2023年05月01日 19:00
新生児の手形は家族の思い出に残る大切なものですが、きれいに取るためにどんな方法を使うか迷ってしまいますよね。 新生児の手形取り用のアイテムは数が多く、さまざまなデザインがあるので、どれにするか決まらないことも多いでしょう。オリジナルで作る場合も、かわいいレイアウトやデザインアイデアが思いつかないこともありますよね。 そこで本記事では、新生児の手形を取るおすすめの方法やかわいいアイデアを紹介します。きれいに手形を取るコツや手形取りにおすすめの時期も紹介するので、大切な思い出をきれいに保存しておきたい方はぜひ参考にしてくださいね。
新生児の手形を取るタイミングに決まりはなく、病院によっては生まれてすぐに手形を取ってくれるところもあります。もし家庭で新生児の手形を取るなら、生後7日目のお七夜のお祝いのタイミングがおすすめです。
お七夜は、命名書に子どもの名前を書いて披露する命名式の日です。せっかく新生児の初めての手形を取るなら、記念日にすると記憶にも残りやすくておすすめです。
また、成長の記録として手形を取っていきたい方は、誕生日やお宮参り、100日祝いなど記念日ごとに手形を残しておきましょう。赤ちゃんの成長はとても早いので、手形を取るたびに驚きと喜びを感じられるはずです。
新生児の手形の取り方は、主に次の3種類あります。
● インクや絵の具
● 紙粘土 ● 専用キット |
それぞれメリットや特徴があり、完成形も大きく異なります。好みのデザインはもちろん、手形の取りやすさや後片付けも意識して選ぶと、子育ての忙しい合間でもスムーズに手形取りができますよ。
インクや絵の具を使った方法は、作りたいレイアウトやデザインがはっきり決まっている方におすすめです。使える色や台紙の種類が豊富で自由度が高いので、オリジナリティのある手形を作れます。
手形を動物に見立てたり、折り紙などと合わせて1枚の絵にしたりと、さまざまな工夫ができます。
インクや絵の具を使用するときは、赤ちゃんの手に塗料を塗って台紙にペタッと貼り付けます。このとき、台紙に手を近づけるのではなく、赤ちゃんの手に台紙を持っていくようにすると、スムーズに手形が取れるでしょう。
立体的で個性的なデザインが好きな方は紙粘土を使うのがおすすめです。紙粘土なら、取り直ししやすく、汚れにくいので、初めて手形取りに挑戦する方にも向いています。速乾性のある粘土だと一発で取らなければいけないため、やり直ししたい方は乾きにくいタイプを選びましょう。
インクに比べてデザインの自由度は少し下がりますが、フレームに入れたり装飾をつけたりと、好みのデザインにすることも可能です。取るときは少し力が必要なので、赤ちゃんの様子を見ながらじっくり作ってみてくださいね。
自分でデザインやレイアウトを決めるのが苦手な方は、専用キットを活用しましょう。最近では、手形取り用のキットが販売されており、種類も豊富にあります。フレームつきや最初からデザインが決まっているものも多く、ペタッと貼るだけでおしゃれな手形ができますよ。
また、命名書とセットになったものであれば、お七夜のお祝いもできるので使いやすいです。
なかには専用インクと反応紙で作る商品もあります。インクは反応紙以外についても水のようになって拭き取ることができるので、片付けを楽にしたい方におすすめです。
新生児はバタバタと手を動かすことも多く、手形がなかなか取れないことがあります。新生児の手形取りのコツは、次の3つです。
● 赤ちゃんの手にベビーオイルを塗ってから行う
● 寝ているときに手形を取る ● インクや絵の具はまんべんなくたっぷり塗る |
手形取りのポイントをチェックして、スムーズにかわいいデザインを作りましょう。
最初に新生児の手にベビーオイルを塗ることで、インクが拭き取りやすくなります。
手形取りは終わったあとの後片付けが面倒ですよね。特に、赤ちゃんの手についたインクや絵の具をしっかりと落とすのは大変です。新生児の肌は刺激を受けやすいので、強く擦ると肌荒れを起こすこともあります。
そんなときも事前にベビーオイルを塗っておけば、手形を取ったあとの汚れ落としもスムーズにできますよ。
また、爪の間にインクが入り込まないように、ベビーオイルを塗るときに爪を切っておいてあげるのがおすすめです。
