2023年07月15日 00:00
ジョイントマットは厚手なうえに、つなげるだけで簡単に敷けるのが魅力です。カラフルな色合いのものやパズルのようなデザインもあり、キッズスペースにはよく活用されます。しかし「マットの下に汚れが溜まる」「子どもがバラバラにしてしまう」といったデメリットもみられ、使用をやめたという人も。そこで本記事では、ジョイントマットをやめた理由や代わりに使えるアイテムをまとめました。赤ちゃん・子ども用のマットを選ぶ際のポイントやラグ、カーペットなどを使った代用アイデアについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ジョイントマットはクッション性が高いうえに、手軽に敷けるため、リビングや子どもとの遊び場に利用している人は多いですよね。しかし実際に使ってみると、不便に感じることも。今回は、ジョイントマットをやめた理由として挙げられる5つのデメリットをご紹介します。
ジョイントマットの裏面にはずれないよう滑り止め加工がされていますが、子どもが走り回るとゆるみやすく、つなぎ目は簡単に離れてしまいます。つなぎ目に隙間ができるとそこからゴミやホコリが入るため、マット下に汚れが貯まりやすく、こまめな掃除が必要です。マットのズレや隙間が気になる人は、使いづらいと感じるかもしれません。
ジョイントマットは軽い力でつないだり、外したりできるため、子どもがおもちゃ代わりにバラバラにしてしまいます。とくに子ども向けとして数字やイラストがパズルのようになっているタイプのジョイントマットは、元通りに敷き直すのがとても大変です。また赤ちゃんは、ジョイントマットの端部分をはずして舐めたり、かじったりしやすく、誤飲誤食にも注意しましょう。
ジョイントマットはつなぎ目が離れやすいため、子どもが飲み物をこぼすと隙間から流れ、床が濡れる可能性があります。ジョイントマット自体の手入れは簡単ですが、液体がこぼれた場合は表面の拭き取りだけでなく、マット下の掃除もしなければなりません。掃除後はカビの発生を防ぐため、しっかりと乾かさなければならず、少し手間がかかります。
ジョイントマットの下を掃除するには、マットをすべて外す必要があります。スペースが狭ければすぐに掃除できますが、リビング全体に敷いている場合はマットを外すだけでもかなり時間がかかってしまいますよね。またマット裏面にも静電気により、ゴミやホコリが付着します。床面だけでなくマット自体も洗わなければならないため、こまめに床を掃除したいという人には不向きです。
ジョイントマットは、子どもに合わせたカラフルなデザインが多く販売されています。色味はかわいらしいですが、部屋の雰囲気に合わないと感じる人も多いですよね。ホワイトやベージュなどナチュラルなカラーもありますが、種類はそこまで豊富ではないため、好みのものがなかなか見つからないことも。部屋のインテリアにこだわる人は、他のタイプのマットを検討するのもよいでしょう。
赤ちゃんや子どもが過ごす部屋には欠かせないマットですが、さまざまなタイプが販売されており、どのように選べばよいのか迷ってしまいますよね。ここではマット選びの際に着目してほしい、下記4つのポイントをまとめました。部屋で安全かつ快適に過ごせるように、ぜひチェックしてみてください。
赤ちゃん・子ども用マットを選ぶ際にまずチェックしてほしいのが、クッション性です。とくにつかまり立ちをはじめる生後6〜7ヶ月頃の赤ちゃんはまだ姿勢が安定せず、転倒する恐れがあります。体を打ちつけても痛くないよう、厚み・弾力があるかを確認しておきましょう。
お昼寝で汗をかいたり、食べ物や飲み物をこぼしたりと、子どもが過ごすマットはよく汚れます。清潔を保つためにも、手軽に洗えるものを選びましょう。はっ水加工が施されているマットであれば水拭きで汚れを落とせるので、手入れの手間を減らしたい人にはおすすめです。
子どもが長時間触れるマットは、衛生面にも気をつけたいところ。とくに月齢の低い赤ちゃんはマットとの距離が近いため、ウイルスの付着やダニの発生を抑える機能が付いているとより心地よく過ごせます。マットを毎日洗うのは大変なので、きれいな状態を維持するための配慮がされていると便利ですよ。
マンションなどの集合住宅では、子どもの足音やおもちゃで遊ぶ音が周囲に響かないか不安に感じますよね。厚手のマットであれば衝撃を吸収し、防音効果が期待できます。周囲への騒音を軽減したい人は、厚みに着目して選ぶとよいですよ。
ジョイントマットを使わない場合、赤ちゃん・子どもが過ごす部屋にはどんなマットが適しているのでしょうか?ジョイントマットの代わりとなるマットには、下記の3種類が挙げられます。それぞれの特徴を詳しくみていきましょう。
ラグ・カーペットは、柔らかい肌触りが魅力です。大判タイプも販売されており、部屋全体に敷きたいという人にも向いています。デザイン・形状の種類も豊富なので、部屋の雰囲気に合わせやすいですよ。
プレイマットは、はっ水性があり、水や汚れに強いのが特徴です。食べ物や飲み物をこぼしても簡単に拭き取れるため、手入れを楽に済ませられます。子ども向けのデザインも多く、リビングの一部にキッズスペースを確保したいときにも便利です。折りたたんで収納できるため、使うときだけ敷くこともできますよ。
ロールマットは、部屋のサイズにぴったり合わせて敷きたい人におすすめです。クッション部分に厚手の素材を使用しているものが多いため弾力があり、赤ちゃんが転倒しても頭を打つなどケガの心配は少ないといえます。
ジョイントマットの代用には、ラグやカーペット、プレイマットが役立ちます。今回は、ジョイントマットの代わりとして使える、おすすめのマットを5つご紹介します。素材やタイプの違うマットを集めたので、好みのデザインがないかぜひチェックしてみてください。
出典:楽天市場
