2017年05月20日 18:00
妊娠中のイベントと言えば、『戌の日』が有名です。戌の日は日本独自のイベントで、無事に元気な赤ちゃんを出産できるように安産祈願します。現在では半分くらいの妊婦さんが戌の日をしているそう。これは、いつ、どこで、どのようにすればいいのでしょうか。今回はその時期や場所、方法についてまとめました。元気な赤ちゃんを産むためにもチェックしておきましょう!
日本の安産祈願で有名なのが『戌(いぬ)の日』です。『戌』とは『犬』のこと。犬はお産が軽く、子どもをたくさん産むことにあやかった行事がこの戌の日で、神社にお参りしてご祈祷をしてもらったり岩田帯というさらしの帯を腹帯(はらおび)として巻いたりして安産を祈願します。
そんな戌の日に一緒にお参りする人には特に決まりはありません。妊婦さんの多くは両家の親や母と2人、夫婦2人など、親族や家族とお参りをしているようです。
行うタイミングは妊娠5ヵ月目の戌の日です。戌の日は暦で決まっており、12日に一度、戌の日が訪れます。下に2017年、2018年の戌の日をまとめましたので、確認してみましょう!
戌の日の安産祈願は、お寺や神社で受けることができます。
安産のご祈願ができる神社やお寺は全国にたくさんあります。近所の神社でももちろんOKですが、水天宮や日枝神社、子安神社などは安産祈願で有名な神社で、ご利益があったという人も多いのだとか。
戌の日の安産祈願は、お参りやご祈祷、腹帯やお守りの購入をします。これはどれもしなければならないわけではなくて、例えば「お参りと腹帯やお守りの購入だけ」とかでもOK。
妊婦さんはまだ安定期に入ったばかりですので、ムリはしないようにしてくださいね。また、「平日は仕事をしていて都合がつかない」ということもありますよね。多くの神社では代理も受けつけてくれていますので、家族にお願いしてご祈祷やお参り、お守りの購入をしてもらうのもいいですよ。郵送で安産祈願をしてくれるという神社もあります。
御祈祷の時には腹帯が必要になりますが、この腹帯は神社で購入しなければというところもあれば持ち込み可のところもあります。
安産祈願のご祈祷をしてもらうには、ご祈祷の予約申し込みをしておかなければなりません。
「ご祈祷の予約は電話で」という神社も多いです。しかし、神社によっては「便箋や申込用紙に戌の日のご祈祷を受けたい旨を記入して、初穂料を添えて現金書留で送る」という神社もあります。安産祈願をしてもらいたい神社のホームページで確認してみましょう。
戌の日の安産祈願にかかるお金としては、初穂料は3000円程度、腹帯は3000円程度、お守りは1500円程度になります。
初穂料は受付の際に支払うことが多いです。
「戌の日っていうくらいだから、戌の日じゃなきゃ受けられないの?」と思っている人もいると思います。多くの神社では、戌の日以外でもご祈祷を受け付けていますので安心してください。
大安や土日祝日の場合、戌の日にお参りしようとすると神社がとても込んでしまっていることもあり、人気の神社では「2~3時間待ち」ということも…。
安産祈願のご祈祷は妊娠5ヵ月目ならいつでもOKですので、体調などにも気をつけながら参拝する日を決めましょう。
清瀬にある水天宮で安産祈願してきました〜〜!戌の日じゃないから、主にお宮参りの赤ちゃん連れがいっぱいでした?❤️私も無事に産んでまた来るぞ〜〜 pic.twitter.com/dwh5ZUP1m0
— はちはち?21w (@88hchc) May 3, 2017