2017年11月25日 14:00
お宮参りやお食い初め、ハーフバースデイなど、0歳~1歳の間では赤ちゃんの出産や健やかな成長を祈願するイベントが盛りだくさん。でも、こういった行事は出産するまでは知らなかったという行事もあるため「うっかりスルーしてしまった…。」と悔しい想いをしてしまった先輩ママも少なくありません。そこで、今回は赤ちゃんの誕生から1歳までにあるイベントをまとめてみました。プレママさんや新米ママさん必見ですよ!
0~1歳の赤ちゃんには、子供の健やかな成長や出産という幸せな事をお祝いするイベントが盛りだくさん。そんなイベントを
「なるべく経験させてあげたい!」
と思っているママやパパは多いですよね。
ところが、こういったイベントは、自分が妊娠をするまで知らなかったというものも多いもの。
特に、生まれて7日目の夜にはお七夜、生後1ヶ月くらいにはお宮参りと、ママの産後の疲れが癒えないうちからイベントは次々に押し寄せてきますし、赤ちゃんの祖父母がいたほうがより盛り上がるイベントもあるため、「いつどのようなイベントがあるのか」ということは妊娠中には知っておいたほうがよいですよ。
今回はそんな0~1歳の間にあるイベントについてまとめました。
赤ちゃんの最初にあるイベントがお七夜(命名式)です。
名前のとおり生後7日目に赤ちゃんの誕生と成長をお祝いする行事で、子供の名前を記入した命名書を飾ってタイやお赤飯といった祝い膳を食べるのが一般的です。
赤ちゃんのおじいちゃんおばあちゃんなど、近しい人を家に招くこともありますが、退院後の大変な時期ですので本当に身内だけでお祝いしたり退院祝いを兼ねたりしてお祝いしている家庭が多いです。
また、この時に記念に足形をとっておくという家庭も多いです。こんな命名書なら、足形や写真も一緒に飾れてよさそうですね。
●赤ちゃん命名書台紙
生後30日前後に行うのがお宮参りです。お宮参りははじめて神社で赤ちゃんの健やかな成長を願ってご祈祷してもらいます。暑い時期や寒い時期を避けて生後100日くらいでお宮参りをするという家庭もあります。
仕事がお休みの日に事前に予約しておき、家族で参拝するとよいでしょう。赤ちゃんのおじいちゃんやおばあちゃんなども一緒に参拝するのが伝統ですが、スケジュールが合わない場合は夫婦と赤ちゃんだけでご祈祷をしてもらうのもOKです。
親族にせっかく会える機会ですし、お宮参りの前後には記念撮影やお食事会をするという家庭も多いです。
近年多くなっているお祝い事が、月の誕生日をお祝いする月バースデイ。赤ちゃんが1歳になるまでは毎月赤ちゃんのお誕生日に合わせてご馳走を食べたり記念撮影をして楽しんでいるという家庭は少なくありません。
中でも特別なのが、生後3ヶ月のクウォーターバースデイと生後半年のハーフバースデイ。足形をとったり”寝相アート”という赤ちゃんで文字を作ったり特別な衣装でかわいい写真を撮るのも楽しいですよ。
出典:Instagram
お食い初めは赤ちゃんの生後100日に行うイベントで、一生食べるものに恵まれるように祈願します。家族で祝い膳を囲み、お箸を食べ物につけては赤ちゃんの口にあてるように「赤ちゃんに食べさせるマネ」をしていきますので、箸揃えや箸祝いとも呼ばれています。
祝い膳には、タイやサンマなどのお頭つきの魚に煮物や香の物、ハマグリなどのお吸い物などに赤飯やおにぎりなどのご飯といった5品を盛りつけます。そして、歯が頑丈になることを祈願するための歯固め石を香の物の器に盛りつけましょう。
出典:Instagram
歯固めは神社の境内にあるものを借りるという人が大半です。器に置く前にきれいに洗うことと、使い終わったらお返しすることを忘れないようにしましょう。
初節句は赤ちゃんがはじめて迎える節句のこと。女の子なら3月3日、男の子なら5月5日ですね。赤ちゃんの誕生日によっては初節句まであまり時間がない場合もあります。生後3か月くらいまでは次回(1歳の時)の節句を初節句にしてもOKですので無理をしないようにしましょう。
女の子の場合はひな人形を飾り、男の子の場合は鎧兜や武者人形、こいのぼりを飾り、親族で祝い膳を食べます。祝い膳には、女の子の場合はちらし寿司やハマグリのお吸い物、ひなあられ。男の子の場合はブリのような出世魚やカツオ(勝男)、チマキや柏餅が一般的です。
最近では、袴のようなお祝い着を着せて記念撮影をするという家庭も多いです。かわいいロンパースの袴も安価で売っていますので、おじいちゃんおばあちゃんにおねだりしてみるのもよいかもしれませんよ。
女の子用袴風ロンパース
はじめてのお誕生日が初誕生日。お部屋を飾り付けたりごちそうを準備して無事1歳を迎えられたことをお祝いしましょう。離乳食中の赤ちゃんでもヨーグルトを使ったケーキなどを作ることができますよ。
出典 インスタグラム
また、1歳のお誕生日は「一升餅」や「選び取り」などもある特別なお誕生日です。
一升餅は、一升の重さのお餅を子どもに背負わせて歩かせます。大抵の場合は赤ちゃんは持ちきれない上にうまく歩けず大泣きしてしまいますが、そうすることで「一生背負いきれないほどの食べ物に恵まれる」ということを祈願します。
選び取りでは、赤ちゃんの前にボールや電卓、お金や鉛筆などを置き、一番最初に赤ちゃんがどれを取るかで将来の職業や性格を占うものです。
どちらも親族が盛り上がる行事ですので、ぜひトライしてみてください!
0~1歳の赤ちゃんのイベントは、一見「こんなにあるの?」と思ってしまうほどたくさんありますよね。
どれも無理してまで行う必要はないかもしれませんが、おじいちゃんやおばあちゃんと離れて暮らしている人はこういったイベントが親族に会うよいチャンスになるかもしれませんね。
最近では飾り付けや行事を盛り上げるグッズなどもたくさんあります。せっかくなら、みんなで目一杯楽しんじゃいましょう!