よく動き回る赤ちゃんなら、寝ているときに手形を取るのがおすすめです。就寝中に手形を取るときは、赤ちゃんの手を広げてインクを塗ったあと、台紙を手に近づけて取るようにしましょう。
寝ているときであれば、理想の位置にきれいな手形をつけることができます。ただし、起きてしまうと泣いたりぐずりだしたりするので、スピードが大切です。
事前にインクや紙を準備した状態で素早く手形を取りましょう。1人で取るのが大変な方は、家族などに協力してもらって2人以上で行うのがおすすめです。
インクや絵の具を使った手形取りは、まんべんなくたっぷりと塗料をつけるのがポイントです。量が足りないと、かすれたり形がきれいにならなかったりと失敗の原因になります。一発できれいな手形を取るためにも、惜しまずにインクを使いましょう。
また、まんべんなく塗らないと、手のサイズ感がわからなくなってしまいます。刷毛やスポンジを使いながら、手のふちまでしっかりと塗るのがおすすめです。
インクを赤ちゃんの肌につけることに抵抗がある方は、赤ちゃんにも使える原料を使ったものを選ぶようにしましょう。
新生児の手形を取るのにおすすめのアイテム5選を紹介します。どれもかわいいデザインが作れるだけでなく、赤ちゃんのことを考えた商品なので、新生児の手形取りを特別なものにしたい方は必見です。
それぞれデザインや素材が異なるので、部屋の雰囲気や赤ちゃんのイメージに合わせて好みのものを選んでくださいね。
出典:Amazon.co.jp
タイプ | サイズ | 特徴 |
インク専用キット | 159×179mm | 布にも押せる特殊インキ |
シャチハタから販売されている手形取りキットは、特殊なインクと専用のスタンプ台がセットになっています。特殊インクは色紙やアルバムはもちろん、Tシャツなどの布にも押せます。
布に押したあとアイロンをかけるだけでインクが定着してくれるので、手間もかかりません。洗濯しても色落ちしにくく、Tシャツや赤ちゃんの服に手形を取りたい方におすすめです。
盤面は新生児の手がすっぽり入る大きさで、まんべんなくたっぷりインクをつけやすいのもうれしいポイント。カラーはブルー、オレンジ、グリーン、ピンクから選べます。
出典:楽天市場
タイプ | サイズ | 特徴 |
インク専用キット | W9.58×D10.02×H2.15cm | 色褪せしにくい長期保存向けインク |
パームカラーズの手形スタンプパッドは全11色と豊富なカラーバリエーションが魅力の商品です。好みの色を集めて自分だけのオリジナルデザインが作れます。
インクは肌への刺激を考えて作られており、水洗いや拭き取りで汚れが落ちやすい素材です。にじみにくく高発色で、鮮やかなデザインの手形ができます。
耐水性や耐光性に優れた水性塗料を使用しているため、色褪せにくいのも特徴。フレームに入れて長期保存したい方にぴったりです。約50回分の手形を取れるので、何度も手形を取って赤ちゃんの成長を感じたい方にもおすすめです。
出典:楽天市場
タイプ | サイズ | 特徴 |
粘土 | 150×107×30mm | 本のような木箱に入れられる |
おしばなし文庫は粘土で手形を取るタイプです。本のようになった木箱に入れて保存できるため、落ち着いたおしゃれなデザインの手形にしたい方におすすめです。名入れのサービスもあり、木箱の表面に赤ちゃんの名前を入れて保存できます。
木箱は職人が1つ1つていねいに作り上げており、心地よい肌触りはもちろん、密封性にも優れています。天使のねんどと呼ばれる粘土はふんわりと柔らかい質感なので、力を強くかけなくても手形が取れるのも魅力です。
おしばなし文庫の本型フレームは、手形だけでなく子どもが描いた絵や乳歯を保存できるシリーズもあるので、まとめて記念にしたい方にもおすすめです。
出典:楽天市場
タイプ | サイズ | 特徴 |
インク専用キット | 175×220mm | 透明な特殊インク |
パイロットのパッとポンは、特殊な透明インクを使用しています。専用用紙以外には反応しないインクのため、汚れが気になる方におすすめです。服や部屋を汚さずに手形取りができます。
専用インクは化粧品に使用される成分をベースとした水溶液で、成分試験にも合格したものです。
