2017年04月30日 10:36
妊娠中にお腹に赤くひび割れたような線がいくつも現れるのが妊娠線です。赤ちゃんが立派に育っている証とは言え、なるべくなら妊娠線が付かないほうがよいという妊婦さんは多いです。そんな妊娠線ですが、オイルやクリームなどできちんとケアをすることで予防できるのをご存知ですか?ここでは、妊娠線がどうして現れるのか、またそのケア方法についてお話したいと思います。
妊娠線の正体は、「皮膚組織の断裂」だそうです。妊娠線は赤ちゃんが順調に育った証ですので”母の勲章”とも言われていますが、ママとしては妊娠線なんてないほうがよいですよね。この妊娠線は一度できると消えることはなく、産後では白いナメクジが這ったような跡になってしまうのです。
妊娠線ができる原因は、妊娠中の急激なお腹のふくらみと、ステロイドホルモンというホルモンが活性化することにあるそうです。ある日、パックリと皮下組織が切れ、妊娠線ができてしまいます。妊娠線ができる瞬間には痛みがなく、「気づいたらできていた」という方も多いようです。一度できてしまった妊娠線を目立たなくする方法は、レーザーや薬などの治療があります。
一度できてしまうとなくならない妊娠線ですが、予防する方法があります。
の2つです。これらの予防を早めに行うことで、妊娠線が出ることがなかった方も多くいらっしゃるそうです。それぞれの予防方法について詳しく見ていきましょう。
病院でも、体重の増えすぎについて耳がタコになるほど聞いている妊婦さんも多いでしょう。赤ちゃんの成長スピードはある程度決まっていますので、もしも想定以上に体重が増えすぎている場合は、「ママが太っている」ということになります。太りすぎると妊娠高血圧症の原因となり、赤ちゃんに良くないのと同時に、お腹も必要以上に膨らむため妊娠線が現れやすくなってしまいます。
妊娠線の予防のためにも、妊娠中の体重はきちんとコントロールしましょう。体重のコントロールは、食事や適度な運動、規則正しい生活が基本になります。
妊娠線の予防には、コラーゲンがある皮膚の下の真皮層までの保湿が重要です。そのため、専用のオイルやクリームを使ったマッサージや美容液を使うことがすすめられます。
<マッサージ方法>
マッサージのポイントは、優しく撫でるようにマッサージをすることと、お腹が張っているときには無理をしないことです。また、妊娠線はお腹以外にもお尻や太ももにできてしまうことがあります。そんな時にも、オイルやクリームを使ってリンパマッサージをすると良いでしょう。むくみの解消にもなりますよ。
妊娠線を予防するオイルやクリームについては、下記をチェックしてくださいね。
妊娠線の予防は、体重に関しては「妊娠がわかってから」ですが、マッサージに関しては目に見えてお腹が大きくなってくる「妊娠6ヵ月頃から」行うのがおすすめです。特に、お腹はどんどん大きくなってきますので、臨月に近づくにつれてマッサージは念入りに行うようにしましょう。
マッサージをしていると、「お腹にいる赤ちゃんとの幸せの時間」を得ることもできます。お腹にいる赤ちゃんは、マッサージをしているとトントンと蹴ってくれたりモゾモゾと動いたりと、とても可愛らしい反応をしてくれますので、幸せなひと時を過ごすことができますよ。