急な用事で忙しいときは一時保育を利用して!料金、利用方法、いつ使える?

乳児や幼児の子育て中、普段は保育園を利用する必要はなくても、「この日だけでも預けることができたら」って日も出てくるかもしれません。ママ友や両親に預けられればいいけど、必ず預けられるとは限りませんよね。 そんな時に利用したいのが保育園の一時保育やベビーシッターです。ここでは、一時保育のシステムや利用できる時をご紹介します。


一時保育ってどんな時に利用できるの?

一時保育を利用できる時は大きく分けて3つ、仕事、緊急の用事、リフレッシュです。

<非定型的保育>

週に1日や2日だけパートで働くことになった場合等、親の仕事の都合により、週に数日だけ保育園を利用したい場合に、一時保育を利用できます。

 

<緊急保育>

パパ、ママやご家族が入院することになったり、冠婚葬祭等の理由で、一時的に子どもを預かってほしい時に利用できます。

 

<リフレッシュ保育>

毎日育児をしているパパやママのリフレッシュのために利用できます。子育てをしているとストレス等も溜まってしまいますよね。ママ自身が体調を崩してしまう前に、リフレッシュ保育を利用してママも気分転換することが大切な時もありますよ。

 


一時保育を利用する時は、事前にルールの確認を

一時保育を利用すれば、1日だけや週に数日、または数時間といった短期間のみ子どもを保育園や保育所に預けることができます。 利用できる回数や期間は地方自治体ごとに決まっています。一例として、神奈川県横浜市の場合の一時保育を利用できる詳細をご紹介します。

 

<神奈川県横浜市の一時保育の内容・対象児童等について>

非定型的保育の場合

対象:保護者等の就労、職業訓練や就学等により、家庭での保育が断続的に困難となる児童

利用限度:週3日 又は 月120時間以内

緊急保育の場合

対象:保護者等の疾病、入院、冠婚葬祭などやむを得ない理由により、緊急一時的に保育が必要となる児童

利用限度:1回に連続して 14日以内

リフレッシュ保育の場合

対象:保護者が育児に伴う身体的、心理的負担を解消するため、一時的に保育が必要となる児童

利用限度:1回の申し込みにつき1日以内

出典:横浜市ホームページ

 

週に利用できる限度や、利用できる期間は自治体によって異なるようです。横浜市の場合は週3日まで一時保育を利用することが可能(非定期型保育の場合)ですが、東京都目黒区では週2回までとのこと。 同じように、料金も自治体によって異なるようです。目黒区は1時間500円+食事・おやつ代。世田谷区は1日(午前8時30分〜午後5時)で3000円だそうです。

詳しくは、お住まいの地方時自体のホームページや保育園に連絡するなどして確認してくださいね。


一時保育を利用するにはどうしたらいいの?

「来週子どもを預けたいんだけど…」。急に外せない予定ができてしまい、一時保育を利用したいってなるかもしれません。でも、一時保育を利用するには、事前に利用者登録が必要なようです。 利用登録や申込期間も地方自治体によって異なります。世田谷区と目黒区を一例としてご紹介しますね。

 

<世田谷区の一時保育申込>

申込方法

住まいの地域を担当する各総合支所生活支援課へ、利用希望月の前月1日から10日までに利用登録(電話可)。その後の利用内定連絡後、3日以内に窓口で申請手続きをを行なう。

出典:世田谷区ホームページ

 

<目黒区の一時保育申込>

事前の利用者登録

利用にあたっては、事前に利用者登録が必要で、利用者登録の際に面接を実施。 利用したい保育施設に電話し、登録の日時を打ち合わせのうえ、子どもと同伴で保育施設を訪問。

申込方法

利用予定日の10日前から予約を受け付け。 施設に直接電話して予約。

出典:目黒区ホームページ

 

一時保育を利用する可能性があったら、早めに登録や申込をした方が良さそうですね。 その他、おむつは持参する必要があったり、保険証が必要だったりともします。また、保育園によって預かってくれる年齢が異なったり、保育園が定員だった場合は預けられないことも。 初めて一時保育を利用する時は、利用している時間中、安心して保育園に預けられるよう、しっかりと準備をしておきましょうね。