表は車や動物などのかわいらしい柄・裏面はシンプルな木目調がデザインされたリバーシブルタイプのプレイマット。表面ははっ水仕様となっており、食べ物や飲み物をこぼしてもすぐに拭き取れます。厚さ8mmとクッション性もあるため、防音効果が期待できるのも魅力です。使わないときは折りたたんで、コンパクトに収納できますよ。
◯商品情報
出典:楽天市場
心地よさを追求して作られた、折りたたみ式のプレイマットです。厚さは4cmと分厚く、保温・断熱効果を備えています。耐熱試験もクリアしており、床暖房の家でも使用か可能です。ほどよい硬さのクッションを採用しているため沈み込みすぎず、赤ちゃんの体をサポートします。プレイマットはもちろん、お昼寝用マットとしても役立ちますよ。柄のないシンプルなデザインなので、インテリアにこだわる人にもおすすめです。
◯商品情報
出典:楽天市場
天然大粒コルクを使用した、ジョイントタイプのコルクマット。ジョイントマットの悩みであるつなぎ目がぴったりとくっつくため、ゴミが入り込みにくくなっています。裏面にはクッション性のあるEVA素材が使われており、音や振動を軽減できるのもポイント。汚れも水洗いでき、清潔に使い続けられます。ナチュラルなデザインが好きな人にぴったりです。
◯商品情報
出典:楽天市場
厚さ20mmの低反発ウレタン入りのラグマットです。表面にはさらっとした触り心地のマイクファイバーを使用しており、肌にもやさしく作られています。はっ水加工も施されているため、飲み物をこぼしても染み込みにくく、簡単に手入れできます。柔らかい素材で作られているので、使わないときは小さく折りたたんで収納しておけますよ。
◯商品情報
出典:楽天市場
弾力のあるPE素材をクッションに使用した、ロールタイプのマット。表面はPVC素材で触り心地がさらっとしており、快適に過ごせます。裏面には滑り止め加工が施されているためずれにくく、子どもの転倒を防止できるのも利点です。カッターで裁断できるため、サイズは部屋の大きさにあわせて簡単に調節できますよ。
◯商品情報
SNSなどを見ると、ジョインマットの代わりにラグやカーペットなどをうまく活用して、子どもの遊ぶスペースを作っているご家庭が多いこともわかりました。先輩ママのすてきな部屋やアイデアを、Instagramでのぞいてみましょう。部屋のレイアウトを考える際の参考にしてみてください。
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ロードマップデザインのラグ、とてもかわいい♡お持ちのミニカーやフィギュアで、時間を忘れ夢中で遊んでくれそうですね!モノトーンのキッズラグなので、子どもっぽいデザインが苦手だというご家庭にもいいかもしれません。
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こちらは、カラフルなキッズラグ。くじらにサメ、エイやイルカ、タツノオトシゴまで!いろいろなおもちゃと組み合わせて、ごっこ遊びができそうですね。子どもの想像力を高めてくれそうな楽しいラグです☆
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サッカーコート柄のラグなんてあるんですね!芝生やコートの色を連想させるきれいなグリーンもすてき♪サッカーが好きでたまらない!というご家庭におすすめのラグです。
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サッカーボールのデザインが何とラグに!遊び心あふれる国産ハンドメイドデザインのラグです。サッカー少年の子ども部屋には、ぴったりですね♪
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グレーとブルーの配色がすてきですね♪ジョイントマットと同様に、タイルカーペットも色の組み合わせが自由。足音やおもちゃを落とす音、床を傷つける心配もありません。汚れても外してすぐに洗うことができるのも便利です。
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暖かそう♪ベージュのニット柄とグレーのもこもこしたカーペットの組み合わせは、見るからに気持ちよさそうです。寒い季節と暑い季節で、さっと交換できるのもいいですね!
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子どもが少し大きくなったら、シャギーラグを敷いてみてはいかがでしょうか。毛長のふわふわラグに座ると、まるで雲の上にいるような気分になりそうですね。子どもも、遊びながらウトウトとうたた寝しちゃいそう。
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アンパンマンのおもちゃで一生懸命に遊んでいる姿がかわいい♡こちらのお家は、白黒のモノトーンインテリアが中心。クールなモノトーンの中に、ふわふわなジャギーラグが入ると、温かみが出てすてきですね♪
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こちらは、モダンなデザインが人気の「レシエ」というラグ。幾何学模様の絵柄がとてもおしゃれ♪敷いているだけで、お部屋のランクがアップしたような気持ちになりそうです!落ち着いたインテリアがお好みのご家庭にいかがでしょうか。
ジョイントマットは子育て中の家庭にとって使い勝手がよい反面、ずれやすいなどのデメリットがあり、敷くのをやめる人も多くいます。赤ちゃん・子ども用のマットは、クッション性が高く、手入れが簡単なものを選ぶのがポイントです。抗菌・防ダニ効果のあるものだと、衛生的に使い続けられます。ジョイントマットの代わりには、ラグやカーペット、プレイマットを敷くのがおすすめです。好みのマットを見つけて、家族が快適に過ごせる空間を作りましょう。
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