赤ちゃんの爪切りは怖くない!小さな爪の安全な切り方のコツ

赤ちゃんは新陳代謝が活発で、爪が伸びる速さも早いため、「あれ?この間切ったばかりなのにもう伸びてる」なんてことがよくあります。生まれたばかりの赤ちゃんの爪は、柔らかくて小さいので爪を切るのが大変と感じている方も多いのではないでしょうか。ここでは、赤ちゃんの小さな爪を安全に切るコツやタイミングをご紹介していきましょう。

赤ちゃんの爪切りはこうしてる!安全な爪切りのコツ

赤ちゃんの爪は、小さいだけではなくとても柔らかく、大人用の爪切りでは安全に切るのが難しい部分です。赤ちゃんの爪には、大人用の爪切りではなく、はさみ型の赤ちゃん用爪切りが一番適しています。はさみ型の爪切りは刃先が丸く、薄い小さい爪を安全に効率的に切れるようになっているのです。

また、赤ちゃんの爪切りが怖くて苦手!という方におすすめの工夫を挙げてみましょう。

数回に分けて切る

赤ちゃんは長時間じっとしていられません。そのため一度の爪切りで全部の指を切ろうと思わないことが大切です。一度で終わらそうとすると、思うようにいかない赤ちゃんにママもイライラしたり、焦ったりして疲れてしまいます。一度で終わらそうとせず、赤ちゃんの爪はタイミングを見ながら数回に分けて切ることがおすすめです。

おおまかに切ったあとに形を整える

とにかく赤ちゃんはよく動くため、じっと手を握っているのも大変です。手を優しく握りながら、爪をおおまかに切ったあとにとがった部分をサッと整えると、短時間で爪を切ることができます。まずは、形を気にしないでパッと切ってみてもよいでしょう。

集中した瞬間にハサミをあてる

赤ちゃんの指を抑えて、集中した瞬間にハサミをあてて爪を切ります。ハサミを持っていない方の手で、赤ちゃんの爪が指の腹から少しでも出っ張るように抑えて、爪を切りやすい状態で瞬時に切ります。

授乳中に切る

授乳中は、月齢が低いほど赤ちゃんがご機嫌でじっとしています。それを利用して授乳と同時進行で爪切りを行ってみましょう。赤ちゃんが母乳やミルクを飲んでいる間に、優しく手を握って爪を切ってしまいます。右側のおっぱいで授乳中には左手の爪、左側のおっぱいで授乳中には右手の爪を切るなど指を出しやすい側で爪を切りましょう。また、授乳中にパパに爪を切ってもらうと、効率的で負担が少なく済みます。

ご機嫌なときを見計らって切る

生後間もない赤ちゃんの場合は寝ている間に、少し大きくなったら日中の機嫌の良いときなど、ご機嫌なときを見計らって切るのもおすすめです。また、テレビや音楽などに集中しているときに少しずつ爪を切っていくのも効果的といえます。お子さんがどんなときにご機嫌なのかを知っておくと、爪切りもスムーズです。

 

爪切りのタイミングは寝てるときが一番!

赤ちゃん性格や感覚がそれぞれ違うため、爪切りのタイミングなどの工夫はたくさんあります。結局、赤ちゃんは寝ているときが一番おとなしいことから、寝ている間が爪切りの狙い目として切っている人が多いようです。寝ている間は、お互いに負担がなくスムーズに爪を切ることができます。さらに、爪が飛ばないようにハサミの刃にワセリンを付けておくなどの工夫もおすすめです。

 

起きてるときにご機嫌でいてもらうために

おもちゃを握らせる

赤ちゃんの月齢に合ったおもちゃを握らせることで、ご機嫌でいてくれます。気持ちがおもちゃにいっている間に爪を切ってしまいましょう。

テレビやビデオを見せる

赤ちゃんは歌や映像が大好きです。お気に入りの番組などがあれば、じっとしているため爪切りに適しています。。魅力いっぱいのテレビやビデオの力を借りて、ご機嫌なうちに切ってしまいましょう。

話しかけながら、歌いながら切る

ママやパパとお話ししたり、歌ったりするのは赤ちゃんが大好きなスキンシップです。心が満たされるので、爪を切るのもご機嫌にさせてくれるかもしれません。

音楽をかけて気を逸らす

赤ちゃんのお気に入りの音楽をかければ、音楽に気が紛れてご機嫌になりますね。ノリノリになって身体を揺らして踊る子もいますが、気が紛れている間に切れることもあります。

沐浴後に切る

沐浴後の赤ちゃんの爪は、温まって柔らかいため、切りやすい状態となります。お湯に浸かって赤ちゃんがリラックスした状態なので、爪も切りやすくなっています。その際は、爪も皮膚も柔らかくなっているので、皮膚まで切らないように注意しましょう。

 

赤ちゃんの爪を切るときの心構え

赤ちゃんはそう簡単に爪を切らせてくれません。すぐに暴れ出してしまうため、爪切りは本当に大変です。しかし、赤ちゃんの爪はどんどん伸びてくるので、定期的に切らなければなりません。赤ちゃんの爪切りのときには、以下のような心構えを大切にしてみてください。

ママ・パパが爪切りを怖がらない

赤ちゃんの指も爪も小さくて、爪切りがとても怖く感じてしまいますが、まずはママやパパが爪切りを怖がらないことが大切です。ママやパパの恐るおそる切ろうとする気持ちや不安感などはすぐに赤ちゃんに伝わってしまいます。「大丈夫だよ」と優しく、笑顔で語りかけながら、赤ちゃんが安心できるように、ママもパパも動じずに爪を切ってください。何度か繰り返し切ることで、ママやパパが爪切りに慣れてくるので心配いりません。

数日かけて切るぐらいの余裕をもつ

忙しいなどの理由から、一度に全部の爪を切ってしまおうと思わずに、数日かけて2~3本ずつ切ろうというようにゆったりとした気持ちで切ることがおすすめです。焦ったり、慌てたりすると、深爪や指を傷つけてしまうこともあります。ゆっくりと、少しずつ切るなどの余裕を持つことが大切です。

 

まとめ

ママ・パパと赤ちゃんのベストなタイミングを見つけると、これまで大変だった「赤ちゃんの爪切り」がグッと楽になって、負担を感じずに爪を切ることができます。赤ちゃんの爪切りのコツとポイントは、短時間で終わらせることです。

赤ちゃんがテレビや音楽に集中している間、寝ている間、授乳している間、どのタイミングでも短時間で終わらせることが、安全でストレスがない爪切りにつながります。赤ちゃんが暴れても、グズってもパッと止めて、残りは明日にしようなど、次のタイミングで切ろうと思うぐらいの気楽さが大切です。

また、ママの負担を軽減する意味でも、パパが赤ちゃんの爪切りをマスターする!という考えもよいでしょう。小さくて、柔らかい赤ちゃんの爪切りは、どうしてもママ任せになりがちですが、パパも怖がらずにマスターできると、ママの負担が軽くなりきっと助かると思ってくれるはずです。

赤ちゃんの爪は伸びるペースが速く、数日かけて切るとなると、常にケアし続けるイメージですが、日々赤ちゃんの爪を切っていれば次第と慣れてきます。いまは赤ちゃんの爪切りもさまざまなタイプがあるので、安全で使いやすい爪切りを選ぶとよいでしょう。赤ちゃん用の爪やすりや電動爪やすり・ライト付きの爪切りなど、種類が充実しているので、赤ちゃんに合う爪切りを探せます。ぜひ赤ちゃんの月齢に応じた爪切りでゆったりとケア行ってみてください。


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