2025年03月03日 19:00
甘くておいしい果物のジャムは、子どもにとっても大好きな食材のひとつです。けれど赤ちゃんにパンを食べさせるときにジャムを一緒に与えてもいいのか、与えるなら何ヶ月頃からがいいのかと悩んでしまうママやパパもいるでしょう。 そこでこの記事では、ジャムを離乳食に使ってもいいのか、またいつ頃から使っていいのかなどの疑問について詳しく解説していきます。子どもにジャムを与える際の注意点や子ども用としておすすめの砂糖不使用のおいしいジャムもあわせて紹介しますので、ぜひ離乳食や幼児食づくりの際の参考にしてみてください。
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ジャムを子どもに与える際の目安は、9~11ヶ月頃からと言われています。離乳後期からのレシピであれば、ジャムを活用しても大丈夫です。市販のジャムでも砂糖を使った手作りのジャムでも、9~11ヶ月頃が目安の時期という点は変わりません。
9~11ヶ月頃の離乳後期から赤ちゃんにもジャムを与えることができます。しかし、与える際にはいくつか注意が必要です。ジャムを自宅で手作りする際や市販のジャムを購入する際、意識したい与え方と選び方の注意点について解説します。
生後9~11ヶ月の離乳後期に入ったとしても、ジャムを食べさせるときは少量をたまに与えるに留めてください。小さいうちから甘いジャムを与え過ぎてしまうと、ジャムがないとパンが食べられなくなったり、虫歯のリスクが高まったりとデメリットも挙げられます。
また市販のジャムは甘すぎるものもあるので、お湯で少し薄めて伸ばしてから与えるのもおすすめです。
果物のジャムは果実由来のアレルギーを発症する可能性もあるので、最初は少量から少しずつ食べさせて量を増やしていきましょう。オレンジ・キウイフルーツ・バナナ・もも・りんごはアレルギー症状を起こしやすい「特定原料等28品目」に該当しているため、初めて与える際は特に注意が必要です。
ジャムを食べて発疹やかゆみ、腫れなどが出る場合は、急いで医療機関を受診しましょう。
1歳未満の子どもにハチミツを与えると、乳児ボツリヌス症を発症する可能性があります。重症化すると呼吸障害を引き起こすこともあるので、ハチミツやハチミツ入りの食品は、1歳になるまでは与えてはいけません。
もしも手作りでジャムを作る場合は、材料にハチミツを加えないよう注意してください。
市販のジャムの中には、ごろっとした大きい果実をウリにしている商品もあります。ただし乳児や幼児にとっては食べにくかったり、喉つまりの危険があったりするので、できるだけ大きい果実が入っているジャムは選ばないようにしてください。
自宅でジャムを手作りする際は、果実の大きさを子どもが食べやすいように調節しましょう。
「赤ちゃんにジャムを食べさせてみたいけど、添加物が気になる。」「赤ちゃんに安心なジャムを食べさせたい。」そんなママやパパの気持ちを叶える、手作りいちごジャムの作り方をご紹介します。
ジャムの作り方は基本的に、果物と砂糖を鍋に入れて煮詰めるだけ。煮詰めるのに時間はかかってしまいますが、作り方は比較的簡単です。
砂糖不使用のジャムを作りたい場合は、レモン汁を加えて一緒に煮詰めれば完成。少し甘みを加えたい場合は、ハチミツを加えて煮詰める(※1歳児未満には与えない)のもおすすめです。ぜひ好みの果物で、安心して食べさせられるジャムを作ってみてください。
「手作りのジャムを作るのは大変だけど、離乳食に安心して使えるジャムを知りたい。」そんなママやパパにおすすめの、砂糖不使用の安心ジャムを7つ紹介します。スーパーのジャム売り場などでどれを選んだらいいのかわからないと悩んでしまう人は、購入の際の参考にしてください。
砂糖や添加物は一切使わずに、果物本来の味をしっかりと引き出した無添加ジャム。果実本来の甘さを引き立たせるために、身体に優しい希少糖などを1~2割ほど入れています。果実そのまま感を目指して果実8割を実現しているので、ごろっとした果実が入っているのが特徴です。
小さい子どもに与える場合は、小さくしたりつぶしたりしてから与えてください。いちごやブルーベリーなどの定番果実から、ももや夏みかんなど変わった果実まで全20種類の味が楽しめます。
出典:楽天市場
砂糖の代わりに、白ブドウの濃縮果汁を採用したフルーツジャムです。全て果実由来の原料で作られている100%フルーツのジャムは、甘みと酸味のバランスを最良に仕上げています。砂糖不使用のこだわりジャムは、子どもにはもちろん健康志向の方へのギフトなどにもおすすめです。
