずさんでしまう不思議な歌。トイレトレーニングがうまく進まないときに歌ってあげれば、お子さんも楽しくトイレに行けるかもしれませんね。
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「しーしーしー、なんのおと?」で始まるノンタンの絵本です。ぶたさんはオムツで、たぬきさんはおまるで、くまさんはトイレで…。いろんなトイレの形が出てくるので、トイレトレーニングを一歩進めるきっかけになるかもしれません。さて、ノンタンはどうでしょうか?「失敗しちゃっても大丈夫!」そんな気持ちにさせてくれる楽しい絵本です。
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かわいい「ゆっく」と「すっく」が登場する絵本です。お友だちのいろんなトイレを見てわくわくしてきた2人。「トイレでちっちやってみたーい!」と挑戦することにしますが、うまくいきません。そこで2人は魔法をかけることに…。さて、次は成功するのでしょうか?ステキなトイレがいっぱい出てくるこの絵本を読めば、「トイレって楽しそう」と思えるかもしれませんね。
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こぐまのくうぴいがトイレに行くお話です。ソワソワしているくうぴいを、ママが優しくトイレに誘います。トイレくんも応援!さて、くうぴいはおしっことうんちができるでしょうか?「そわそわしたらトイレに行く」そんな感覚を知るためにぴったりの絵本。いろんな表情のくうぴいがとってもかわいくて、普段の読み聞かせにもおすすめです。
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「おかわりパンツ」「じょじょじょ…」など、おもしろいフレーズがいっぱい出てくる絵本です。オムツを卒業したぷくちゃんですが、まだまだ失敗もたくさん。そのたびにママは「だいじょうぶ、ほらね、おかわりパンツ」と笑顔でパンツを渡してくれます。失敗が続くとママやパパもイライラしてしまいますが、そんなときはこのフレーズを思い出してみるとよいかもしれませんね。
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いろんな動物のうんちが出てくる楽しい絵本です。ぞうさんのうんち、ねずみさんのうんち、人間のうんち、いろんなうんちが出てきます。「うんち」というフレーズがリズミカルに出てきて、繰り返し読んでも楽しめそうですね。トイレトレーニングの時期だけでなく、小学生くらいになっても新しい学びがある絵本です。
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ねこさん、ことりさん、かいじゅうさんなど、いろんな動物が出てくる絵本です。「何してるのかな?」と仕掛けをめくると、「おや!とってもいいうんち」と大成功!最後はゆうちゃんが、トイレでがんばります。水を流して手を洗って…と、トイレの後にすることも全部学べるのがうれしいですね。
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イスラエルの作家さんが描いた、世界中で愛されている絵本です。おばあちゃんにもらった「おまる」で、まあくんはおしっことうんちに挑戦!「でたかな」「まだまだ」そんなことを繰り返しながら、ゆっくりじっくり待ちます。最後は「バイバーイ」とトイレに流しておしまい。初めてのおまるを不安がっているお子さんに、ぜひ読んであげたい絵本です。
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「うんちでるかな?」と仕掛けをめくると…。「ぽろぽろ」「ずぼぼーん!」「にょろーん」といろんな動物のうんちが登場!形も大きさもみんな違ううんちに、子どもたちもきっと興味を示すはずです。最後は「ぼく」の番!いったいどんなうんちが出るのかな…?絵本を読み終わった後には、「今度は〇〇くん・〇〇ちゃんの番だね」と自然にトイレに行きたくなるかもしれませんね。
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みんなの味方、おトイレさん。行く先々で出会うお友だちに「おしっこさせて」「うんちさせて」と言われれば、喜んでトイレを使わせてあげます。うまくできないお友だちには、歌って踊って応援も!おもしろいギャグも言っちゃう、とにかくおもしろいおトイレさんを見ていれば、トイレに行くのが楽しくなりそうですね。トイレ側の視点で描くユニークなお話、ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?
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元保育士の中川ひろたかさんが、子どもの目線で描いたトイレの絵本です。「はるちゃん、おトイレいってらっしゃい」とお母さんに言われて、トイレに向かうはるちゃん。その道のりはとっても長く、なかなかたどり着けません。なぜって、遊ぶのが忙しいから!「早くトイレに行けばいいのに、なんで行かないの?」と、お子さんの行動を不思議に思っているママやパパにもぜひ読んでほしい絵本です。
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「毎日同じトイレじゃつまらない」「こんなトイレがあったらいいのに」そんな自由な発想で描かれた、とっても楽しい絵本です。ふにゃふにゃのトイレ、高いトイレ、ギタートイレにトランポリントイレ…。大人では思いつかないようないろんなトイレが出てきます。暗くて怖いイメージがあるトイレも、この絵本を読めばステキな場所に変わるかもしれませんね。
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女の子と男の子、それぞれの体の特徴に合わせてトイレの使い方を教えてくれる絵本です。お尻の拭き方、立っておしっこをするときのコツなどが、わかりやすく描かれています。トイレットペーパーの仕掛けもあって、楽しみながら使い方を学べますよ。トイレトレーニングが進んできたお子さんと一緒に読みたい絵本です。
トイレトレーニングのきっかけづくりに、トイレを怖がるお子さんを勇気づけるために、トイレの絵本を読んでみてはいかがでしょうか?もちろん、無理に読む必要はありません。お子さんが興味のある絵本を、親子で一緒に楽しんで読むことで、きっとトイレトレーニングもうまく進んでいくでしょう。
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