2018年06月21日 11:00
2~6歳くらいの子どもの”あるある育児”といえば、「なんで攻撃」ですよね。育児本などでは「絶対に答えてあげるように」と書かれていますが、状況によっては「今教えたら(相手に)気まずいでしょ」ということや、繰り返し聞かれすぎてイラッとしてしまうことも…。今回はそんな「なんで?」の質問あるあるを集めてみました!これを読んでいつものように軽く笑い飛ばしてしまいましょう!
子どもの「なんで?」は早ければ2歳くらいのお喋りが出来るようになった頃からはじまり、6歳頃でも事あるごとに「なんで?」と質問をしてくる子どもは多いです。
そんな「なんで?」は、子どもの知識欲の現れ。せっかくの好奇心の芽をつぶさないためにも、次のようなことに注意しながら答えてあげるようにしましょう!
・質問の内容を「鋭い」「面白い」「気づかなかった」等と褒めてあげる
・なるべく知識欲が冷める前にその場で答える
・質問の答えは、具体例や子どもの気持ちも交えながらわかりやすく
・他のことと関連づけして教えると知識が定着しやすい
・考え方を誘導するのは自主的な理解がすすまないため避けて◎
・「この前教えた」「また?」というのは子どもの積極性をそいでしまうためNG。子どもが納得するまで何度も繰り返して!
でも、なるべく答えてあげるべきだとは言っても中々答えられないこともありますよね。そんな経験は”育児あるある”。
どのように乗り切ったら良いのでしょうか?実際に経験した方のTwitterと一緒に対処方法をチェックして見ましょう♪
意味不明な質問をされてなんて答えればよいのか分からないという経験は”あるある”ですよね?
息子からの質問
「魚って何から出来ているの?」すぐには答えられなかった…
えっと…
タンパク質とか…
水分とか?— ゆーみん@三日月の朝 (@yuuumin_pon) June 6, 2018
引用:Twitter
質問の内容がわからなかったら「なんでだろうね?」と丸投げしてしまいがち。
それでも良いですが、コミュニケーションを切らさないように「なんでそれを疑問に思ったのか」を聞いてみたり、「どういうこと?」と聞いてみたりするのもおすすめですよ。
また、真面目に答えず、たまにはファンシーな答えで返して一緒に笑うのも良いかも知れませんね。
「雪はなんで顔がないの?」とか言われたら、「目があったら高いお空から降ってくる時に恐いでしょ?」とか・・・。子どもの想像力も拡がりそうですね。
子どものために一生懸命答えようとしても、分からない質問をされることもありますよね。
また、普段”あたり前”だと思っていることでも改めて聞かれると「なんでだろう?」と答えに窮してしまうことも…。よくある例が「空はどうして青いの?」とかですね。
息子の「えいごでなんで言うの?」攻撃が辛い、と友達に話したら、友達は英語で論文書ける人だけど以前、友人の子どもに「ダンゴムシは英語でなんて言うの?」と聞かれて、わからなかった。と言っていた…。子どもあるあるなのかな。https://t.co/GFziWqJOdZ
— 水谷さるころ (@m_salucoro) August 22, 2017
引用:Twitter
そんな分からないことは分からないと言っても良いのだそう。「親=なんでも知っている」と思われてしまっても問題ですもんね。
「一緒に調べて(考えて)みようか?」「ちょっと考えてみよう?」と誘ってコミュニケーションにつなげてみると良いですよ。
子どもは正直&純粋ですから、「今それ聞いたら気まずい・・・。」という質問もありますよね。
小学校入学前に息子の学校のことをあれこれ知っておこうと、親子で学校に 出かけた。校長室に案内され、教務主任の先生にいろいろ質問をしていると、 退屈になった息子が8枚ほどある歴代校長の写真を見てひとこと。「この人達 って、みんな死んだ人だから飾ってあるの?」ひざが、がくがくした。
— すべらない話bot (@suberam__86550) June 7, 2018
引用:Twitter
後でだったらいくらでも教えるけれど、今聞かれても正直に教えることができない質問をすることも…。「どうしておじちゃんには髪の毛がないの?」とか、もう鉄板です。
ひとまず子どもにも面と向かっていうのが失礼だということを分からせるためにも「そういうことを言わないの!」と注意し、相手の方に謝るのが無難。
後で理由を教えるつつ「気にしていることを言われたら悲しい気持ちになるかも知れないから」と、注意された理由を教えてあげるようにしたいですね。
子どもの中には、「なんで?」と質問することでコミュニケーションをとっていたり「自分は知っているんだぞ」とかわいい自慢をしていたりすることもあります。
そのため、常に即答し続けたら機嫌が悪くなったり泣かれたりしてしまうことも。
子どものなんでなんで攻撃に即答し続けてたら泣かれました( ゚д゚)
困らせたいだけだったんだろうか。
— 冬星ジンベイ(古河模型サークル承) (@SAMURAISTAR1211) August 25, 2015
引用:Twitter
「なんで?」と聞かれたら、子どもの知識欲を満たすためにもその場で返してあげるのが鉄則ではあります。
ただ、あまりに「なんで?」攻撃が続いたり「これは本当に知りたくて聞いているんじゃないな」という空気を読んで「なんでなのか○○ちゃんは知っているの?」とのってあげるようにするといいですよ。
子どもはインプットだけでなく、アウトプットして「凄いね」と褒められることでもっと頑張ろうと努力してくれますよ。
なるべく答えてあげたいけれど、なんでもかんでも全部「なんで?」と聞かれるとちょっと困りますよね。
子どもの「なんで」「なんで」攻撃にやられてる。なんでもなんで、ばっかり。何かいえば、もれなくなんで。理由のないことにもなんで。
正直参ってる。— Zoe@8/26久留米HF【33】 (@zoehan_z) January 21, 2017
引用:Twitter
子どももコミュニケーションの一環として安心して「なんで?」と言っているのかも。いつもちゃんと一生懸命向かい合って答えてあげているからこその反応ですね。
知的好奇心がグングン伸びていると思って笑ってあげたいですね。
ただ、「なんで?」と聞かれ続けると疲れてしまうので、あまり続くようなら「ママはもう疲れちゃった」と言ってしまっても良いかも。
図鑑などで自分で調べられるようになるとちょっと落ち着いてきますから頑張りましょう!
イラスト:赤星ポテ子さん
広告制作会社・IT業界を経て、不妊治療を機にフリーランスのイラストレーターに。コミックエッセイを中心にCM制作、コラム連載など幅広く活動。自身の不妊治療・妊娠・出産の経験を描いた著書「ベビ待ちバイブル」「マンガ解説 よくわかる! 妊娠と出産」も出版。
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