完成した手形を保護袋に入れれば、コピーしたりポストカードにしたりと、さまざまな使い方ができます。発色紙は水で洗って乾かしておくとインクが取れるので、やり直ししやすいのも魅力です。
シンプルなデザインの紙なので、フレームや装飾アイテムを買ってオリジナリティある作品に仕上げることもできます。
出典:Amazon.co.jp
タイプ | サイズ | 特徴 |
インク専用キット | W43×D1.5×H24cm | おしゃれなフレームつき |
自分でデザインを考えるのが苦手な方におすすめなのが、ペアヘッドのベビーフォトフレームです。専用インクと紙に加えてフレームもセットになったタイプで、自宅用はもちろん、祖父母へのプレゼントにも向いています。
インクパッドは専用紙だけに反応するので、手や服が汚れる心配がありません。足形や赤ちゃんの写真と一緒に飾ることができるデザインになっています。
プリント用カードは予備を含めて4枚あり、失敗しても再チャレンジ可能です。紙の大きさも十分で、新生児の手がすっぽりと収まります。
白を貴重としたシックなデザインなので、部屋のレイアウトにも合わせやすく、大人っぽい仕上がりが好きな方にもおすすめです。
「せっかくならオリジナルの手形を作りたい」と思っても、なかなかアイデアが思い浮かばないですよね。新生児の手形デザインのおすすめアイデアを4つ紹介するので、まだデザインが決まってない方はぜひ参考にしてくださいね。
どれも個性的でありながら手間がかからないので、初心者の方にもおすすめです。
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生まれたばかりの頃の写真を真ん中に置いて、両端に手形と足形を合わせたデザインです。せっかく手形を取るなら足形と合わせると、より赤ちゃんのサイズ感がわかります。3枚の写真を並べたデザインなら、毎年手形を取って見比べることで成長を感じやすいですよ。
画像のように手形や足形のカラーを変えれば雰囲気が変わるので、違う部屋に飾ったり1つをプレゼント用にしたりするのもおすすめです。
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手形をキリンやゾウといった動物に見立てるのもおすすめです。世界に1つしかいない動物ができるので、オリジナリティも感じられます。手形や足形を取ったあとにペンやシールを使って動物に見えるように仕上げます。
好みのカラーで簡単に装飾するだけでできるので、絵が苦手な方でも挑戦しやすいデザインです。動物の種類に合わせて手形インクの色を決めると、よりリアルな動物に近い手形ができます。
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新生児の生まれた時期を重視したい方は、そのときの季節に合ったデザインにするのがおすすめです。春なら桜、秋ならもみじなど、手形でデザインできそうなものをチョイスしましょう。
季節感のあるデザインなら、見返したときに生まれた頃の情景まで浮かび上がってきます。100日記念日や七夕などイベントごとに作ると、さまざまな季節の手形取りが楽しめます。
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レイアウトを決めたり絵を描いたりするのが苦手な方は、手形の色を工夫しましょう。単色ではなく、いくつか色を混ぜ合わせて複雑な色合いにすることで、シンプルなデザインも一気におしゃれな仕上がりになります。
新生児の手形を取るときは、インクや絵の具で自分好みのカラーを作ってから素早く手形を取ってあげてくださいね。
本記事では新生児の手形取りの方法やきれいに取るコツを紹介しました。後半ではおすすめの手形取りアイテム5選やデザインアイデアも紹介したので、困ったときはぜひ参考にしてくださいね。
初めての手形取りはデザインや使う素材などわからないことだらけですよね。繊細な赤ちゃんの手にインクを塗るので、終わったあとの汚れ落としや後片付けも心配です。
そんなときは本記事を読むことで、スムーズに手形取りができるはずです。ぜひデザインアイデアも参考にして、世界に1つだけの特別な手形を作ってくださいね。
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