2017年07月31日 20:00
お腹の中に赤ちゃんがいるときに脳に刺激を与えてあげることを胎教と言い、赤ちゃんやママによい効果が期待できることから多くのママが妊娠中に胎教をしています。でも、いつからどんなことをすればよいのか、胎教にどんな意味があるのかがわからないという人もいますよね。そこで、胎教を行う時期や内容、効果的に胎教をするために気をつけたいポイントについてお話したいと思います。
お腹の中の赤ちゃんに刺激を与えてあげる胎教は、生まれてきた赤ちゃんを育てやすくなるなどのよい効果が期待できると言われており、多くの妊婦さんが取り組んでいます。
胎教を行うとどのような効果が期待できるかについては、次にあげることなどの効果がよく言われています。
これらは実は科学的に証明はされておらず、実際に胎教をしていても夜泣きをするケースもあります。
しかし、赤ちゃんはお腹の中にいるときから音を聞いたり記憶したりしているというのも事実。ママがリラックスすることで赤ちゃんに良い影響が与えられるという効果は確かなようです。
ほとんどの妊婦さんが何らかの形で行っていると言われるのも納得ですね。
赤ちゃんの胎教はどのようなことをするのでしょうか?
代表的な胎教の内容には、次のようなものが挙げられます。
胎教のメニューによって効果も変わってきます。
たとえば、朝晩「おはよう」や「おやすみ」と話しかけたり、絵本を読み聞かせてあげたり歌を歌ってあげたりすると、ママの声も認識してトントンと答えてくれるようになるかもしれません。また、歌は「赤ちゃんが泣いているときに胎教で歌っていた歌を聞かせたら泣き止んだ」という先輩ママもいます。もしかするとお腹の中にいるときの安心感が得られるのかもしれませんね。
そういった意味でもなるべく言葉や歌を使った胎教はしておきたいですね。言葉では、英語が話せる子供になってほしいと考え、英語の歌を歌ったり、聞かせたりするケースもありますよ。
マタニティヨガやマタニティスイミングのような、妊娠中に無理なくできる運動も胎教によいと言われています。体重のコントロールなどママの体調管理もできますし、ストレス発散にもなりますのでおすすめですよ。音楽や映画鑑賞も、同じようにストレス発散やリラックスにつながります。
赤ちゃんの胎教はいつからはじめればよいのでしょうか。実は、厳密に「いつはじめる」というのが決まっているわけではありません。
人によっては「早ければ早いほどよい」という意見もあって、お腹に赤ちゃんがいることがわかった妊娠2~3ヶ月くらいからスタートしている人もいます。
確かにそれくらいからリラックスして生活ができれば良いかもしれませんが、安定期に入るまではあまり運動もオススメできませんし人によっては悪阻でそれどころではなかったりもしますよね。
そのため、赤ちゃんの聴覚や脳などが発達してくる妊娠5~7ヶ月くらいからはじめるという人が多いようです。赤ちゃんは妊娠5ヶ月目で聴覚が発達し、妊娠6ヶ月~7ヶ月くらいから脳にシナプスが作られはじめ、記憶力が備わってくると考えられています。
効果的な胎教をするために気をつけたいポイントは3点あります。
胎教は「ママが好きでリラックスできること」をするのが大事です。どんなに効果的なことでも、ストレスを感じるようなら意味がありません。
妊娠中のストレスを感じると、アドレナリンが赤ちゃんにも伝わりますので、幸福感を感じられたり穏やかでいられたりするものを選ぶようにしましょう。
最近日々のストレスがやばい。胎教に絶対に良くないよな~。ごめんよベビたん
— RIC♡M (@LvChantsuu) July 26, 2017
出典:Twitter
特に運動で胎教したい時には、安全第一で行うようにしましょう。お腹に張りがあるときには無理せずお休みをするようにしましょう。
「スタートする時期を過ぎてしまったら意味がないの?」と胎教を始める時期を気にする妊婦さんもいるかもしれません。過ぎていても、焦ることはありません。「したい」と思ったときが始めどきです。
妊娠後期では赤ちゃんの胎動もよくわかるようになりますので、より身近に感じられ、胎教にはまってしまうかもしれませんよ。
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