2017年08月01日 16:30
知育玩具やキャラクターものなど、おもちゃの種類はたくさん。どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。そこでトモママでは、おもちゃメッセンジャーの佐藤達矢さんに協力を依頼し、ママと子供で一緒に遊んで欲しいおもちゃをご紹介します。今回は、大人も子どもも驚く変化が面白いおもちゃをピックアップ!毎日おもちゃに触れているプロの目線と、おもちゃの動画を参考にしてくださいね。
子供が成長していく時に深く関わるもの、それがおもちゃです。「自分の子供のためなら、いいおもちゃを用意してあげたい」「知育玩具が子供の勉強になるならぜひ遊ばせたい」。多くのママがきっとそう思っているのではないでしょうか。
実際、子どもが楽しみながら学べるよう工夫されたおもちゃはたくさんあります。そして子どもはその感動を何度も味わいたくておもちゃで遊び、その中からたくさんの学びを得ていきます。
ただし!おもちゃメッセンジャーとして活動していると、「子供だけにこの感動を味合わせるのはもったいない!」と思えるような、面白いおもちゃにたくさん出会うんです。そこで今回は、子供も大人も一緒に楽しめ、知育にもつながる3つのおもちゃをご紹介します!
私が出会ってかなりの衝撃を受けたおもちゃです。このおもちゃはシリコンでできていて、触り心地がとてもいいおもちゃになっています。触り心地がいいと、自然と触れたくなりますよね。これは、人間を含めた哺乳類にはもとから持っている性質みたいです。
でも、ノシリスの魅力はそれだけではありません。このおもちゃにはさらに秘密があります。同じ形をしたノシリスがどのようになるのか、動画をご覧ください。
一瞬で形が変わりましたね。
実はこのおもちゃ、「ひっくり返る」という特徴を持っています。シリコン素材の柔らかい特徴をうまく活かしたおもちゃで、これに気づいた子供は何度もひっくり返したくなります。
今回の動画でやったようなひっくり返し方は少し練習が必要ですが、できると一種のマジックのようなサプライズ感を演出できます。
てんてんだまは、少しだけ回転を加えてあげて上に投げると、手のひらに落ちてくるまでに柄が変わるという仕組みのおもちゃです。かなり繊細なおもちゃではあるので、扱うのに注意が必要ですが、この投げて変わるという様は他のボールにはあまりない特徴です。
てんてんだまは1つだけでなく、複数個を用意して遊ぶのもおすすめ。お手玉のようにして遊ぶと、よりバリエーションが生まれて面白いですね。
この原理と同じおもちゃで、スイッチピッチというおもちゃがあります。こちらはあるドラマの主人公が使っていたということで話題になったこともあり、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
いずれにしろ、投げる高さや回転の加え方、縦回転、横回転など、様々な回し方によって柄が入れ替わるかどうかが決まります。微妙な力加減をコントロールしながら、変化を楽しめる、そんなおもちゃになっています。
逆立ちごまは、回り始めると段々と角度が変わっていき、最終的には逆さになるコマのおもちゃです。
このおもちゃは昔から存在しているということもあり、知っている方も多いおもちゃですが、コマの中でもかなり変わった動きをする種類のもの。
実際に回す時はある程度の回転速度がないと逆立ちしてくれないため、うまく回すことができない子供もいるのですが逆立ちしたときの様が見たくて何度も挑戦したくなります。
指は第二の脳と呼ばれるくらいに神経の集まっている体の部位なので、指を使って回すコマは脳にとっても非常にいい働きをしてくれます。
逆立ちごまのように、変化が面白いおもちゃは、それだけで子供は繰り返し遊びたくなるもの。夢中になって遊びたくなりますよ。
今回は変化のあるおもちゃということで、おもちゃメッセンジャーとしてオススメの3点をご紹介させていただきました。子供の年齢によって楽しめる度合いなどはありますが、どのおもちゃもとてもおもしろい変化をしてくれます。
人は思っても見なかった変化を見ると脳が活性化し始めます。まずは驚きから始まり、何故そうなったのかという疑問を持ち、さらにはそれを知りたいという変化がおきます。
元々人間は知識欲というものがあるので、知識欲を刺激させてくれるおもちゃというのは、それを体験した人が成長するキッカケを与えてくれるのです。
たかがおもちゃ、されどおもちゃ。
大人も子供も一緒に楽しめるおもちゃをぜひ体感してみてくださいね。
記事作成:おもちゃメッセンジャー佐藤達矢さん
おもちゃメッセンジャ―として『おもちゃのカフェ会』の活動を始め、『おもちゃBAR』『おもちゃ交流会』などのイベントを開催。企業や行政で講師としての活動や、おもちゃに関する情報のコラムなども多数執筆。現在は木のおもちゃのある空間を増やすための企画『Wood Toy Project』を推進中。 また、『ママがつながると世界がつながる(通称ママつな)』という1000人を超える団体の管理人をしている。『ママつな』では様々な専門家と組むことで様々な価値をお母さんたちに提供している。