2017年04月29日 11:30
妊娠週数が経過するにつれて、「ママになる日が近づいている」という実感がますます強くなってくる妊婦さんも多いのでは^-^。しかし、はじめて妊娠した女性の悩みで意外と多いのが「妊娠週数の数え方がいまいち分からない・・・」というものです。妊娠週数は出産予定日を知ることができるだけでなく、赤ちゃんやママの健康をチェックするうえで重要なもの。今回は、妊娠週数や計算方法について詳しくお話していきますね。
WHO(世界保健機構)によって妊娠週数は、「正常妊娠持続日数は280日」「28日を妊娠歴の1ヶ月と定め、妊娠持続を10ヶ月とする」「7日を一週と定め、妊娠持続を40週とする」「妊娠満週数で数えることとする」と定められています。何か難しそうですね^_^;
簡単に言うと妊娠週数は、「最後に生理が来た初日(最終月経開始日)」から数えます。つまり、最終月経開始日を妊娠0日目とし、妊娠0〜6日目を「妊娠0週」、妊娠7〜13日を「妊娠1週」として計算していくのです。
最終生理開始日が妊娠週数の開始点になることは、先ほどお話ししました。出産予定日は妊娠40週0日目になります。
つまり出産予定日は、現在の妊娠週数から40週0日目になる日を計算することで知ることができます。
しかし、一日ずつ数えるのは、かなり面倒・・・。そこで、「ネーゲレ法」という簡単な計算式がありますので、ご紹介いたします。
例を出して一緒に確認してみましょう。
<最終生理開始日が1月1日の場合 >
出産予定月=1+9=10(月)
出産予定日=1+7=8(日)
10月8日が出産予定日です。
<最終生理開始日が8月28日の場合>
出産予定月=8-3=5(月)
出産予定日=28+7=35(日)
ここで注意すべきは、5月は31日までということ。
よって、35-31=4(日)
6月4日が出産予定日です。
「ネーゲレ法」は生理周期が28日の人を基準にしています。周期が28日よりも短い方、長い方、また生理不順の方の場合、修正が入ることがあります。
また、パンパースのホームページには、妊娠週数を計算して出産予定日を出してくれるページがありますので、確認してみてくださいね。
妊娠8〜11週くらいの時期に、妊娠週数が変更されることがあります。生理周期が大きく違っていることが判明したり、最終生理開始日を勘違いして医師に伝えていたというケースです。
また、妊娠約8週~11週までの赤ちゃんは、成長について個人差がほとんどないそうです。エコー検査で胎児の頭からお尻までの長さや、胎児を包んでいる胎嚢(たいのう)と呼ばれる袋の長さを医師は確認します。そこから、妊娠週数を再度計算し直し、はじめに告げた出産予定日と差がある場合は変更されることになるようです。
いまは、ほとんどの人がスマホやタブレットを持っている時代です。妊婦さんをサポートしてくれる心強い「アプリ」もたくさん出ていますよ^-^
夫婦で妊娠記録・妊娠日記を共有できるアプリ「トツキトオカ」は特に人気のアプリ。赤ちゃんの成長過程や仕草のイラストは、何と280ポーズもあります。“妊娠週数”に合わせてイラストが成長する可愛くて癒やされるアプリです。
他にも、妊娠中に役立つアプリは本当にたくさんありますので、自分に合ったものを見つけて快適なマタニティライフを過ごしてくださいね♪
「トツキトオカ」ダウンロードURL
妊娠週数や出産予定日はあくまで目安。
実際に赤ちゃんが誕生するのは、出産予定日より早まることも遅くなることもあります。出産予定日と実際の出産日には誤差があったと聞くことも多いですからね^_^;
“妊娠週数”は日々の生活の目安としてチェックしましょう。
可愛い赤ちゃんと対面できる日を楽しみにしながら、あまり神経質にならず、穏やかなマタニティライフを過ごしてくださいね。