2017年04月25日 12:00
里帰り出産や仕事で飛行機に乗る機会がある妊婦さんも多いのではないでしょうか。すでに子どもがいるママは上の子どものお世話を気兼ねなく自分の親に頼めるので里帰り出産は魅力的。しかし「妊婦は飛行機に乗っても大丈夫?」と気になりますよね。妊娠中の飛行機には乗っても良いのでしょうか。また、その場合はいつからいつまで乗ることができるのでしょうか。注意点も含めて確認しておきましょう。
妊娠中は、そもそも飛行機に乗っても大丈夫なのでしょうか。答えはYES。妊婦さんも赤ちゃんも健康な場合は、時期を選べば快適に飛行機を利用することができるといわれています。飛行機を使用する前の妊婦健診などで、里帰りに飛行機を使える状態なのか、医師に相談しておきましょう。
妊娠5ヵ月〜7ヵ月頃の安定期は、妊婦さんが比較的飛行機を利用しやすい時期。できればこの時期に里帰りをするようにしましょう。
妊娠初期は酷い悪阻に悩まされているお母さんも少なくありません。悪阻は乗り物酔いで余計辛くなってしまうこともあります。また、離着陸時の揺れや気圧の変化でお腹が圧迫されてしまい、痛みを感じてしまったり出血したりする可能性があるようです。安定期に入るまではなるべく待つようにしましょう。
妊娠後期には貧血になりやすく、飛行機に乗るのが辛く感じてしまう妊婦さんもいるようです。しかし、中には「妊娠後期以降だけど緊急で里帰り出産になってしまった」という方もいると思います。そこで、国内線の航空会社各社が「いつまで」「どのような条件で」利用することができるのか、次でお話していきます。
妊婦さんは、国内線の航空会社各社で、「いつまで」「どのような条件」で飛行機に乗ることができるか、ホームページの記載を調査してみました。里帰り出産を予定している妊婦さんは、忘れずにチェックしてくださいね。
出典:Jetstar 妊娠中/新生児を連れてのご搭乗について
飛行機の搭乗日当日には診断書の原本を持ち、フライトの1時間前には手続きができるようにしておきましょう。航空会社によっては同意書をその場で書くこともあるようです。
また、多胎妊娠や妊娠合併症、早産の経験があるという場合には、搭乗できる期間や診断書を提出しなければならない期間も変わってきます。不安な時には、航空会社に問い合わせてみるようにしましょう。