味はブルーベリー・ストロベリー・マーマレード・レモンの4種類から選べます。
出典:楽天市場
長野県産のサンふじりんごを、約1個分(※りんご200gとして換算)ギュッと煮詰めたりんごジャムです。材料は長野県サンふじりんごのみなので、初めてのジャムとして子どもに与える際も安心。優しい香りと甘みが口いっぱいに広がる、余計なものを入れずに作ったりんごジャムです。
りんご約1個分の140gお試しサイズと、りんご約4個分の大容量サイズから選べます。
出典:楽天市場
カロリーを25~35%カットした、砂糖不使用の低カロリージャムです。でんぷんから作られた還元麦芽糖を使用しており、小さな子どもの離乳食用からご年配の方まで人気を得ています。スティックタイプの小分け包装で、使い切りできるのもうれしいポイント。ジャムのベタベタが気になる方や、子どもがついつい食べ過ぎてしまうという悩みを持つママやパパにもおすすめです。
ストロベリー・あんず・ブルーベリー・りんご・マーマレードの全5種類、各5袋25個セットです。
出典:楽天市場
野菜と果物だけの甘さが楽しめる、砂糖不使用のスプレッドです。野菜と果物本来の味わいを楽しみながら、野菜と果物を手軽に摂取できるジャム。にんじんが苦手な子どもでも食べやすいよう、りんごの甘さを加えて仕上げているのが特徴です。小袋タイプで使いやすく、持ち運びにも便利。
出典:楽天市場
果物系のベビーフードを、ジャムの代わりに使う方法もおすすめです。国産のりんごをなめらかに裏ごししたベビーフードは、パンやヨーグルトとの相性も抜群。主な原材料はりんごとリンゴ果汁、コーンスターチと寒天なので離乳食期の子どもにも安心して与えられます。
ベビーフードとしてストックもしておけるので、さまざまな用途に活用できそうです。
出典:楽天市場
軽井沢生まれの上質ないちごジャムは、いちご・レモン果汁・結晶果糖の原材料3つだけで作られたジャムです。シンプルで甘すぎないフルーツ本来の味わいが楽しめます。国産果実を使用しているので、子どもにも安心して食べさせられるのがうれしいポイントです。
出典:楽天市場
砂糖不使用でカロリー50%オフのフルーツジャムです。果実の形が残るよう、丁寧に煮込んで作られています。食物繊維がたっぷりと入っているのも特徴のひとつで、子どもだけでなく大人にもおすすめ。フレーバーはストロベリー・ブルーベリー・オレンジマーマレード・カシスの4種類から選べます。
出典:楽天市場
せっかくおいしいジャムを準備したのに、いつも食パンに塗るだけのレシピばかりではもったいないですよね。せっかくなら子どもが喜ぶ、見た目にも華やかな離乳食を作ってみましょう。子どもがおいしく食べられる、ジャムを使った簡単離乳食レシピをご紹介します。
ただ食パンに塗るだけではなく、サンドイッチ用のパンにジャムを塗ってくるくると丸めるロールサンドはいかがでしょうか。巻いた後にラップで形を整えれば、簡単に作れてかわいいジャムロールの完成。子どもが手づかみでもパクパク食べやすく、朝食や外出時の持ち運び用にもおすすめです。
シンプルなヨーグルトに、ジャムをトッピングするだけでフルーツ感たっぷりなジャムヨーグルトの完成です。プレーンのヨーグルトにかければ、ほんのり甘みがプラスされて子どもも大喜び。一瞬で、自分でパクパク食べてくれる離乳食メニューの完成です。
誕生日などのイベントの際には、ジャムを使ってデザートを作るのもおすすめです。むしパンやスポンジケーキなどに、水切りヨーグルトとジャムを挟めばケーキ風のスイーツも作れます。生クリームやチョコレートはまだ早いけれど、かわいいケーキやスイーツでお祝いをしてあげたい。そんな時には、ぜひジャムを活用したメニューを作ってみてください。
離乳食にジャムを使う場合は、与える月齢や一度に食べる量に注意が必要です。おいしくて甘いジャムは、初めて食べる赤ちゃんにとっては新鮮で魅力的な味。甘いものを与え過ぎたり、添加物を摂取しすぎたりということがないよう、ジャム選びのポイントについてもしっかりと押さえておきましょう。
砂糖不使用のジャムや手作りの安心ジャムで、ぜひいつもの離乳食においしい彩りをプラスしてみてくださいね。
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